はっしーの
初心者のための競馬用語辞典!!!
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[つ]
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[ね]
[の]
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[ひ]
[ふ]
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[ほ]
[ま]
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[る]
[れ]
[ろ]
[わ]
[基本概念]
[あ]*********************************************************************
アウトブリード
インブリードが同系配合(近親相姦)なのに対し、約5代前までに、同一の馬が現れない異系交配のこと。 近親配合じゃないので、一般的に身体が丈夫だと言われている。ただし、父系か母系どちらか一方のみに 同一の先祖を持つ馬は、例えそれが5代以内であっても、アウトブリードと呼ぶのが一般的。
対義語:インブリード
青鹿毛(あおかげ)
馬の毛色の一種で、黒鹿毛よりさらに黒い馬のこと。「青」という表現はされているが「青々と黒い」 という意味。黒王号(ラオウの乗っていた馬)もこれに入る。
アオる
レース中に前の馬を後ろの馬が急かすこと。公道でゆっくり走っているときに後ろの車からやられるのと 同じ状態。アオられると早く走ってしまい、余力がなくなってしまう。
上がり
レースや調教の終盤のこと。通常「上がり」というとレース最後の600mのタイムをいう。いわゆ る末脚を示すバロメータである。 逃げ馬なら36秒台、先行馬は35秒台、差し・追い込み馬は34秒台がオープンの目安。しかし サイレンススズカは、毎日王冠をハイペースで逃げた上に上がりを35秒1で走っていた。これでは 他の馬は絶対追いつけない。改めて彼がいかに怪物だったかがわかる。
上がり馬
下級条件のレースを勝ち上がってきたばかりの馬。格は下だが勢いがあり、いきなり上級条件のレース で活躍することもある。春シーズンは殆ど活躍しなかった馬が、秋シーズンに向けて夏に台頭してきた 馬を「夏の上がり馬」という。
脚色(あしいろ)
レースでの馬の状態のこと。レース中、余力十分に走っている時は「脚色がよい」、逆にバテバテに なっている状態は「脚色がいっぱい」などと言う。
足抜き
ダート(砂地)戦において、走りやすい(フカフカし過ぎていない)馬場のことを「足抜きの良い馬場」 という。稍重馬場や重馬場になって適度な水分を含むと足抜きがよくなり走破タイムが速くなる。また 砂の質にもよるのでコースによっても特性が違う。なお「足抜き」は芝のコースには用いられない。
芦毛
馬の毛色の一種で、グレーの馬のこと。芦毛の馬は若いうちはグレーで、以後、歳を重ねるごとに 黒っぽさが抜けて白くなっていく。引退したメジロマックイーンは、現在は真っ白になってしまった。 このため、生まれながらに白い「白毛」とは区別される。 芦毛の馬は鹿毛などに比べて頭数が少なく(芦毛だけは、両親のどちらかが芦毛でないと絶対生まれ ない)、白っぽいためにレースでは非常に目立つ。そのため、オグリキャップやメジロマックイーンや ビワハヤヒデなど、芦毛の強い馬は「芦毛伝説」などと別称される。
脚を余す(あしをあます)
全力を出しきらないままレースを終えて負けてしまうこと。脚を余して負けた場合は疲労があまりない ので、次走で好走したり、連闘でレースを使って好成績を収めることもある。
穴党
穴とは「人気がない」という意味で、穴党は人気薄を中心に馬券を買う人たちのこと。本HPのお題目 でもある。配当がいいために少額でも大きな利益になることが多く、ローリスクでハイリターンな 購入方法。しかし穴を当てるためには多点買いすることが多く、ワサワサと馬券を買うのを嫌って、 敬遠する人も多い。
対義語:本命党
鐙(あぶみ)
馬上で騎手が足の先を入れる場所。レースでスタートを失敗すると外れてしまうことがあり、もし外 れると手綱を離して手で直さなければならないため、馬がガーと行ってしまい余力がなくなる。レース 中にこれが外れたらまず勝てないと思って良い。
併せ馬(あわせうま)
馬を併走させて走らせること。主に調教時に使用される言葉。併走させることによって馬の闘争心を あおらせたり、短い距離で馬のやる気を引き出す効果がある。
鞍上(あんじょう)
鞍(くら)の上にいることから騎手のこと。
例文:「さあ、女王エアグルーブの登場です! 鞍上はこの男、武豊!」
類義語:屋根
アンパン
橋本広樹騎手のこと。顔がアンパンに似てることから呼ばれる。現在は騎手を引退している。
例文:「アンパンなんて買ってやんねえ。」
[い]--------------------
いい脚を長く使う(いいあしをながくつかう)
レースでの馬の走りの特徴の一つ。「一瞬の切れ味」の対義語で、切れるというほどの加速力はない ものの、安定したトップスピードを持続できる馬のこと。
行った、行った
逃げ・先行馬が(少し)離れた先頭を走り、直線に入ってもそのまま逃げ切ってしまうこと。主に人気 薄の馬に用いられる。複数の人気馬(差し馬)が後方でお互いを警戒しながら道中を進み、人気薄の馬 が気持ちよく逃げて、そのままゴールする事がある。重・不良馬場や平坦コースなどに多い。
類義語:前残り
いっぱい(一杯)
一杯一杯の略。要するに「一生懸命やってますが、もう限界です」というような意味。使われる時と 場合によって、若干意味が違う。レース中の最後の直線での馬を「いっぱい」と言うと、バテて限界 という意味だが、調教などで「いっぱい」というと、ムチを何発も打って目一杯走っていることを 指す。
例文:「逃げていたエイシンバーリン、ゴール前でいっぱいになったか、3着に終わりました」
例文:「エイシンバーリン、調教ではいっぱいに追われて好タイムを出しました」
イレ込む
馬が興奮して落ち着かない状況を言う。具体的には発汗がすごかったり、暴れたりする。パドックで こういうのを見たら、一般に“消し”であるが、レガシーワールドやベストタイアップなど、イレこ んでないとダメ、という馬もまれに存在する。 人間でも大舞台でイレ込んでいるヤツは、たいがいダメなものである。
岩
そのレースが(あるいは1着が)固いことを言う。ただ往々にして、モロイ岩が多い。
例文:エアグルーヴで間違いない。岩だ。
類義語:鉄板
インブリード
共通の祖先をもつ配合のことで、要するに近親相姦(配合)。人間でこれをやると障害児が生まれやす い。馬でも同様であり、あまり近すぎる配合はかえって良くない。
同意語:クロス
対義語:アウトブリード
[う]--------------------
ウインズ(WINS)
場外馬券発売場のこと。全国各地にあり、わざわざ競馬場まで行かずに馬券を買えることからPATの 導入以前は非常に便利なものであった。名前がWIN(勝つ)という非常に縁起の良いものだが、この 縁起のよさが逆に腹が立つこともある。
ウイナーズサークル
特別レースや重賞を勝った馬とその関係者を表彰する場所。GTは後のレースとの時間間隔があるので、 コース上で行ったりもする。
内にササる
コースの内側を向きながら走ること、あるいは内側にヨレながら走ること。レースではもちろんのこと 調教中でも見られる。内にササってもそれなりには走るが、当然伸びはあまりよくない。
内ラチ
ラチはコースや牧場を区切る柵のこと。内ラチは内側の柵。
例文:「内ラチ沿いいっぱいに走る。」
関連語:内にササる
ウッドチップコース
調教のコースのことで、馬の足下に負担がかからないようにクッション材として木片が敷き詰められた コースのこと。新聞で”南W”と書いてあるのがそれ(美浦の場合)。
うまっけ
牡馬が発情していることを言う。アレが大きくなるのですぐわかる。牝馬の場合は“フケ”という。 基本的にうまっけ出してるような馬は走らないが、ジャパンカップを勝ったピルサドスキーは実に立派 なモノを出していた。例外も、ある。
類義語:フケ
裏開催(うらかいさい)
中央開催と同時にローカル開催(東京・中山・阪神・京都以外)が行われている場合、ローカル開催 の方を裏開催と呼ぶ。
上積み(うわづみ)
馬の能力が上昇すること。直前のレースの状態と比して言うことが多く、休養明け数戦を消化した馬に よく使われる。要するに成長の度合いや調子、状態の変化を指して言う表現方法。但し成長の意味合い が強いので、高齢馬にはあまり使われない。
[え]--------------------
SS(えすえす)
サンデーサイレンスのこと。略して「SS」と書かれることが多い。産句の重賞勝ちが歴代で最も多い、 今をときめく大種牡馬である。ちなみに、日本でのSS産句は芝専門(平成13年2月現在)であり、 SS産句でダートの重賞を勝った馬は少ないが、サンデーサイレンス自体はアメリカでのダート3冠馬 である。
例文:SS産句
[お]--------------------
追う
