第36話 おにぎりと英知の園

 
(オープニング)
 
シュウト  ぼくはシュウト!
ラクロアについたぼくたちは、石化されていたリリ姫を助け出した
だけどその途中、元気丸や爆熱丸が、ガンダムサイから落ちてしまったんだ
大丈夫だと思うけど、今ごろどうしているんだろう、いったいどこにいるのー?
ぼくたちは、白バグバグを増やす方法を見つけるため、伝説の英知の園という場所に向かってる
必ず合流できるよね!
   
シュウト  「おにぎりと英知の園」
 
シュウト  姫ー!姫ー?ひーめー!
おっかしいなあ、どこ行っちゃったんだろう……
姫ー!ひーめー!
 
リリ姫  はい、デスサイズ様、計画は順調に……石化を解く白いバグバグも手に入れました
デスサイズ  「よくやった、未だ気づかれてはいまいな?」
リリ姫  はい、この艦(ふね)は英知の園へ向け……
シュウト  あ!いたいた、姫!
リリ姫  アッ!
シュウト  どうしたの?こんなところで
リリ姫  あ、あの……
シュウト  ああ、ひょっとしてまた、迷っちゃった?
リリ姫  ええ、そうなんです、ああ……
おなかが、空いてしまって……それで何か食べ物を頂きに行こうと思ったのですが
シュウト  ええ!大丈夫?
リリ姫  ええ、まあ……
シュウト  あ、そうだ!いいこと思いついた!
 
翼の騎士(ナイト)ゼロ  ムゥ……ウーム……
キャプテンガンダム  追っ手はないようだな
ゼロ  ウーム!修理の状況は!
ライミ  「65.25%まで完了、24時間以内に、完全な状態に戻ると予測されます」
ゼロ  それまでデスサイズが黙ってるとも思えんが……
キャプテン  警戒を続けよう
ところで、リリジマーナ姫は?
ゼロ  シュウトが見ていてくれてるのだが……
ウーム、こんな状況でなければ私が姫のお世話をするところをー!あああ、心配だー!
姫に、何か無礼があったらどうしよう……
あああ!居ても立ってもおられんー!
キャプテン  ……
 
シュウト  それでもないこれでもないこれでもない
アアー!どれだどれだどれだー!
リリ姫  あの、本当にもう結構ですから……
シュウト  いいからいいから、待っててね!
今とっておきのごちそう作るから!
わあ!アイタ!ああ……ウ……うわ!
クソッ、元気丸の仕業だなー!
イメージ:元気丸  「ベロベロベー!」
シュウト  クーッ!負けるもんかー!トリャア!クソ!
あー、イテテテテ!イテ!
リリ姫  あのー……
シュウト  あ、クソ!元気丸めー!
コレでもないコレでもない……アイテテテ!イテ!イテーよソコちがうってー!これじゃないあれじゃないー!
リリ姫  ウフッ!ウフフ!
 
キャプテン  少し、機械室の様子を見てくる
ゼロ  わあ待て!私も行く!
 
ゼロ  やはり姫のことが心配だ!
今ごろきっと、不自由な思いをなさっているに違いない!
あのような高貴な女性のお相手とは、誰にでもできるものではないのだ!
キャプテン  そういうものなのか?
ゼロ  そーなのだ!
やはり私のように騎士(ナイト)道を極めた者が姫のお側には絶対に必要……
シュウト  ヘヘ、ヘヘヘ……それでね、ゼロったら……!
リリ姫  まあ!ウフフフ!
シュウト  アハハハ!
ゼロ  シュウト、何をしてるのだ!
シュウト  ハァ? エヘ!ないしょないしょ!
リリ姫  ゼロ、ご苦労様です
シュウト  エヘ!
 
ゼロ  ウオッ!!あ、あ……
キャプテン  ゼロは必要ないようだな
 
シュウト  エッ……よっと……はっ……ふっ……
できたー!はい!
リリ姫  ああ……あの……これは?
シュウト  おにぎりっていうんだ、どうぞ
リリ姫  あ……おにぎり……
シュウト  そう!おいしいよ!ハグ!ングング……
わあ、おいしい!ングング……
リリ姫  あ……
シュウト  はー、われながらいい出来!本当はママが作ったのが一番おいしいんだけどね
リリ姫  ママ……おかあさんですか?
シュウト  うん、ネオトピアと連絡つかなくなっちゃったから、ママ、心配してるだろうな……
 
回想:シュウト  「たかいたかーい!」
回想:ナナ  「アハ!アハ!」
回想:シュウト  「たかいたかいたかーい!」
回想:ナナ  「アウー……」
回想:マーク  「ハッハッハッハ」
回想:けい子  「ほおら!」
 
回想:けい子  「あら!みんなで出かけるの?」
 
シュウト  パパやナナも元気にしてるかな……
リリ姫  大丈夫。
シュウト  え?
リリ姫  大丈夫!きっと、みんなの元へ帰れますよ
シュウト  ……うん!そうだよね!
リリ姫  フフ……うん!
シュウト  フフ……実はね、ぼくラクロアにも友達がいるんだ
 
