ここでは、水石に興味をもった方に、これだけは知っておいて頂きたいことを記します。
なぜなら、ある程度の基本をもって楽しまなければ、違う分野になってしまうからです。
水石文化の水石であるためには、【加工をしない】、【着色しない】、【石は一つを用いて飾る】、の三つが最初のポイントです。
そして、川原に転がっている石が水石として出世するには、詩情の意図をもち思慕の念を抱き飾ってあげることです。難しく書きましたが、ようは山や滝などの山水形状でも動物の形でも何でも、それらしく見えるものをそれらしく演出して飾ると自然と愛着も出てくると言う事です。
下記にタグに【最初の三つのポイント】を私なりにですが、簡略して記します。
人が手を加えてしまうと水石ではなくなると知ったら、良い水石の基本としてかかせない【五つの要素】があります。
質の良さ+色の良さ+(肌合いの良さ=形の良さ)+時代の良さ=良石(佳石) 数式風にしてみました(笑)
上記数式は探石にて役立つ順番にしてあります。詳しくは下記のタグ【五つの要素】をご覧ください。
必ず読んでいただきたい、【水石基本の心】ページ下部
このページでは基礎中の基礎を、私のもつ知識の中でお伝えしました。
深い感性で【最初の三つのポイント】【五つの要素】を見ていくと、全てがこの限りではなくなります。
興味が生まれもっと知りたくなったら貴方はもう水石家です。許可がないと公にしにくい、HPの紹介や書庫の紹介が必要であれば、メールを頂ければお勧めをさせて頂きます。
水石は自然が偶然作り出した芸術に最大の魅力があります。
自分の理想を石に押し付けて、削りたいと思ったところを削ってしまっては、水石から外れてしまいます。
ストーンアート等の分野があれば、それも一つの違った芸術の形でしょう。
水石家は天然であるそれを探すことに喜びを覚え、見つけ授かったことに喜びを覚え、「これを自然が作ったの!?削って作ったんじゃないの!?」とびっくりしてくれる事に喜びを感じます。(笑)
しかしながら、飾るにあたいする石がそうそうあるわけではないため、見えない部分となる石の底をまっすぐに切ることは『やむなし』とされています。
右の写真も【残雪】として飾っている見事な水石ですが、底切り加工をしてあります。横幅13cm奥行き10cm高さ6cmほどの石ですが、切り取った石の方はこの4倍ほどの大きさでした。
どんなに上手にわからないように加工をしても、見る人が見ればわかります。詩情をくすぐる趣味ですから、正直に楽しみたいものです。
侘び寂びを重んずる水石は、黒を頂点に落ち着きのある色合いが好まれます。
形は申し分ないが、色に落ち着きが無いと言って着色をしてしまっては、水石から外れてしまいます。
色の薄い石は濃い石に比べ比較的やわらかい石質が多く、変化にとんだ石が見つかりやすいため、手軽に見つかる軟質の石を着色してしまうのでしょうが、それでは本当の楽しみ喜びがなくなってしまいます。
なかなか良い石に巡り合うものではございませんが、その分一石一石を楽しめる時が長くなり思慕の念へと近づきます。
加工もそうですが、着色も飽きへとつながり、石も文化もすぐにいらなくなってしまうでしょう。
着色ではなく【時代】と呼ばれる色の着き方があります。
新築の家の柱が家族との生活の中で時代が着き、黒光りした柱になっているのを見たことがあると思います。
それと同じことで、石は木よりも硬いため年数はかかりますが、【時代】という色の着き方があります。
これは自然な時の営みでとても貴重なものです、購入した石などで【時代】が付いているものは、洗わずそのままにしてあげてください。
水石はその石一つで山水形状などの自然の一部をもっています。
いくつかの石を使い、自然の景色を人間が作り出してしまっては、水石から外れてしまいます。
石や砂を組み合わせ、風景を作り出す文化に盆石というものがあります。洗練された感覚と技は見事でまさに日本の芸術だと感じます。
水石も日本が誇る文化で、かつては殿様や文人など多くの偉人が石を求めた歴史あるものです。
ひと間に世界をつくるその創造は、その石が持つ力を借り声を聴いて成り立ち、詩情の時にすいこまれ、かつて殿様が夢見描いた天下取りすら隣に感じます。
この五つの要素は、どれも大切であるが水石家の個性で優先の変わる物であり、正しい物は無いと思っております。私なりの意見として見て頂けますようお願いします。
石を探すことを総称して探石と言いますが、良い石を知らなければ、川原でも水石店でもウェブサイトでも迷ってしまいます。
ここでは川原での探石のための五つの要素を紹介します。この基礎を知ると水石店やウェブサイトでも良い石を選べるようになってくると思います。
川原に探石にいくと沢山の石があり、その全てを手にとって吟味していてはきりがありません。
五つの要素をポイントにして探していくと、効率の良い探石ができるはずです。