馬を走らせて調教すること、またはレース中にスピードを上げようとすること。馬の後頭部を馬の歩調 に合わせてリズミカルに、かつ大胆に押す。こうすることで馬のトップスピードが上がる。 通常、3.4コーナー(直線のちょっと前)〜直線で行われる。道中でも他馬に置いて行かれそうだと 早くから追うが、そんな馬は当然最後で力尽きて失速する。まれに追い通しで勝っちゃう馬もいる。
追い切り
調教のこと。通常追い切りと言われるのは、レース当週の水曜日か木曜日に追い切られる。一週間前に 追われるのは一週前追い切りという。 追い切りで、馬なりは読んで字のごとく馬の気に任せて走る状態、強めは追うか気合いを入れる程度、 一杯はムチの連打によって全力で走ることをいう。 注目は、休み明けで一杯調教していない馬は大体こない。切って良い。
大跳び
小刻みなピッチ走法とは対照的にフットワークが大きい様子。一般的に競走馬の1歩(完歩)は6・5 メートル前後と言われ、大跳びで有名だった1973年(昭和48年)の皐月賞馬ハイセイコーは、 1歩8メートルと言われていた。跳びが大きいとストライドが広がる分、小回りが利きにくく、馬場が 悪いとバランスを崩しやすいので重馬場はダメ。狭いコースよりも、広々とした東京コースなどが合う。
関連語:完歩
置かれる
馬群から大きく離されてしまうこと。置きざりにされているという状態からこう呼ばれる。
抑える
行きたがる(スピードを出したがる)馬を、手綱を絞って減速させること。ダーっといってしまうと 余計な体力を使ってしまうために抑えるのだが、得てして気性の悪い馬はこれで気分を害し、走る気を なくしてしまうことがある。簡単な様でいて、実は騎手の力量を問われる手段である。
オッズ
配当のこと。その馬券を100円買ったときの配当金で表示される。 オッズを見ながら馬券を買う方法を「オッズ買い」という。「オッズさえ見ていれば買っていた!」や、 「オッズを見なければ買っていた!」など、たまに言い訳としても使われる。
お釣りがない
レースや調教などで、馬の走り方に余力(おつり)がなくなること。
お手馬
1人の騎手がずっと騎乗している馬を、その騎手のお手馬という。上手な騎手ほど騎乗依頼が多いので 当然お手馬も多い。これに対して、その馬に初めての騎手が乗ることを「テン乗り」という。
関連語:テン
鬼
特異な馬場状況に、極めて優れている馬のことを言う。
例文:ダートの鬼・ホクトベガ、重の鬼・イイデザオウ。
応用:この馬のダートは鬼に近い適性がある。
鬼脚(おにあし/おにきゃく)
単に鬼というのが特異な馬場状況に極めて優れている馬のことを言うのに対し、鬼脚は最後の直線での 馬のスピード能力(末脚)が非常に優れていることをいう。
例文:「サクラチトセオーの鬼脚が炸裂だー!!!」
鬼万馬券
万馬券のなかでも極めて配当の高いもので、おおよそ300倍以上をいう。穴党の勲章みたいなもの。
オーバーシード
秋に野芝の上から寒さに強い洋芝の種をまき、冬季は野芝の上に洋芝を茂らせ、冬枯れの野芝を補う方法。
重馬場(おもばば)
馬場状態を表す言葉で、雨や雪、霜などで馬場が湿ってゆるんでいる状態のこと。もっとひどいと不良 馬場、多少軽いと稍(やや)重馬場という。
類義語:道悪(みちわる)
折り合いがつく
馬と騎手の呼吸が合い、人馬一体となること。これがつかないと馬が暴走して途中で力尽きる。 「名ジョッキー」といわれる人たちは、この折り合いをつけるのが非常にうまい。気性が荒い馬は、 当然折り合いが付けにくい。また一般的に距離が長くなればなるほど、この折り合いが要求される。
例文:「彼女と折り合いが付かなくてケンカした」
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[か]*********************************************************************
ガ
横山賀一騎手のこと。弟の横山典弘騎手と区別して一般に“ガ”と呼ばれる。双子ではないが顔が同じ なので間違えないようにしよう。便宜上“ニセ者”とか、“ノリモドキ”と呼ばれたりもする。かわい そうなお兄さんである。
例文:「ガ!いけ!ガッ!ガッようし、えらいぞ、ガ。」
類義語:ギ
飼い食い(かいぐい)
馬が餌を食べること。転じて、馬の食欲を指す。飼い食いの善し悪しは馬の調子のバロメーターで、 輸送、ストレス、疲労などで、飼い食いが悪くなると、馬体が減りスタミナの蓄積がが悪くなる場合が ある。 決して、馬が輸送中に近所の駄菓子屋でお菓子を買って食べるのではない。 また馬が食べる葉っぱ(エサ)を、飼い葉(かいば)という。
外国産馬
外国で生まれて輸入された馬のこと。新聞等の馬柱表で○の中に外と書かれるので「マル外」とも言う。 外国産馬はクラシックレースと天皇賞に出走できないが、2000年より段階的に外国産馬にも開放 された。これに対して、外国で種付けされて肌馬ごと輸入されて日本で出産した馬は持ち込み馬という。 持ち込み馬は内国産と同じ扱いとなり、上記レース出走の制限はない。
同意語:マル外
関連語:持ち込み馬
外国馬
外国で調教され、外国で登録、出走している馬のこと。新聞等の馬柱表で、□の中に外と書かれるので 「カク外」とも呼ばれる。ピルサドスキー、モンジューなどがそうである。
同意語:カク外
返し馬
レース前、出走馬はパドックから地下馬道を通って本馬場(コース)入場する。このときにコースを通 ってスタート位置まで脚慣らしを行うのを「返し馬」という。要するにレース前のウォーミングアップ。 ゆるんでいた筋肉に緊張感を与えたり、体を温めるのが目的。走り方は馬によっていろいろである。
かかる
俗に、馬が騎手の命令を聞かずに突っ走る事。こうなると、ペースは無視するわ。言う事聞かないわで、 勝負にならない。でも、強い馬はそれでも勝ってしまう。それが競馬である。
類義語:折り合い
同意語:引っ掛かる
例文:「だめだ、あの馬。かかってやがら・・・。」
カク外
外国馬のこと。
同意語:外国馬
鹿毛(かげ)
馬の毛色の一種で、最も多い色。テレビに出てくる一般的な馬の色(茶色)である。
買っときゃよかった
往生際の悪い反省の弁。繰り返し使うことで自分と周辺の人間を追い込んでいく効果がある。聞き流そう。
例文:「万馬券が出るなら、万馬券買っときゃよかった。」
例文:「万太郎が来るなら、万太郎買っときゃよかった。」
例文:「買っときゃよかった、買っときゃよかった。」
ガミ
レースは的中したが、払い戻し金額より購入金額のほうが多いこと。いわゆる「損した」である。 本命党か、穴党が本命サイドを押さえたときによく見られる。そういう意味でも、穴党は潔く 10倍以下のオッズは買いたくないものである。
例文:「あーあ、せっかくこのレース当たったけどガミだよ。」
空馬(からうま)
騎手を振り落とし、そのまま走り続ける馬のこと。必然的に50キロくらいハンデが軽くなるので、 圧倒的に優位になる。しかし当然失格である。
類義語:放馬
ガレる
やせる、あるいは馬体重はそんなに変わらないのに馬体が細く見えること。仕上げすぎの馬に多い。 やりすぎの調教は得てして逆効果になることもある。「過ぎたるは及ばざるがごとし」、何事もホドホド が肝心である。
関西馬
関西(栗東)に入厩している馬のこと。関東(東京、中山)で行われるレースでは、やはり輸送の少なく てすむ関東馬(美浦に入厩している馬)が多い。そんな中、わざわざ長距離輸送をして関西からやって くる馬がいる。当然リスクが高いわけで、よほど自信がないと連れてこないということから「関西馬には 注意」などと言われる。また当然関西地区では逆になる。
完歩
馬の歩数のこと。馬の一歩は「一完歩」などといわれる。
例文:「この馬は、他の馬より一完歩スタートが遅いんだよな」
例文:「大跳びな馬は、一完歩が大きいので、小回りコースが苦手なんだ。」
関連語:大跳び
[き]--------------------
ギ
横山義行騎手のこと。横山典弘,賀一兄弟と血縁関係はない。ただ区別のため一般に“ギ”と呼ばれる。 “ニセ者のニセ者”と言われることもある。ヘタクソなのであまり騎乗はない。
例文:「ギならいらねえ。」
類義語:ガ
気性
一般的に気性が荒い馬は、歓声に興奮してレース前に燃え尽きてしまったり、折り合いをつけにくい。 ただ気性がある程度ないと、勝負根性がなくなってしまう。適度にあるのがいいということ。
例文:「彼女は気性が悪いので、馬乗りはしないほうがいい。」
脚質
その馬の気性などから決まる、その馬の最も得意とする戦法のこと。逃げ・先行・差し・追い込み、 自在の5種類がある。「逃げ馬」はスタートから先頭を切ってレースを引っ張るタイプ、「先行馬」は 道中2〜5番手を進んで直線前から早めに抜け出すタイプ、「差し馬」は道中は中段待機して直線で 差し切るタイプ、「追い込み馬」はずっと後方で我慢して体力を温存し、最後の直線にかけるタイプ、 自在はどのパターンもできるタイプである。
他馬を怖がったり気性の荒い馬は逃げや追い込みといった極端な戦法を強いられる。
例文:「逃げてナンボのエイシンバーリン」
キャンター
馬が駆け足する状態のこと。調教方法の表現などで用いられる。ちなみに馬が全力で走っている状態 をギャロップといい、キャンターはその前の、余裕ある走り方(馬なり状態)を指す。
関連語:ダク
キリン走法
首をあまり上げ下げせず、ずっと高い位置で走る走法。あるいは本当にキリンのように首の長い馬の 走る姿。こういうタイプの馬は一般的に長距離は苦手である。