回想:シュウト  「なんとかならないの!」
 
シュウト  それで、その子たちにも約束したんだ、いつかネオトピアの食べ物をごちそうしてあげるって
だから、絶対にラクロアを、元の平和な世界に戻さなきゃいけないんだ!
大丈夫!きっと、全部うまくいくよ!
姫も絶対にしあわせになれる!
ぼくもキャプテンも、みーんな、仲間だからね
リリ姫  そう……そうですね……
 
ゼロ  「姫、ブリッジへお越し下さい」
 
シュウト  どうしたの!?
ライミ  「指定の座標に近づきました」
ゼロ  ここからは、案内をお願いいたします、姫
リリ姫  う……
 
ゼロ  おお、あれは!
キャプテン  足跡のように見える
ゼロ  そんなことはわかっている!
私が言いたいのはだなあ!
リリ姫  足跡です
ゼロ  ハ!?
シュウト  ええっ?
ゼロ  た、確かに、足跡ですが……
リリ姫  9、10、11、12、13……あそこ、
あの中に下ろしてください
シュウト  行こう!キャプテン
キャプテン  了解
 
シュウト  うわー……
 
シュウト  本当にこんな所に何かあるの?
リリ姫  あそこです
シュウト  んー?
 
シュウト  エエッ!こ、ここが?ハー……
……柱、だけ?
 ゼロ 姫、これはいったい……
キャプテン  ム!
ダークポーンリーオー  「ポーン!」
キャプテン  ウ!
 
シュウト  ああっ!
キャプテン  危ない!
 
ゼロ  ウッ、何!?
ダークポーンリーオーたち  ポーン、ポンポンポン……ポンポンポンポン!
 
キャプテン  シュウトはリリジマーナ姫を
シュウト  わかった、さ、姫!
リリ姫  ええ……
 
ゼロ  いくぞ!
キャプテン  ウム!
 
ダークポーンリーオーたち  ポ、ポーン!
キャプテン  フッ!
ダークポーンリーオーたち  ポーン!ポーン!
 
キャプテン  私は特例として、武装火器の使用を許可されている!
 
キャプテン  フッ!
 
ゼロ  ヴァイオレット・トルネード!
ダークポーンリーオーたち  ポーン!ポン、ポン!
ゼロ  フッ……美しくない者達だ、そのような姿、我が姫の前に二度と見せるな!
しかし、なぜこいつらがここに……
 
キャプテン  ハッ!
ダークポーンリーオーたち  ポーン!
キャプテン  ハッ!
ダークポーンリーオーたち  ポーン!ポン、ポン……
 
シュウト  がんばれー!キャプテン!ゼロー!
大丈夫、あんな奴らにキャプテンたちは負けやしないから!
ガンバレーィ!
 
リリ姫  アアッ!
ダークポーンリーオー1  ポンポーン!
リリ姫  ッ、危ない!
シュウト  うわっ……アアッ!
ダークポーンリーオー1  ポーン!
 
キャプテン  アッ!
ゼロ  姫ーッ!
ダークポーンリーオー1  ポンポーン!
ゼロ  姫ーッ!!
 
リリ姫  ウ……キャアーッ!!
 
  (アイキャッチ)
 
シュウト  ああっ!
ダークポーンリーオー1  ポーン!
キャプテン  ウッ!
ゼロ  姫ッ!
ダークポーンリーオー  ポーン!
リリ姫  ウ……キャアーッ!!
シュウト  ウォーオオッ!!
ダークポーンリーオー  ポーン……オオッ!ウウ……
シュウト  エイッ!
ダークポーンリーオー1  ポ、ポ、ポーン!オオオ……
シュウト  大丈夫!?
リリ姫  ええ、シュウトさんも?
シュウト  平気だよ、こんなの!
 
キャプテン  ア……
キャプテン・ゼロ  ウム!
 
リリ姫  フフ……、う……
 
シュウト  ああっ!
リリ姫  英知の園を司りし、全知全能の神よ
封印されし知識の扉、今、我が前に開き給え!
 
シュウト  あ、あ、なに!じ、地震!?
キャプテン  いや、この揺れは……
シュウト  お、お、うわ、ウワー!あ、あ、ウウ……
ウワーッ!!
 
シュウト  ハァー、ああ……
 
ゼロ  こ、これは!
キャプテン  ここが……英知の園!
シュウト  すっごー……!
でも、手がかりったってどこを探せば?
キャプテン  とりあえず、手分けして探そう
 
シュウト  あ……ウン……
 
シュウト  ああ、ウウ……うわ!
 