まず見つけるのは持ち上げるにふさわしい石です。
質が良い石を探し見つけたら、色に落ち着きがあるか眼で判断します。まず二つの要素
質が良いってなんだろう?と迷ってしまいますね。
私もそうでしたが、よく言われたのが「硬質な石が良い」そう言われ硬そうな石を持っていくと「硬質なだけでは駄目だ。石に粘りがないとならない」そんな事言われましても、硬そうなのはなんとなくわかるけど粘りってなに!石はのびないでしょ!となります。
全ての石が同じではありませんが、硬いだけの石にはたいてい真っ直ぐの目があります。高いところから落とせば、ここで真っ二つになるだろうという箇所です。
硬く粘りのある石は、その目がねじれたり入り組んでいて、高いところから落としても、当たったその部分だけが怪我をするように傷つきます。
細長い石では粘りある硬質な石でも割れてしまいますので、初めての方はサンプル用に丸っぽい石で硬質な粘りのある石を見つけると良いかもしれません。その種類の石で変化にとんだ石。山水形状など水石として飾れそうなものを探すと良いと思います。
注意:川原で石を割る叩くなどの行為は水石家として許されない行為です。良し悪しがわからなくて困った方は『川の名前と石の写真を数枚添付してメールを下さい」私も勉強中です。一緒に調べてみませんか?
色に落ち着きがあるか?ページ中程の【着色しない】を参考にしてください。
二つの要素をもつ石が見つかったら初めて手にとります。
手に取ったら、肌の良さと形の良さを吟味します。三つ目四つ目の要素
肌の良さと形の良さをイコールにしたのは、肌に見合った形を要しているかで、水石としての落ち着きを左右するからです。
多くの水石家はなめらかな肌の石を好みます。なめらかな肌は先に述べた質にもかかわってきます。
山から転げ落ちたばかりの石は、割れた肌がとがっており落ち着きにかけます。山から転がり川の中で数十年数百年洗われ、弱く質の悪い部分がとれ、石の真に近づいていきます。
そのころには肌はなめらかになり、自然と年月が作り上げた、その石一つだけがもつ美を表現します。
なめらかな肌を見て『すれが良い』と言い、ごつごつした肌を見て『あらい』と言います。
石は通常、川を下ってすれてくると形が丸くなっていきますが、偶然に偶然を重ねた奇跡の石だけがなんらかの形を有し、水石家に出会うのです。
肌は他にも、その川ごとの特徴を表す物がいくつもあります。
『すれ、あらい』などの川の中の年月で成る肌表現とは別で、粗くても磨れていても持っている産地ごとの肌の特徴です。右の写真を参考にして下さい。 ※もっと詳しく肌を見たい方はこちら
舟形の桐生川の石は、粗く今にも朽ちてしまいそうですが、真がしっかりしています。あたかもノアの箱舟のように、地球最後の日に安住の地を求め飛び立つ姿へと想像が膨らみます。寂びを感じさせる良い石です。
同じ川でもいろいろな肌の石があります。まずは身近な川を充分探石し、【質・色・肌・形】を知り、他の川へ出かけると良いと思います。
形の良さには基本的な形と抽象的な形があり、最近では現代アートやモニュメントのような新しい石の見方も出てきました。基本的な形は詳しく載せているこちらへ
抽象的な石や新しいスタイルの水石を手にする機会がありましたら、順次参考資料としてアップしてまいります。
最後に時代の良さです。五つ目の要素
【着色しない】で少し記述しましたが、川原の中で日々洗われている石には時代がつきません。
川原で授かった石を持ち帰り、養石を続けてやっと石に落ち着きが出てきます。
この養石にはさまざまな手法があり、石に合わせてその手法を使い分けていくと良い気がします。
『何かを成し遂げるには人生はあまりにも短すぎる 』孔子のこれに尽きます。
どの手法も何年もかかりますが、紹介しておきます。
・直射日光にあて続け時々水をかける
この手法は石の粗い部分が、乾燥と灌水を繰り返すことで落ち、どの石にも数年は必要な手段だと思います。
但し目に見えない箇所などに、亀裂が入っていると、そこから割れてしまうことがあります。
よくカルキがつくとも言われますが、カルキではなく水に含まれるカルシウムが固まり、白く汚れることがあるので、白くなったら歯ブラシ等で早めに取りましょう。
・暗いお蔵のようなところに寝かせる
大気中の湿度と微量な空気の流れで、乾燥と灌水を自然的に行っているのだと思います。
鉄分を多く含む石はこの手法で、黒さびのようになると名石になりそうです。
・木漏れ日が差す庭で時々水をかける
コケがつきます。これは時代とは違いますが、石によってはそれが落ち着くものもあります。
川原の日陰などにある石は最初から陽ゴケがついていて、なんとも良い味を持ち授かったその日から楽しめるものもあります。
・拭きこむ
なでられ地蔵様の頭が、多くの人になでられつるつるの良い肌になっているのを見たことがありませんか?