例文:「相変わらずキングヘイローはキリン走法だぜ」
切れる
反応がよく鋭い加速をする様子。
例文:「あの馬は最後は必ず切れる脚を持っている」
対義語:ジリ脚、ズブい
銀行レース
固いレースのこと。利率は低いが(配当は安いが)確実に増えるであろうことからこう言われる。ただ、 往々にして不良債権と化すことも少なくない。
例文:今度の天皇賞はマックイーンとテイオーの銀行レース。
類義語:鉄板,岩
斤量(きんりょう)
馬がレースで背中に背負う負担重量のこと。これには騎手の体重だけではなく、鞍(くら)の重量まで 含まれている。斤量の決め方によって、レースは、馬齢戦、定量戦、別定戦、ハンデ戦に分けられる。 と言うことは、岡部や田原成貴や武豊らは、みんな体重が50kgぐらいということだ。
[く]--------------------
屈腱炎(くっけんえん)
膝裏から球節までのウラスジが腫れ、肥厚するケガのこと。腫れた部分がエビの腹のようになること から俗に“エビ”や“エビハラ”と言われることもある。蛯沢騎手や蛯名騎手とは関係ない。 瞬発力の強いサラブレットに起こりやすく、厄介なことに一度起こすと、一生直らない不治の病である。 ひどくなければだましだまし使えるが、ひどい場合は引退する。 強い馬が突然引退するのは、ほとんどがこの病気のせい。
口向きが悪い
いざ馬を追ったとき、正面を向かないで、首を斜めにして走る馬がいる。フォームがカッコ悪く、騎手 も追いにくいだろう。 周囲に気をとられて真面目に走らない場合と、そもそもそういう馬といる。調教やハミで矯正できる。
口を割る
レース中、馬が口をあけながら走ること。いかにも苦しそうである。そんな馬はたいがい最後にバテる。
栗毛
馬の毛色の一種で、鹿毛よりも明るい色で黄色っぽい馬のこと。
グレードレース
重賞競走のこと。レベル(格)によって、GT、GU、GVがある。
同意語:重賞
クロス
血統表中(馬の家族構成図)に同一の祖先が現われること。 例えばある馬の血統表中の5代目と6代目にニジンスキーという馬が現われる場合、その馬はニジンスキー の5X6(5かける6)のクロスを持つ、と言う。このクロスが近い位置(4代以内程度)にある場合は 4X4のインブリードという言い方もする。
類義語:インブリード
黒鹿毛(くろかげ)
馬の毛色の一種で、鹿毛より黒みがかったもの。一般的な「黒馬」。漆黒と呼ばれるほど黒い馬は 「青鹿毛」と呼ばれる。
[け]--------------------
掲示板(に載る)
レースで5着以内にはいること。5着までは競馬場の電光掲示板に載ることからこう呼ばれる。 5着までに入るということはその条件でメドがついたと言うことであり、その意味は大きい。 ちなみに、賞金がもらえるのは8着までの馬である。
競馬場
中央競馬には、関東・関西・その他(ローカル)の3タイプ・10種類の競馬場がある。
関 ・東京競馬場: 直線が最も長くコースが広い。坂有り。差し馬有利。左回り。
東 ・中山競馬場: 直線は短いが、大きな坂がある。非力な馬は坂でバテる。右回り。
関 ・京都競馬場: 直線に坂のないコース。先行馬有利。時計も早い。右回り。
西 ・阪神競馬場: 中山と似たようなコース。坂は中山ほどではない。右回り。
そ ・新潟競馬場: 東京に次ぐ直線の長いコース。左回り。
・福島競馬場: 直線短く、人気薄の逃げ馬要注意。直線に坂はない。右回り。
の ・札幌競馬場: 直線短く、人気馬強し。直線に坂はない。右回り。
・函館競馬場: まぎれ少なく、高配当少ない。直線に坂はなし。右回り。
他 ・中京競馬場: 直線短く坂はない。東京、新潟と並んで、数少ない左回りの競馬場。
・小倉競馬場: 直線短く、直線に坂はない。右回り。
毛色
馬の毛の色のこと。最も多い鹿毛(かげ)を筆頭に、黒鹿毛、青鹿毛、栗毛、栃栗毛、芦毛の6種類 に大分される。ごくまれに白毛というのもいる。
毛ヅヤ
馬の体の表面は、短い毛で覆われている。そのツヤを毛ヅヤといい、馬の体調のバロメータになる。 人間の皮膚とある意味同じで、内蔵の調子などが毛ヅヤに現れる。よって、調子の良い(体調の良い) ときは毛並みがピカピカしている。よく競馬解説者が「この馬は毛ヅヤがいいですねぇ」とか言ってい るのを聞くが、普通の人にはよくわからない。
ゲート
スタートの時に馬が入る発馬機のこと。ゲートには馬番が奇数番の馬が先に入り、その次に偶数番、 そして最後に大外の馬が入る。このため、気性に難のある馬などはゲートに入っている時間が少ない 偶数番を好む(まあ、好んでいるのは馬じゃなく、人間だが・・・)。 ゲートで立ち上がったり嫌がったりした場合、ゲート試験を受け直すことになる。セイウンスカイは 菊花賞を制する前に、前走ゲートで暴れたためゲート試験を受けていた。
ケン
馬券を買わずにレースを見学すること。自信がない、または予想する価値がないときは、買わずに 見るだけのほうがよいのだが、得てして買ってしまう。そういう意味で、ケンは非常に「忍耐力の いる行為」だと言える。
見徳買い(けんとくがい)
見得買い、とも書く。何も考えず誕生日が2月2日なら2−2、34回目の結婚記念日なら3−4、 第110回天皇賞なら1−10と買うような買い方。 以前私はこの買い方で当時付き合っていた彼女の好きな数「2−8」を買って780倍馬券をとった ことがある。
類義語:出目
減量騎手
デビュー3年未満の若手騎手で100勝未満の騎手のこと。太ってしまったのでダイエットしている 訳ではない。この見習騎手が特別競走(重賞、ハンデキャップ競走を含む)以外の競走に騎乗する場合、 その勝利数に応じて、下記のとおり各々の負担重量が軽減される。なお通算勝利数にはJRA所属馬に 騎乗した地方指定交流競走と海外の重賞も含まれる。
減量印 免許取得期間 勝利数 減量重量
▲ 3年未満 〜20勝 3kg
△ 21勝〜30勝 2kg
☆ 31勝〜99勝 1kg
[こ]--------------------
好位差し
脚質の一種で、先行と差しの中間ぐらいの脚質のこと。道中は好位置(前から2〜5番手)に待機して 直線前くらいから前の馬をアオって早めに差す馬。エアグルーブなどがいい例。
関連語:脚質
交流重賞
中央所属馬(JRA)と地方馬(NRA)の交流を目的に作られたレースのこと。
コズミ
歩様がぎこちないとき、“コズんでいる。”と言う。筋肉痛や内臓疾患に起因するもので、人間で言え ばマラソンをやった次の日に、階段を下りるときのぎこちなさがそれである。使い込んでいる馬に多い。 パドックでコズんでいる馬は、あまりよろしくない。
類義語:跛行(はこう)
コーチ屋
「よっ社長!どうですか?」とWINSや競馬場で寄ってくる人。大金を見せびらかし、「いい情報が あるんですよ。だから、当たるんです。」と口八丁で言い寄られ、言うとおりの馬券を買わされる。 当たるとご祝儀を取られ、それが本質的なコーチ屋の儲け。当たらないと何処かへ行ってしまうか、 「今度こそ、固い。」とまた口八丁となる。「社長はここで飲んでいてください。あっしが買ってきま しょう!」とそのままドロンされる例もあるという。
最近は強盗まがいのコーチ屋もいるそうなので気をつけよう。もちろんヤクザ者である。
ゴドルフィン
UAE(アラブ首長国連邦)のモハメド殿下が中心になって興した馬主法人。ゴドルフィンの所属馬は 冬季は温暖なUAEで過ごし、春から秋のシーズンは英国ニューマーケットのきゅう舎を拠点に、世界 各地のレースに向かう。ゴドルフィン所属馬が出走し始めたのは94年春からだが、以降昨年末までで 世界各地のG1を50勝している。95年安田記念を制したハートレイクも所属馬。
関連語:ドバイからの刺客
古馬
2歳馬、3歳馬に対し、古馬とは4歳以上の馬のこと。但し、2歳馬がデビューする夏以降は、3歳馬 を古馬と呼ぶこともある。天皇賞(春)などは古馬限定(4歳以上のみ)のレースだ。
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[さ]********************************************************************
サイアー
英語で種牡馬のこと。その種牡馬の産句(子供)が1年で最も勝利度数が多いと、その種牡馬のことを リーディングサイアーと呼ぶ。
ササ針
ハ行などの病気によって身体にたまった血液を、針を刺して取り除く手術のこと。針がササの葉に似て いることからこう呼ばれる。
関連語:ハ行
ささる
片側によれること。直線で内側に切れこんでしまう癖を「内にささる」などという。
差す
直線で前を走っている馬を追い抜くこと。なぜかこの世界では“差す”という。1着まで上がった場合 は、“差し切った”と言う。
例文:「差せ!いけ!おしもう少し、差し切れえ!」
サラブレッド
17世紀イギリスで、東洋種の馬と在来の牝馬を掛け合わせて、これまでのどんな馬よりも速く走れる ように品種改良された結果が、サラブレットの誕生となった。あらゆるサラブレットの祖先を辿ると、 必ずダーレーアラビアン、ゴトルフィンアラビアン、バイアリータークの3頭にたどり着く。この3頭 をサラブレットの三大始祖という。
これに対してアラブ系(アングロアラブ)という種類もあるが、JRAでは数年前からこの競走を中止 した。サラブレッド(サラ系)と言われる馬は、このアングロアラブの血量が25%未満の馬を指す。 地方競馬などでは現在でも依然、アラブ戦のレースが組まれている。
