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一般的概要 |
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1.パラグアイってどこ?地理的条件 |
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左上の地図のように、南米の真ん中に位置する心臓の形をした国がパラグアイ。海を持たない内陸部にあります。日本とほぼ同じ面積(406,752km2)ですが、南米では小国といえます。
国土のほとんどが起伏のない、平坦な地域が広がっており、高いところでも800m程度です。「山のない国」であることも、この国の大きな特徴です。
主要河川として、ブラジル、アルゼンチンとの国境を流れるパラナ河、国の中央を縦断するパラグアイ河、アルゼンチンとの国境を流れるピルコ・マジョ河を持ちます。これらの河が合流するラ・プラタ河を通って大西洋に通じています。
地域は、パラグアイ河を隔てて、東部地方と西部地方(以下チャコ地方)に分かれます。
国土の40%を占める東部地方は、降雨量が多く、場所によっては年間降雨量が4,000mmを超えます。土壌は、玄武岩、左岸、石灰岩、花崗岩、塩基性岩等です。南東部の一体は、赤褐色で衣服に付着すると落ちない、肥沃な玄武岩です。
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チャコ地方 |
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(写真:チャコ地方の特徴は白い土壌と青い空)
気温:0〜53℃
気温の較差が激しい。11〜3月は50度を超える日もありますが、6〜8月の冬は、降霜も見られます。
年間降水量:400〜1200mm |
一方、北西のチャコ地方は、全体的に乾燥しており、場所によっては年間降雨量が500mm以下の地域もあります。土壌は、栗色土、あるいは褐色土で、塩分を含んでいます。これは、塩類集積しただけではなく、以前海底だった場所が隆起した為ともいわれています。パラグアイ河に近いほど塩分は濃く、ボリビア側に向かうほど薄くなります。地下水は、場所によっては塩分を含むため、飲料水として利用できません。栽培にはあまり適さないとされています。
なお、チャコ地方は、ボリビア、アルゼンチンをまたがっており、これらの地域を総称として「グランチャコ地域」といいます。
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2.人口 |
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(写真:首都アスンシオンでは最近あまり見られなくなった馬車) |
統計局の資料(ECLAC)によると、2004年現在の人口は578万人で、日本でいうと千葉県の総人口程度です。人口密度は1平方kmあたり、14.2人で、日本の325人と比較して非常に低いです。そのうち、、国土の40%にあたる東部地方に約97%の人口が集中しています。また、総人口の一割強の60万人が主とアスンシオン(東部地方)に集中しています。チャコ地方の人口密度はとても低いです。
人種としては、パラグアイ人の96.3%はメスティソ(主にスペイン人とグァラニー民族の混血)、ヨーロッパ系が2%、先住民族が1.7%となっています。
そのほか、ブラジル人、アルゼンチン人、中国人など、様々な外国移民が混住します。日本人は約7000人が住んでいるとされています。
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3.その他諸概要 |
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(写真:ニャンドゥティを作っているモリニゴさんの家。一ヶ月間ホームステイさせてもらいました) |
- 公用語:スペイン語、グァラニー語
- 宗教:国民の大半がカトリック。国教としても定めていますが、信教の自由は憲法で保障しています。
- 通貨:グァラニー レートは5940Gs/US$(2005年8月現在)
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4.先住民族について |
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パラグアイ先住民族人口・生活統計(DGEEC統計)によると、パラグアイには5語族19民族の先住民族述べ87,099人が生活しているようです。東部地方には、主にグァラニー語族4民族が、そしてチャコ地方では、14民族(5語族)が住んでいます。その他、東部地方とチャコ地方に半々住んでいる民族が一つあります。
東部地方とチャコ地方で人口比率を比較してみると、東部地方は44,135人、チャコ地方は42,964人で、おおよそ同じくらいです。パラグアイ人の人口比率は東部地方に集中しているため、東部地方の総人口に対しての先住民族比率は0.9%なのに対し、チャコ地方は31%と高くなっています。
次に、先住民族内の語族比率を見てみると、グァラニー語族はパラグアイそう先住民族人口の53%(46,215人)と最も高いです。1981年の同統計で見てみると、チャコ地方の先住民族が25,997人だったのに対し、東部地方が12,706人となっているので、東部地方に住む先住民族(主にグァラニー語族)が近年になり、急激に増加しているようです。 |
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