どんなものでもそうですが、石もなでていれば光沢がでてきます。
手や布を使い拭きこむことはとても大切です。陽にあて養石した石も最後には拭きこむと良いと思います。
破れたストッキングなどをとっておき、仕上げに使いましょう。
前述した基本をある程度守れば、水石飾りに『こうしなさい』と言うものはございません。
自分が手にした石にどのような想いを込めるのかが大切です。
その想いが弱いと誰かに『そうじゃない』と言われて迷ってしまいます。
石の見立てや飾り方の基本は大切ですが、この石を愛でようとした心に自信を持ってください。
私もそのように教わり、今でもそれが全てだと思っております。
良い石を見分けるのは、知識ではなく心で、心がしっかりしていれば感性も育ってきます。
このサイトを見て興味を持った、新たな仲間と石談義が出来ることがとても楽しみです。
ブログやメールなどでお話し出来る時を待っております。
川原の探石も楽しいです。足裏を刺激され病が治り健康になった方が何人もいるほど体に良い。
川原の石は100石中99.???%が水石として鑑賞するに難しいものだと思います。
自然につつまれ、川のせせらぎを耳に、宝探しのようなその感覚を楽しみ、お弁当を食べる。
これだけで充分ですが、一つ家に持って帰れる石が見つかれば、酒の肴には困りません。
夢中になる時の流れは速く、半日いたら1000以上の石を手に考え、詩情の間を楽しめるはずです。
世に残る名石も誰かが川原で拾い上げたものです。
とにもかくにも楽しんで下さい。私からのかってなお願いです。
各河川のお勧め探石スポットをご紹介します。
私が歩いて授かった水石を参考に、ポイント紹介をするため更新はゆっくりです。
河川名称は私が更新した順となり、優劣のあるものではございません。
河川ごとの更新は任意にしてまいります。
一度ご覧になった跡に、追記(新情報)がある場合もあります。
情報のことなる箇所がありましたら、お手数ですがご一報ください。
我が地元の河川をと言う方のものも、紹介したいと思います。
下記河川のリンクを参考に、いくつかの写真や資料を添付しメールをお願い致します。
mail:tokinokira@suiseki-japan.com
下記河川リンク先に飛ぶにはパスワードが必要になります。
通常開くことができるリンクに飛ばされた方は、パスワードが違います。
パスワードをお説きになった方は、他者には内緒にしてください^^
【時の綺羅】ホームページ内に答えが隠れております。
探石ならぬ探答を楽しんでください。
パスワード問答は試験的ですので、変更するかもしれません。
以前はパスワード見つけたという方も再度チャレンジをお楽しみください。
安倍川 Q:安倍川には変わった石が多く産出いたします。安倍七石とも言われますが、安倍十石でもおさまりません。こんな河川を歩くことに注意しなくてはならないのは何でしょう?
この回答は半角 英・記号です。
安倍川は私自身愛着がつよく情報が多いので、パスワードの難易度を高くしております。
神居古潭 Q:パワーストーンとも言われる神居古潭の岩石は、1億数千年前の海底火山の力でできたそうです。そんな水石がでる北海道の水石展で私が驚いた場所はどこでしょう?
この回答は半角 英7文字です。 ヒント u○○○○○e