関連語:三大始祖
3角(さんかく)
レースのコースで、直線に入る直前のコーナーの入り口あたりのこと。3コーナーとも言う。ゴール までおよそ600m付近である。差し馬はこのあたりからジリジリ先頭を伺う。その先の、直線へ向く 直前のコーナー(コーナー出口)を4角(4コーナー)と言う。
例文:「あの馬、3角まわったときは、まだ最後方にいたのにすごいよね!」
類義語:4角(よんかく)
3冠
この世界では、一般に4歳牡馬クラシック3冠、すなわち皐月賞、ダービー,菊花賞のことを言う。 これをすべて制した馬が“3冠馬”である。古くはセントライト、シンザン。最近ではシンボリルドル フやナリタブライアン等がいる。
4歳牝馬にも3冠があり、桜花賞、オークス、秋華賞のこと。こちらは通常“牝馬3冠”と呼んでいる。 人間界でピンサロ、ヘルス、ソープの3つを一日で制覇すると「風俗三冠王」と呼ばれる。
産句
父馬、及び母馬の子供を、その馬の産句と言う。通常、種牡馬の子供をその産句と呼ぶが、肌馬(母馬) の子供にも用いられる。
三大始祖(さんだいしそ)
三大根幹種牡馬とも呼ばれる。現在のサラブレッドの父系をたどると、バリアリーターク、ゴドルフィン アラビアン(またはゴドルフィンバルブともいう。ギャロップレーサーの中ではこう呼ばれていた)、 ダーレーアラビアンという3頭のアラブ馬にたどり着く。この3頭を指してこう呼ぶ。現在はダーレー アラビアンの血脈が最も繁栄している。
三分三厘(さんぶさんりん)
3コーナーから4コーナーあたりの、ゴール前660メトール地点のこと。一分を1ハロン(200 メートル)として計算する。通常、差し馬が仕掛け出す勝負どころを指す。
例文:「あんな位置にいたんじゃ、三分三厘で既に勝敗が決まってたよね。」
[し]--------------------
軸馬(じくうま)
馬券を予想する際に基本とする馬(本命馬)のこと。その馬を中心に何頭かに流して馬券を買う。 これを流し馬券と呼ぶ。
自己条件
その馬の本当の収得賞金クラスのこと。格上挑戦(自分の収得賞金クラスより上のレースに出走すること) で重賞に登録していたが、メンバー的に見て勝つ見込みがないときなど、急に自己条件に回ることがある。
ジジイ
河内騎手のこと。他にも何人かジジイ騎手がいるが、通常(特にこのHP内では)彼を指す。余談だが 河内騎手は「泣きの河内」と言われ、彼はレース前に自分の乗る馬のことでよく泣き言を言う。自信が ないんだなと思って切ると平気な顔して勝ちやがる。だから彼の泣き言と女の涙は信用してはいけない。
例文:「ジジイ、つえーじゃねーか。コロス。」
例文:「今日はジジイを徹底マークだ。」
市場取引馬(しじょうとりひきば)
競走馬の中で、市場、つまりセリ市で取引された馬のこと。競馬新聞の馬柱に○に市のマークで示される。 通常、競走馬は生産者から馬主へ直に売却されることが多く(庭先取引)有力そうな子馬はほとんど市場 に出る前に売れてしまうのが常である。ゆえに、市場取引馬には「売れ残り」的なニュアンスが常に付き まとう。実力的にもやはりやや劣るものが多く、条件戦はともかく、大レースで活躍することは少ない。 市場取引馬限定戦などというものがあるのも、そのためである。新聞などの表示から、普通、マル市 (まるいち)と呼ばれる。
しかし最近は、市場取引馬からテイエムオペラオーが出たことで、「私も未来のオペラオーを!」と、 にわかに脚光を浴びているとか。小さな生産者には彼の出現は朗報である。
斜行
レース中、馬が急に斜め(横)に走ること。後続馬との差が2馬身以内の時に斜行すると進路妨害を 取られ、審議の対象となる。これには程度があり、軽いと何のおとがめもなしだが、ヒドイとその馬 は降着・騎手は騎乗停止となる。
JRA VAN(じぇいあーるえー ばん)
パソコン通信を使った情報提供システム。PATとは別のもの。出馬表、オッズなど、中央競馬のほと んどのデータが含まれる。「馬○」など、多くの競馬予想ソフトを使用するために用いられるが、有料で あり定期的にお金がかかる。
シェリフズスター
皐月賞と菊花賞の二冠馬・セイウンスカイの父。種牡馬生活の業績不振のために息子セイウンスカイの 勇姿を見ることなく行方知れずになった。お肉になったという噂や、実はシマウマだったという噂も 流れている。
シャアザク
正式には「シャア専用ザクU」という。けた外れに強いスプリンターのことで、スピードタイプの馬に 使われる。シャアザクは通常のザクに比べて3倍のスピードを持っているということから、他馬と比べて 一枚格が違うという意味。ただし、ザクU自体が非力であったため、テイエムオペラオーのようなステイ ヤータイプには使用しない。また色的な問題から、芦毛の馬にも使用しない(ガンダムになってしまうため)。
例文:「タイキシャトルって、マジでシャアザク並だよね。」
シャドーロール
気性の悪い馬の矯正器具。気の弱い馬や好奇心旺盛な馬は、走っているとき地面を見てしまい集中力を かいてしまう。シャドーロールは目と鼻の間に太いタオルのようなものを巻いたもので、こうすると 馬は地面が見えない。強い馬でも多く、ナリタブライアンやエルコンドルパサーなどもその一例。
15−15(じゅうご、じゅうご)
調教方法の一種で、200mを15秒ペースで流しながら走ること。600mを45秒、400mを 30秒、そして最後の200mを15秒ぐらいで走る。レースでは騎手のペース配分通りに馬が走る ことも大事なことである。そのため流すという意味以外としても、15−15は有用な調教方法と 言える。
重賞
レース体系で重要視されているレースのことで、いわゆるグレードレース(G1・2・3)のこと。 レースは他に、新馬戦、未勝利、500万下、900万下、1600万下(準オープン)、オープン 特別があり、牝馬限定や父内国産限定などがある。
同意語:グレードレース
ジリ脚
切れる脚(急に加速する脚)がなく、ジリジリ速度の伸びる馬のこと。ジリ貧とも言う。こういう馬が 好きならどうしようもないが、そうでない人は見ていて非常にイライラ・ハラハラする。古くはナイス ネイチャにロイスアンドロイス、最近ではステイゴールドなど。切れる脚はないので1着になることは 少ないが大崩れも少なく、2着3着は多い。
対義語:切れる
白毛
馬の毛色の一種で、いわゆる白馬。白毛は芦毛の馬と違い、生まれながらにして真っ白な馬である。
GT武は安易に切るな、最終レースの武は切れ(格言)
天才・武豊が騎乗すると、馬の実力以上にレースで力を出すときがある。グリグリの人気馬ならともか く、GTレースで武騎乗の馬が二番人気以下のときは安易に切るな、という格言。 逆に、最終12レースでの武の勝率は極端に落ちる。集中力が持たないのだろうか? よって、最終レ ースでの武は人気でも切れ、ということ。
類義語:武人気
審議
斜行や接触などによって他馬が著しく不利を受けた場合に審議の対象となり、明らかに加害馬のために 被害馬が不利を被った場合、加害馬は失格か降着になる。但し、審議は被害馬及び加害馬の騎手双方の 意見が重要視されるため、程度がひどくても被害馬の騎手次第ではおとがめなしになることもある。
例文:「ただいま、審議の青いランプが灯っています。お手元の勝ち馬投票券は・・・」
シンジケート
種付け権の共有を管理する組織。種牡馬の代金を何等分化し、種付け株とする。それを購入した株主のみ 1シーズンに1頭の牝馬に無料で種付けする権利を得られる。高額な種牡馬を管理する手段として定着 している。ちなみに種付け株を持たないものがその馬の種付けを希望する場合にはシンジケートを通して 種付け料を支払うことによって行うことができる。けっして悪い組織ではない。マフィアと混同しない ように。
蕁麻疹(じんましん)
馬の身体に斑点ができる病気。人間と同様である。すぐ治るが、レース前に発症するとレースを回避 せざるを得ない。
[す]--------------------
素軽い(すがるい)
動きが軽快で、フットワークが良いこと。レースや調教での馬の動きを表す言葉として用いられる。
スタリオン
種牡馬のこと。
ステイヤー
長い距離のレースを得意とする馬のこと。おおよそ2400m以上をいう。
ズブい
反応が悪いこと。年と共にズブくなる馬、最初っからズブい馬など、様々である。大型馬に多い。
例文:「あの馬は追ってからの反応がズブいんだよな〜」
対義語:切れる
スプリンター
短い距離のレースを得意とする馬のこと。おおよそ1400m以下をいう。
[せ]--------------------
全兄弟(全弟)
父も母も全く同じ馬同士のこと。ダンスパートナーとダンスインザダーク(父はサンデーサイレンス、 母はダンシングキイ)や、ナリタブライアンとビワタケヒデ(父はブライアンズタイム、母はパシ フィカス)などがいる。これに対し、通常競馬界では母を基準に考えられるため、母が同じ馬同士の ことを半兄弟という。
類義語:半兄弟(半弟)
せん馬
牡馬で、あまりにも気性が悪いために去勢(睾丸摘出)を行った馬のこと。いわゆるニューハーフ。 せん馬はオカマのため、格式高いクラシックと天皇賞には出られない。レガシーワールドやマーベラ スクラウンが有名。チンチンがないため、どんなに活躍しても決して種牡馬になることはない悲しい 存在である。このせいで全然勝てなくなったレガシーワールドもなかなか引退させてもらえなかった。 去勢は馬の気性をおとなしくする効果があるが、人間では定かではない。