シュウト  ウワー……
 
キャプテン  これは……文字のようだな
ゼロ  まさしく、古代の魔法文字だ
キャプテン  読むことは可能なのか?
ゼロ  いや、私でも全ては……
キャプテン  リリジマーナ姫は?
リリ姫  あ……私にも、全部は
 
シュウト  あれは?
ゼロ  この世界の、精霊達の序列を表した物らしいな
シュウト  ンンがいっぱいいる
ゼロ  上にいくほど位の高い精霊のようだ
シュウト  あ!……ねえゼロ、あれ、フェンだよね?
ゼロ  フェイゼラ……
うむ、間違いない、フェザードラゴンだ
シュウト  うわー、あんな上にいるなんて!
やっぱりすごいんだなー、フェンは……
あれ?あの精霊……ほら、フェンの隣に並んでいるやつ、フェンにそっくりだ
ゼロ  スティアラ……スティール……スティールドラゴン?
キャプテン  フェンと対(つい)になっているようだな
ゼロ  ああ、対等の力を持つということか
あのような精霊、聞いたこともないが
シュウト  その上にもう一体いる、あれが……いちばん強いって事?
ゼロ  らしいな、ス、スパイ……ウ、私には読めないが
リリ姫  スペリオルドラゴン……
シュウト・ゼロ  ンン?
ゼロ  スペリオル……ドラゴン?
 
キャプテン  ム?……エネルギー反応がある
 
シュウト  わー……でっかい扉……!
キャプテン  推定、18mの身長まで対応が可能だ
シュウト  ここにも、何か書いてあるよ
ゼロ  お読みになれますか、姫
リリ姫  ア……
シュウト  なんでここだけ壊れているんだろう……
ゼロ  何者かが侵入したのだろう、おそらくそれは……
シュウト  デスサイズ!
キャプテン  90.02%の確率で、間違いないだろう
シュウト  そうだね
ゼロ  行くしか……ないようだな
 
シュウト  どうしたの?
リリ姫  あ、あ……
シュウト  大丈夫、言ったでしょう?ぼくたちは仲間だって
ぼくたちが絶対、姫を守ってみせるから!
さ、行こう!
リリ姫  ……
 
シュウト  ハ……うわー……
ゼロ  ここは……いったい……
 
シュウト  ああっ!
 
ゼロ  これは……!
キャプテン  ただのホログラムだ
シュウト  キャプテン!ゼロ!あれ!
 
ゼロ  姫!……フェン!
シュウト  これって……これっていったい……
リリ姫  ウ……
 
シュウト  ああっ!ああ……
ゼロ  まさか、あれは……スティールドラゴン!
 
スティールドラゴン  (咆吼)
 
デスサイズ  フッフッフッフ……ハハハハハ……!
ご苦労だったな、翼の騎士ゼロ、そして異世界の者達よ!
 
ゼロ  まさか……お前は!
デスサイズ  我が大願……今こそ叶えさせてもらう!
 
ザコ3人の声  「ザコザコアワー!」
 
お玉コックザコ  みなさーん、こんにちはー!本日のミーティングはぁ、
 
お玉ザコ  「英知の園って、いったい何なのよー!」
観客ザコの声  (歓声)
お玉ザコ  です!本日は、1人でお送りするザコ!
イヤイヤイヤイヤイヤ!それにしても、ラクロア城の近くから、ガンダムサイでずいぶん飛んできましたねー!
ディッ、ちがうんですよそーなんですよ!なんだかー、足跡みたいな所の上をー、飛んできたんですよ!
デェィッ、はいはいはいはーい!これは、すごく大きなガンダムが、歩いた足跡に違いないザコ!
デッ!てことはー、その大きなガンダムってー、ビグザムよりでかいザコーッ!
ゼィッ、ちがうんですよそーなんですよ!歩幅がメッチャ広いんですよー!
……ザコに歩幅はないザコ……
ゼェッ!でもでもでもー!昔々の出来事らしいザコー?
昔々の出来事ー?
ゼェッ!イヤイヤイヤイヤー!
エエッ!ちがうんですよそーなんですよ!
デェッ!でもでもでもでもでもー!
アガッ、イヤイヤイヤイヤ!
えーっと、ちがうんですよ、えーっと、そーなんですよ……うう……
ひ、1人でやるのは大変ザコー!
でもザコには、友達のエルメチュがいるザコ!
エルメチュ  エルメチュ!
お玉ザコ  もう1回!仲良く説明してみるザコー!
 
お玉ザコ  さあ!これが英知の園でーす!
エルメチュ  エルメチュ?
お玉ザコ  って!違うザコー……
だ、ダメザコ、エルメチュと一緒では、やっぱり上手く説明できないザコー!!
考えてみれば、エルメチュは友達だけどー、ザコソルジャーたる者、エルメチュに助けてもらっては、どこかで頑張ってるみんなに申し訳が立たないザコー!ウウ?
 
ザコ赤の声  「なんだ?うるさいぞー……カー?こちら!ザコソルー……!」
お玉ザコ  ウオッ!?まさかー、しばらく連絡がないと思ったらー!
ザコたち  「ザコー……ザコー……ザコー……!」
お玉ザコ  ああっ!遊んでるザコ!ムッキー!!
こっちが必死で仕事してるのにひどいザコー!こうなったら、1人でもがんばるザコ!
 
お玉ザコ  明日も!ファイト、オー!
エルメチュたち  エルメチュ、エルメチュー!
お玉ザコ  ……やっぱりエルメチュは友達ザコ
 
  (エンディング)
 
シュウト  なんでもう1人姫がいるのー?
正体を現したデスサイズと、ついに最終決戦だ!
次回SDガンダムフォース「激突!闇のデスサイズ」

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