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**************** 雑学(3) ****************
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================== マジックミラーとすだれ ==================
*マジックミラーは、御存知のように一見普通のカガミだが、
片側から見るとカガミで、反対側から見ると素通しのガラスのようなものである。
ただし、常にそうなるわけではない。
マジックミラーは、暗い方からは明るい方が見えるが、
明るい方からは暗い方は見えにくいというものである。
たまに、窓ガラスにハーフミラー(マジックミラー)のフィルムを貼った家があるが、
昼間は中の様子が見えなくて良いのだが、
夜になると家の中が丸見えになってしまっているのを見かける。
知ってか知らずか、マジックミラーを過信しているのかわからないが、
通行人からは丸見えなのである。
そもそも、マジックミラーの原理というのは、
明るい方から見るとミラーの部分で明るい方からの光が反射され、
反対側からの暗い光より反射される光の方が強いため、
暗い方の光が見えにくくなっているのである。
暗い方の光もミラーを透過しているのであるが、
反射光の方が強過ぎるというわけである。
逆に、暗い方から見ると、
反射する暗い光よりも透過してくる明るい光の方が強いので反対側が見える。
これと同じような現象をすだれにも見られる。
暗い方から見ると、すだれの隙間から外の様子が見れるが,
外からは、すだれのあし(葦)の部分に外光が当たり反射し、
中からの暗い光より強いため中の方の暗い光が見えにくくなってしまう。
昔から、すだれや、よしずなどは、日よけとして使われるだけでなく、
マジックミラー的な使われ方もしてたんですね。
他に、レースのカーテンなども同様な効果を得られる。
また、最近では、パンチングメタル(穴のたくさんあいた金属板)や、
メッシュ(網目状)の仕切りをフェンス的に使い、外からは見えにくく、
中からは狭い敷地を広く見えるようにとする建築も増えているらしい。
少し異なるが、すりガラス(くもりガラス)も、
目隠しと採光を兼ねたものであるが、水滴がついて濡れた状態になると、
少し透けて見えるようになるのもおもしろい。
ザラザラの面にセロテープなどを貼るとよけい透き通って見える。
すりガラスのザラザラ面が白っぽく見えるのは、当たった光が乱反射し、
光の三原色が混じると白色になる(色の三原色だと黒になる)ように
白っぽくなるからである。
一方、反対側から透過してくる光も、乱屈折され見えにくくなる。
ところが、ザラザラ面に水などがつくと、そのデコボコが埋められ、
乱屈折しにくくなるのでいくらか透き通って見えるようになるわけである。
水だとガラスより屈折率が低いのでそんなにはクリアにはならないが、
セロテープだと屈折率が近いため、かなりクリアに見えるようになる。
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