類義語:牡馬、牝馬
[そ]--------------------
早熟(そうじゅく)
2歳から3歳の春にかけて好成績を残し、その後、成績がよくない馬のこと。血統から来ることが多く、 特に外国産馬に多い。
ソエ
正式には管骨骨膜炎。主に前肢の膝下の骨(管骨)が炎症を起こす疾病で成長途上の若駒に多い。人間で 言えば弁慶の泣き所を強く打撲して痛くて走れないといったところ。
外ラチ
ラチはコースや牧場を区切る柵のこと。外ラチは外側(ゴール前ならスタンド側)の柵。
外枠発走(そとわくはっそう)
レース前に発表された馬番号ではなく、一番外側の枠から発走させること。ゲート入りが悪い、ゲート 内で暴れる、前走ゲートで暴れたなど、他馬に影響を与えると判断された時などに外枠発走となる。
そのまま
主に最後の直線で、そのままゴールすれば自分の馬券が当たりそうなとき、または応援している馬が 先頭に立ったときに使うかけ声。使うと言うより、思わず声に出てしまう、と言った方がいいかもし れない。効くか効かないかは、気迫次第。
例文:「どりゃあ!そのままあ!!」
染め分け帽(そめわけぼう)
同枠に同じ厩舎の馬が入ったときに変更される帽子の色のこと。競馬では枠によって被る帽子、厩舎に よって着る勝負服が決まっている。例えば8枠(ピンクの帽子)に同厩の馬が入った場合、レースが 始まってしまうと帽子の色も騎手の服も同じで、非常に見分けがつきにくい(馬の顔はよく分からないし…)。 このため、より外枠に入ったほうの騎手の帽子を染め分け(4分割して、ピンクと白の交互)帽にして 遠くからでも区別できるようにする。また7枠や8枠は最大3頭の同厩馬が入る可能性があり、もし そうなった場合は一番外枠の騎手の帽子が”より”染め分け帽(8分割の交互)となる。
ソラを使う
レース中に馬が気を抜くこと。物見をしたり、マジメに走らない様子。ゴール前で一頭抜け出したとき に馬が「やった!これでこのレース頂きだぜ!」とソラを使うパターンが多い。例えるなら「ウサギと カメ」のウサギみたいなもの。よってソラを使う馬はゴールギリギリで交わすような戦法を強いられる。
例文:「あの馬、直線で一頭抜け出すとどうもソラを使う癖があるんだよなぁ・・・」
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[た]********************************************************************
武人気(たけにんき)
天才・武豊が騎乗するために、馬の実力以上に人気になること。確かに武豊は天才である。よくその 好騎乗によって馬の実力以上のレースをするときがあるが、穴党にとってはまさに切り時である。
例文:「なんだ、あの馬、そんな強くないのに武人気してるじゃん」
類義語:「G1武は安易に切るな、最終レースの武は切れ(格言)」
ダク
馬がごく軽く走る(早歩きする)状態のこと。調教方法の表現などで用いられる。ちなみに馬が全力で 走っている状態をギャロップ、余裕ある走り方(馬なり状態)をキャンターという。ダクは最も軽い 調教方法。
関連語:キャンター
ダークホース
闇(暗く目立たない)ということから穴馬のこと。闇のまま終わることも多い。
駄乗(だじょう)
騎乗法の一つで、騎手が下手に乗ること。駄騎乗。合コン明けの武幸が関東でよくやる騎乗方法。 「へったくそな乗り方しやがって。殺す」と言うなかれ。そこまで予想するのが競馬である。
叩き合い
ゴール前の直線で、馬が競り合うこと。騎手が渾身の力を込めてムチを打つため、こう呼ばれる。
例文:「テイエムオペラオーは壮絶な叩き合いを制して、有馬記念を完勝した。」
叩く
一度レースを使うこと。特に休養明けにレースを消化したとき、こう表現される。また休養明けに本気で 走らず、調整代わりにするレースを「叩き台」と呼ぶ。(ステップレースでなど)。
例文:「今回のレースは、叩いた上積みがある分、前走より好勝負だよ。」
盾(たて)
天皇賞のこと。天皇賞は勝者に天皇盾と呼ばれる木でできた盾が贈られることから、俗に天皇賞のことを ”盾”と呼ぶようになった。ちなみに武豊騎手は天皇賞に滅法強く、そのため彼は「平成の盾男」などと 呼ばれている。
タテ目
例えば馬連3−5、3−7を買ったときに、実際は5−7が来ること。買っていないので非常に悔しい。
ダンゴ
逃げ馬から追い込み馬まで、出走馬のほとんどが一団となって流れる流れのこと。非常に密度が高い ため、気性難の馬には不利である。決して3頭だけではないし、兄弟でもない。
[ち]--------------------
ちぎる
後続馬に大差をつけて勝つなど、ぶっちぎりで勝つこと。人気のある強い馬が勝ったときは小差でも 用いられることがある。
父内国産
その馬の父が日本でレースに出ていた馬のこと。ナリタブライアン、タイキシャトル、マヤノトップ ガンなどの産句はすべて父内国産である。最近の内国産ではメジロライアンの産句が活躍している。
同意語:内国産
地方馬
地方競馬(大井や北海道、宇都宮、笠松など)に所属する馬のこと。通常、地方馬は中央(JRA) のレースには出られないが、G1のステップレースやダートの重賞などには特別に出走枠がもうけ られる。このようなダートの重賞を「交流重賞」という。
チャカつく
パドックなどで入れ込んで、チャカチャカする様子。チャカついているときは小刻みにステップを踏む ように歩き、落ち着きがない。
中距離馬
スプリンター、マイラー、ステイヤーと他は英語があるのに、この距離の馬には英語がなく漢字のみ。 ちょっとかっこわるい。中距離のレースを得意とする馬のことで1800m〜2400mをいう。
調教
レースの練習を行うこと。能力アップ。ウッドチップコース、坂路コース、ダートコース、芝コース、 プールなどがある。
[て]--------------------
蹄鉄(ていてつ)
馬の蹄(ひづめ)につける金具のこと。これがレース中(または前)にとれてしまうこと落鉄といい、 蹄が割れてしまうことを裂蹄(れってい)という。菊花賞馬のマチカネフクキタルはこの裂蹄に長い こと悩まされた。
定量戦
レースの斤量形態のことで、各馬が全て同じ斤量で走ること。同条件での最強馬を決定するGTなど に多い。但し、定量といえども、牝馬(メス)は大抵「1kg減」や「2kg減」される。
関連語:別定戦、馬齢戦、ハンデ戦
テキ
調教師のこと。”騎手”を逆さまにして”手騎”を音読みにしたところから来ていると言われているが 実際はさだかではない。いわゆる、業界用語の一種である。
鉄板
そのレースが(あるいは1着が)固いことを言う。ただ往々にして、柔らかい鉄が多い。
例文:エアグルーヴで固え。鉄板だ。
類義語:岩
鉄砲
休養明け初戦のこと。休養明けの馬は、一部の強い馬を除いて通常レースの感覚を忘れていることが 多い。そんななかで、休養明け初戦でもいきなり力を発揮する馬のことを「鉄砲がきく」とか、 「鉄砲駆けする」などという。気性の勝ったタイプの馬に多い。
出ムチ
逃げ馬がスタート時に先頭に立つため打つムチのこと。地方競馬でよく見られる。
類義語:ムチ
出目
競馬を数字のゲームとして遊ぶ場合に考える。今日は1が多く出ているとか、このレースは3の目が 死に目(出ない)だとかで買う。 競馬を何処までも突き詰めていくと、ここに落ち着くらしい。
例文:よく考えたけど、出目で買おうと思うんだ、出目を見せてください。
応用:2の目が出たがっている。
類義語:見徳買い
手前を変える
馬の利き脚を変えること。馬は走る時、どちらか片方の脚を前に出して走る(手前)ので、それを逆に することを言う。レースでは片方の脚を利き脚にしてずっと走っていると利き脚の疲労が激しくなる ため、直線で手前を変えることにより、最後の追い込みに力を貯めておくなどの方法に使用される。 賢い馬は最後の直線で、自分の思ったときに手前を変える。手前を変えるのがヘタな馬は、直線に 入ったときにフラフラして伸びきれない。左回り(東京・中京)が得意な馬、右回り(それ以外)が 得意な馬などがいる。
テン
最初のこと。キョウエイマーチなど、逃げ馬でレース直後のダッシュ力が良い馬のことをその馬は 「テンが早い」という。また初騎乗は「テン乗り」などという。 逃げ馬は必ずしもテンが早いとは限らない。ステイヤーの逃げ馬メジロパーマーなどはあまり早い テンではなかった。
展開
レースの流れのこと。他馬がどうしようと自分のペースで行ける馬を「展開に左右されない」といい、 差し〜追い込み馬など、ペースが速く/遅くならないと困る馬などを「展開に注文がつく」という。 展開に注文がつくタイプの馬は、アテにしづらいが、穴党としてはたまらない魅力がある。
伝貧
でんびん。正確には馬伝染性貧血。1980年まで、確定診断の方法すら確立されていなかったウイ ルス感染による病気。 感染は病馬の血液や排泄物・分泌物が考えられ、詳細は未だ不明。吸血昆虫(アブ・サシバエなど)が 重要視されている。発熱・貧血が主症状で、慢性型は1〜2年の間に熱発作を繰り返し、急性型は死 に至る。 予防方法も治療方法も無く、早期発見し殺処分するしか方法が無い。最低年一回の検査が義務付けら れている。
[と]--------------------
同着
競走馬が同時にゴールし、着順が同じになること。通常、肉眼で判断しにくいときは写真判定を用いて 判断され、わずか2〜3cmでも差があれば順位が着くが、それでも同着となることがある。同着となった 場合は的中馬券が増えるのでいいが、馬券の払戻し(配当)に影響があるため善し悪しでもある。
1,2着が同着の場合・・・単勝や連単の的中が2種類発生するため、それぞれ配当が半分になる
2,3着が同着の場合・・・連複の的中が2種類発生するため、それぞれ配当が半分になる
など。
栃栗毛(とちくりげ)
馬の毛色の一種で、栗毛の色をもう少しくすませた、ベージュっぽい色の馬のこと。
ドバイからの刺客
ゴドルフィン(チーム)のこと。ドバイのモハメド殿下は沢山強い馬を持っており、時たま日本の 大きなレースに参戦させることから、こう呼ばれる。
関連語:西の秘密兵器
トモ
馬の後ろ足の筋肉のこと。当然しっかりとした筋肉が付いていれば蹴る力も強いので、レース能力は 高い。競馬解説者が「この馬のトモは実にしっかりしていて・・・」とか言っているのをよく聞くが、 素人目にはさっぱりわからない。コギャルの脚なら一目で善し悪しがわかるのだが・・・。
トレセン
トレーニングセンターの略。JRAには関東の美浦トレセン、関西の栗東トレセンの2種類がある。 新聞などで調教欄に「美」と書いてあれば関東馬、「栗」と書いてあれば関西馬である。(例外あり)
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[な]********************************************************************
内国産
父内国産のこと。タイキシャトル産句、スペシャルウィーク産句など。
同意語:父内国産
流し馬券
ある一頭の軸馬を決めて、そこから2着候補(あるいは1着候補)数頭へ馬券を流して買うこと。 例えば、軸馬を1番とした場合、1−2、1−3、1−4・・・というように買う。 軸がこけると「親亀コケたら皆コケた」になる。逃げ馬を軸にして流し馬券を買っていてこの馬が出遅 れたりすると、その後、レース終了までが何ともいやな時間となる。ある意味、リスキーな買い方。
中*週(なか*しゅう)
馬のレース間隔のこと。競馬界の「中〜週」というのは、中間に何日日曜日があるかで表される。よって 3週間ぶりのレースでも、中間に日曜日は2回しかないので「中2週」となる。
関連語:連闘
夏バテ
馬にも夏バテがある。元気がなくなったり、馬体重が減ったり、目の周りが黒ずんだりして、少しの 運動で呼吸が荒くなったり、軽い運動しかできなくなる。牡馬の場合は睾丸が腫れて大きくなる馬も いる。「夏は牝馬を買え」っていうのは、そういうところからきているのかもしれない。人間でこの 症状が出たら怖い。夏バテそうな馬がいたら注目しよう。
同意語:夏負け
夏負け
夏バテのこと。夏が不得意な馬・夏にばかり負ける馬のことではない。
同意語:夏バテ
[に]--------------------
兄ちゃん見てくれ、この馬券
競馬場や場外馬券場に1人で来ている競馬オヤジが、近くの兄ちゃんを捕まえてボヤく言葉。大体、 1着3着やタテ目を食らったときに出る。これを言われたら、返す言葉は「残念でしたね。」と決まって いる。これに「惜しいですね。もうすぐ当たりますよ。」と言ってあげると、「そうか?」と言って 嬉しそうな顔をする。間違っても、「そんなん買ってっからだよ!」とケンカを売ってはいけない。
西の秘密兵器
関東(東京、中山)で行われるレースでは、輸送の関係から登録馬はやはり関東馬が多い。そんな中、 数少ない関西馬の中で穴っぽい上がり馬は「西の秘密兵器」などと呼ばれたりする。しかし所詮は穴馬 なので、実力が秘密のまま終わることは数多い。
類義語:関西馬
関連語:ドバイからの刺客
二走ボケ
休み明けの馬が鉄砲がけして好走し、その次のレースで人気になったのに全然ダメなこと。休み明けを 究極の仕上げで走った馬に多い。いわゆる反動である。
ニックス
相性の良い家計同士による配合の仕方のこと。例えば「ノーザンダンサー系の牡馬とヘイルトゥリーズ ン系の牝馬はニックスで相性がいいから、強い子が生まれやすい」などと使われる。実際の予想で聞く ことはほとんどないが、ダビスタをやったことがある人には馴染みが深いかも。ただ、人間の血液型 占いと同じ様な物で、統計的なデータなので必ずしもいいとは限らない。 ちなみに私の家系と広末涼子の家系はニックスの関係、これホント。是非交配したいなぁ・・。
二人引き(ににんびき)
パドックで、厩舎の人が二人で馬を引くこと。馬の気合いや厩舎の気合いが感じられる良い傾向である。
二の脚(にのあし)
最後の直線で、もう一度加速して伸びること。例えば先行していた馬が最後の直線で後ろから来た馬に 詰め寄られてもうダメかと思われたとき、もう一度加速してそのまま逃げ切ってしまったときなどを、 その馬は「二の脚が鋭い」などという。「二枚腰」ともいうが「二枚舌」とは無関係。
[ね]--------------------
熱発(ねっぱつ)
馬が発熱すること。人間でいう風邪のような症状だが、内科的な原因だけでなく、外科的や精神的にも 発熱することがある。当然レース直前に熱発するとレースを回避することになる。
例文:「この馬は中間熱発して調教を休んだが、仕上がりには問題ない」
[の]--------------------
ノド鳴り
激しい運動を行うと、ノドがヒューヒュー鳴る状態。呼吸しにくかったり、呼吸ができなかったりする ため競走能力に影響し、距離が長いほどダメージは大きい。神経マヒなどが原因で起こるが、手術だけ では完治しない場合が多い。人間で言う喘息みたいなもの。
ノミ屋
競馬場の代わりに馬券を売ってくれる人のこと。大体がヤクザ者である。「飲む」とは、購入を頼ま れた馬券を買わないで代金を自分の懐に入れる行為のこと。外れれば儲け、当たった場合は余計に懐 から出さなければならないが、回収率を考えると必ず儲かる商売である。英国などでは“ブックメー カー”などと呼ばれており合法だが、日本では法律で禁じられている。
地方競馬などで、1レース当たりの売上が小さいため大勝負をするとオッズが下がってしまうような 場合ノミ屋で買うと、オッズは下がらなくてすむ。またノミ屋では1割引で馬券を売ってくれる。すな わち、1万円分買うなら9千円払えばいい。非合法な分、メリットは大きい。但し、勝った馬券の証拠 がノミ屋側にしか残らないため、高配当時の金銭トラブルも多いらしい。
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[は]********************************************************************
跛行(ハ行)
馬が脚を痛がり、ビッコをひいてる状態。歩様がおかしく、足並みが4肢きれいに揃ってないことを 指すこともある。まだ骨が固まりきっていない若い馬に多いが、高齢馬でもマレに起こる。発症した 場合は数ヶ月の休養を要するが、骨折等よりは直りが早い。正式には「跛行」と書くが、「ハ行」と 表記するのが一般的で、右前脚が悪い場合は右肩ハ行(左前脚が悪い場合は左肩ハ行)と表記される。
肌馬(はだうま)
繁殖牝馬のこと。
同意語:繁殖牝馬
馬柱表
予想新聞のメインを飾るもので、出走馬の馬名、枠順と、数走前までの成績などが書いてある表のこと。 馬柱表には決まった形式がなく、特定の成績や何回万馬券に絡んだかが書いてあったりなど、新聞各社 で書いてある内容が微妙に違う。予想をする上で、自分に合った新聞を見つけることも大事なことである。
ハナ
レースでの先頭のこと。「ハナをきる」とは、レースで先頭に立つこと。また「ハナにこだわる」と いうのは、馬がどうしても逃げたい(先頭を走りたい)場合などに使われる。
ハミ
騎手の指示を馬に伝える道具で、馬の口についている手綱を固定する部分のこと。口向きの悪い馬を 矯正する作用もある。馬が自分から頭をグイグイ上下することを「馬が自分からハミをとる」などと 言う。
ハロン
1ハロンは約200m。「上がり3ハロン」は、600mのこと。コースには1ハロンごとに「ハロ ン棒」という棒が立っており、騎手はこれを見て距離を判断する。しかし外国人騎手には、たまに ゴール板に見えるらしい。
例文:「マイルから1800mじゃあ、1ハロンの距離延長が問題だね。」
半兄弟(半弟)
競馬界では母を基準に考えられるため、母が同じ馬同士のことを半兄弟という。ナリタブライアンと ビワハヤヒデ(母はともにパシフィカス、父はナリタブライアンがブライアンズタイム、ビワハヤヒデ の父がシャルード)が例。但し、最近ではたまに母違いでも使われることがある。
類義語:全兄弟(全弟)
繁殖牝馬
種牡馬に種付けされる牝馬のこと。競走馬のお母さん。種牡馬と違って、競走成績が優秀で無くても なることが多い。現役時に大活躍した牝馬は母体としてのお釣りがないとのことから、返って敬遠され ることもある。隣りのミヨちゃん(無名)に木村拓哉を種付けして子供を期待するイメージである。 (工藤静香みたいに、もうスレてしまっていると母体に余裕がない、など)
同意語:肌馬
晩成(ばんせい)
競走馬の成長タイプの1つで、競走馬としての能力がピークに達する時期が他の競走馬より遅い馬を いう。おおよそ4歳の春以降に強くなるため、3歳に行われるクラシックには出走できないが、引退 時期も遅いため一度好きになると長く楽しむことができる。ただ自分の狙い続けている馬を「この馬は 晩成だから今度こそくる」と思って買い続けていると、晩成ではなく単に弱い馬だった・・・などいう こともあり、その見分けはとてもムズカシイ。
ハンデ戦
レースでの各馬の斤量が、「ゴール前で全ての馬が横一線に並ぶように」決められたレースのこと。 大きなハンデがあるときは同レース内で10kgも斤量が違うことがある。どの馬にもチャンスがある よう設定されたレースであるため、波乱が多い。一般的に、「トップハンデ馬と最軽量馬を狙え」とか 言われるのは、「もっとも力量を認められた馬と一番チャンスに恵まれた馬が有利」という理由である。
関連語:ハンデキャッパー
関連語:馬齢戦、定量戦、別定戦
ハンデキャッパー
ハンデ戦のハンデを決める人。ハンデ戦ではレースを面白くするのもつまらなくするのもハンデキャッ パーの斤量決定にかかっているため、その責任は大きい。
例文:「この馬、今回はハンデキャッパーには見込まれた(重量が重い)なぁ。」
関連語:ハンデ戦
坂路(はんろ)
調教のコースの一種で、坂を上ることで短距離で足腰を鍛える調教方法。コースに比べて走る距離が 短いので足下にかかる負担が少ない。通常、栗東のほうが美浦の坂路コースよりタイムがかかる。
馬券
現在、JRAでは、単勝、複勝、枠連(枠番連勝)、馬連(馬番連勝)の4種類が発売されている。 単勝は1着を、複勝なら3着までOK、連勝は1着と2着の馬を順不同で当てる。 1999年から「ワイド」が、2002年から「馬単」「3連複」が発売され、現在に至る。
馬体重(ばたいじゅう)
馬の重量のこと。サラブレットの馬体重は大体400kg〜600kgで、500kgを超える馬を 大型馬、430kgを割る馬を小型馬という。小型馬だからスタミナがないというわけではなく、現 に2000m以上で活躍しているステイヤーのステイゴールドは430kgを切る小型馬である。 逆に、550kgを超える大型馬はズブい馬が多い。
関連語:ズブい
馬場(ばば)
レースをするコースのこと。馬場と言ってもアッポーではない。天候によって、良馬場、稍重馬場、 重馬場、不良馬場がる。芝コースの場合は稍重馬場以上になるとレースタイムが遅くなるが、ダート の場合は砂が水を含んで足抜きがよくなるため、重までならタイムはかえって速くなる。
ハミ
馬の門歯と臼歯の間に噛ませて使う馬具のこと。一般的にステンレス製が多い。通常は棒状だが、 リングハミと言われる円状のものもある。騎手の手綱さばきは、この手綱を通じてハミに伝えられ、 馬を操っている。
関連語:ハミを取る
ハミを取る
馬が首を下にグッとさげ、引っ張ること。通常、馬は走る気になるとハミをくわえ込み、頭を激しく 上下させることから、ハミを取るとは、馬が自分から走る気になったことを指す。反対に「ハミを取らない」 とは、馬が走る気にならず、自分からクビを下に下げないこと。
馬齢戦
レースでの各馬の斤量形態のことで、4歳54kg 5歳56kg・・・等と、馬の年齢によって斤量 が決まっているレースのこと。
関連語:定量戦、ハンデ戦、別定戦
番手(ばんて)
2番手でレースをすすめること。なぜか競馬界ではこう略す。
PAT式
家庭で電話回線を使って馬券を買える悪魔のシステム。導入初期は電話回線(アナログ)のみであったが ADSLの普及にともない、HPでも買えるようになり、デジタル回線もOKとなった。当初はスーファミ、 ドリームキャストといったものも使用できたが、現在はほとんどの人がパソコンを利用している。
パドック
レース前に馬が周回する場所。上級の馬券購入者はここで当日の馬の状態をチェックして馬券を購入 する。競馬解説者や馬券のプロの人が言う「毛ヅヤがいい」とか「トモの張りがいい」とかはあまり アテにならないが、入れ込んでいるかどうかなど、馬の気性に関することなら素人にもわかるので、 その点だけ見れば十分である。
[ひ]--------------------
控える
中団のポジションでレースをすること。2歳馬などは、スピードに任せて先頭で押し切ってしまうが、 古馬ともなると余ほどの才能がないとそれでは勝てない。よって控える競馬も覚えさせることになる。 ただし、競走馬は気性やスピード、スタミナ、勝負根性などにより、得意な脚質というものがある。 何でもかんでも控えればいいというものではない。
例文:「あの馬は控える競馬を覚える必要がある。」
引っ掛かる
入れ込んでいる馬に多く、騎手の指示に従わずにどんどんスピードに乗ってしまうこと。引っ掛かると 無駄な体力を消耗するため、最後までもたない馬が多い。
例文:「メジロドーベル、また引っ掛かってるよ。あれじゃダメだ。」
同意語:かかる
ピッチ走法
小刻みな走法のこと。
対義語:大跳び
平場(ひらば)
新馬戦と未勝利戦を除く条件戦のうち、特別な名前の付いていないレースのこと。パチンコで言う平台。 これに良く手を出している人は、必ずと言っていいほど負けている人である。
牝馬(ひんば)
メス馬のこと。1999年JRAの桜花賞のCMで木村拓哉と数人のおねーちゃんが 「メスと呼ばないで〜、アハン、アハン〜♪♪」と歌っていた、アレ。
類義語:牡馬、せん馬
[ふ]--------------------
ファミリーナンバー
メルマガ「週刊競馬情報」などで、御大・高柳氏がよく使う、血統分類方法。
サラブレッドの牝系を遡り、根幹牝馬43頭について全てのサラブレッドを43のファミリーに 分類し、各ファミリーごとに英国のダービー、オークス、セントレジャーなどのレースを対象に、 勝ち馬頭数の多いファミリーの順に1番から43番までの番号を付け、その後、その概念を引き 継いで改良したもの。〜号族などと表す。
1号族が一番強くて以下弱くなっていくというわけではなく、2号族はムラ、8号族はジリ脚など、 各号族にはそれぞれ特色がある。
フケ
牝馬が発情すること。
類義語:うまっけ
冬毛
馬の毛並みは、季節や調子の如何によって変わる。馬は冬になると冬毛といわれる毛が生えてくる。 生えたからといって弱くなるわけではないが、馬によっては冬が弱い馬、冬になると調子がいい馬 など様々である。
関連語:毛ヅヤ
不良馬場
雨のため、重馬場以上に馬場が悪いこと。ドロドロの馬場。
ブリンカー
他馬を怖がる気性の悪い馬の矯正器具。メンコと言われる覆面の目の横にお椀のようなものを付けて レース中に横の馬が見えない(前しか見えない)ようにするもの。最近では飼い犬でもこれをやって いる犬をたまに見かける。犬の場合はシャンプーハットの様なモノを首に通し、西洋貴族の王子様風 の格好に仕上がっている。あれだと前しか見えないので、一種のブリンカーなのであろう。
ブルードメアサイアー
サイアーが父(種牡馬)を呼ぶのに対し、ブルードメアサイアーは母の父のこと。要するに、人間で 言う母方のおじいちゃん(うちなら佐藤豊)。競走馬にとって血統的に大きな影響力がある。
フレグモーネ
外傷が化膿し、炎症を起こし、腫れ上がり、激痛と発熱を伴う病気。 経過が急で早期に治療を施さないと体内まで化膿が拡がることもある。目に見えないような小さな傷 からでも発病し、重症では生命と競走能力にまで影響を与える。センゴクシルバーはこれで引退して しまった。
フロック
まぐれを表す言葉。次走もその馬が勝った場合は「やっぱ、前走のはフロックじゃなかった」と表現 される。遅いという例えでカエル(フロッグ)を例に出しているのではない。
例文:「あの馬、やっぱ前走フロックで勝ったんちゃうんか・・・?」
[へ]--------------------
平坦コース
直線に坂のないコースのこと。東京・中山・阪神以外の競馬場。坂がないため、先行馬の勢いが止ま りにくく、逃げ・先行馬に有利。坂が苦手なエイシンバーリンも、京都や中京で活躍していた。
米血(べいけつ)
アメリカ独自、あるいはアメリカ由来の血脈。もしくは血統の多くの部分がそういった血脈で占め られている馬のこと。アメリカのレースはダートが中心なので、そこで活躍しているということから ダートなど力のいる馬場を得意とする、というイメージか。
ペース
レースでの勝敗は、展開が重要なカギを握っている。この展開を表すのがいわゆる「ペース」で距離 によっても違うが、おおよそ1000mを59秒以下ならハイペース、60秒近辺なら平均ペース、 61秒以上ならスローペースという。
スローペースだと、気性の悪い馬は前に行きたがる(ゆっくりチマチマ走っていられない)ので、 「引っかかる」し、前にいる先行馬も余力があるので最後の直線なにってもなかなかバテない。逆に ハイペースでは、サイレンススズカのようにスピードとスタミナを合わせ持っていれば別だが、そう でない馬は、先頭集団にいた馬はスタミナ切れで直線失速することが多い。
一般的にハイペースなら仕掛けを遅らせ、スローペースなら仕掛けを早めるのが騎手のワザ。
別定戦
レースでの各馬の斤量形態のことで、各馬の賞金額によって負担重量が変わるレースのこと。
関連語:定量戦、馬齢戦、ハンデ戦
返還(馬券)
買った馬券の代金が返還(返金)されること。勝ち馬投票券が発売された後に、出走する競走馬が レース発走前に故障などの理由により競走除外となったときに発生する。対象となる馬券は、単複、 馬連、三連馬券などほとんどの馬券だが、唯一、枠連だけは同枠に他の馬がいるときは返還されない (馬券が成立するため)。ただし、ゲートに入る直前など、レース発走前であれば返還されるが、 レース発走後では、落馬、放馬、故障などいかなる理由があっても返還されない。なので人馬両方の ためにも、故障するのであれば発走前にしてほしいものである。
[ほ]--------------------
放馬(ほうば)
馬が騎手を振り落として、あるいは騎手が乗る前に逃げ出してしまうこと。調教中や、レース前に 発生する。調教中ならばまだよいが、レース直前にコースで放馬した場合、馬はコースを走って しまうため疲労が激しく、大抵の場合は除外となる。レース前に除外された場合、掛け金は戻って くるが、この馬を中心にして買っていた人は泣きそうな顔になるという。
類義語:空馬(カラウマ)
BOX買い
これだと思う馬を3〜5頭あげて、その全ての組み合わせの馬券を買うこと。3点BOXは3通り、 4点BOXは6通り、5点BOXは10通りとなる。
牡馬(ぼば)
オス馬のこと。
類義語:牝馬、せん馬
ボロ
馬のうんちのこと。いわゆる、馬糞。
本命党
穴党の対義語で、人気馬を中心に馬券を買う人たちのこと。人気があるということは実力がある、 あるいは勝つ確率が高いということで、要は確率のいい馬を選んでそれを中心に馬券を買うという 方法。ただし配当は当然安いので多点買いするとガミになり、それなりに絞った予想が要求される。 儲けよりも馬券を当てることに競馬の楽しみを置いている人が好んで買う馬券購入方法である。 これに対し、確率は低くなるが、人気薄の馬の中からみんなが見落としている点を探し出し、それ を本命にして馬券を買う方法が穴党である。本命党、穴党はあくまで楽しみ方の違いであり、どち らがいい、と言うことはない。 ただ素人はこれでもいいが、プロの予想師(競馬新聞などの予想陣)の本命党はどうかと思う。 毎回、人気がある馬ばかり本命に置いているということは、素人にでも予想できるレベルであり、 お金を払って聞きたい情報ではないような気がする。私はそういう新聞は買わない。
対義語:穴党
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[ま]********************************************************************
マイル
競馬の世界では1600mのこと。本当の1マイルはあと数メートル長い。
マイラー
1600m戦を最も得意とするタイプの馬。
前残り
レースを引っ張る、逃げ・先行馬が、直線でもバテずにそのままゴールしてしまうこと。スローペー スなどに多い。
類義語:行った、行った
マクる
マクる戦法のことを「マクリ」という。元々は競輪業界の用語で、4角(直線に入る前の最後のカ ーブ)途中から、中団・後方にいた馬が早めに先頭に並びかけ、先頭の馬と競わせること。先頭集団 の馬はその分バテ、自身はそのまま逃げ粘りを狙う。この作戦はうまくいけば、先行馬をつぶせるが、 失敗すると単に自滅する。99年桜花賞のジジイ(ゴットインチーフ)が良い例。
末脚
最後の直線での馬の脚色。一瞬のキレを持つ馬、長くいい脚を使う馬、直線必ず失速する馬と様々。
例文:「有森裕子、ものすごい末脚です!」
マルいち
市場取引馬のこと。
マル外
外国産馬のこと。競馬新聞に「外」と書いてそれを丸で囲んで表現されることからそう呼ばれる。 ちなみに外国馬(外国で調教されており、外国で出走している馬)は、区別されてカク外と言う。
同意語:外国産馬
マル地
地方馬のこと。
万太郎
万馬券のこと。マンシュウ、単に略して万券という人も多い。関西ではマンコロとも言われる。 時に、郷原洋司騎手のことを万太郎という場合もある。父・郷原洋行は言わずと知れた「豪腕郷原」 と呼ばれた往年の名ジョッキーだったが、その息・洋司は下手でかつ追えない。したがって、普通 人気がなく、たまに突っ込んでくると万馬券になることから
「郷原で万馬券」→「郷原で万太郎」→「郷原万太郎」となってしまう。
[み]--------------------
道悪(みちわる)
重馬場や不良馬場のこと。これを極端に得意とする馬、不得意とする馬がいるので、道悪の場合は 注意が必要である。最近では、スギノハヤカゼはとても不得意だった。
類義語:重馬場、不良馬場
[む]--------------------
ムチ
騎手が馬のスピードを上げるために使うもの。通常は最後の直線で打つが、逃げ馬がスタート時に 先頭に立つよう打つこともある。これを「出ムチ」といい、地方競馬ではよく見られる光景。他に 「見せムチ」と言う高等技術があり、走行中に騎手がわざと馬の顔の前にムチをチラつかせて見せ、 「あ、やべ。こいつこれからムチを打ちやがるな・・」と馬にわからせて闘争心をあおる方法もある。 通常ムチを打たれるのは誰もが嫌であろうが、人間界では一部地域でムチを打たれる方がお金を払 って行われることもある。馬にしてみれば「奇特なヤツラだ。」と思っているに違いない。
ちなみに動物愛護団体が強い力を持っている海外では、1レース中に打てるムチの数が決まって いる国も多いとか。そんな海外の騎手が日本に来ると「いいね、日本はムチを打ちたい放題だから」 と感動するらしい。
応用語:出ムチ
[め]--------------------
メンコ
馬の顔に付ける覆面のこと。
[も]--------------------
持ち込み馬
外国で種付けされて日本で生まれた馬、つまり肌馬(母馬)が受胎したまま輸入された馬のこと。日本 で生まれたため、クラシックや天皇賞にも出走できる。これに対し、外国で生まれて日本に輸入された 子供馬を外国産馬(マル外)という。これはクラシックや天皇賞に出走できない。しかしこの持ち込み 馬がクラシックに出走できるようになったのはここ最近のこと。以前朝日杯3歳Sを圧勝した持ち込み 馬のマルゼンスキーは、クラシックに登録さえ出来なかった。それでマルゼンスキーの関係者が 「賞金もいらない、枠も大外でいい、他の馬の邪魔もしない、だから出走させてくれ」と言ったのは 有名な話。
持ったまま
最後の直線で、騎手が追いもしなけりゃムチも打たず、手綱を持ったままの状態のこと。追う必要も ないくらい余裕の圧勝時か、どうせ追っても無駄な惨敗時に見ることが出来る。
戻れぇ〜
最後の直線走路で、自分の買っている馬連で確定しそうなところを大外からスゴイ脚で差してくる馬に 対して用いられる言葉。その馬さえ届かなければ勝ち、届けば負けなだけに、叫びには悲痛なものがある。 ただし届かないことはあっても、決して馬が戻ることはない(笑)。
例文「やった2−3ゲットだぜ。え? 8が来てるじゃん! 来るなぁ、戻れぇ〜〜!!」
物見
馬は好奇心旺盛で、TVカメラなど珍しいものを見るとしげしげと眺める。競馬場では競馬オヤジ やスタンドがこの対象。パドックや本馬場で落ち着きなくあっちこっち覗いている様を物見(ものみ) という。新馬や初コースの馬に多い。 一般に、物見をしている馬は“集中力がない”という意味でマイナス材料だが、物見をしている様子 はかわいい。
エルコンドルパサーは、NHKマイルCで直線物見をしながら(スタンドを見ながら)勝ってしま った。おそるべし。
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[や]********************************************************************
屋根
騎手のこと。騎手変更(乗り替わり)を「屋根が替わった」などと表現する。マニア向きの表現。
同意語:騎手
ヤラズ
レースで騎手がやる気なく、あっさり敗れること。出遅れて押っつけないで直線向いても持ったまま。 馬券を買った馬でこういうことをされると、気が狂いそうになる。幸雄さんが、新馬や休み明けの馬 に乗ったとき多い。
例文:幸雄ジジイ・・・ヤラズ炸裂とは、やるじゃねえか・・・殺す!
対義語:ヤリ
ヤリ
ある騎手がその日たいへん気力充実で乗れている、あるいは、ある馬の陣営が、ものすごく力が入っ ていて勝ちそうなときに使う。ただし、ヤリの情報はアテにならないのが常。
例文:今日の吉田はヤリだ。
例文:おい、このレースはアマミチャンプがヤリだってよ。
対義語:ヤラズ
[ゆ]--------------------
輸送
競走馬は通常、関西の栗東か関東の美浦の厩舎に在籍している。関西馬が関西以外のレースや関東馬 が関東以外のレースに出るときは当然輸送を伴う。馬運車に乗せられ、高速道路を通って移動するの だが、ナイーブな馬は乗り慣れない車のせいで食欲がなくなり体重が大幅に減ってしまうことがある。 馬によって、輸送を苦にしないタイプや輸送で必ず体重が減るタイプなどいろいろ。
[よ]--------------------
ヨーイドン
展開がスローペースで流れ、直線に入るまで全員ダンゴ状態、そして最後の直線でみんなが一斉に ヨーイドンでスパートする流れのこと。この展開だと切れる足を持っている馬が当然強い。
予後不良
競走馬がレース中の事故等で故障し、直る見込みのないことから薬殺処分になること。馬はとても デリケートな生き物で、複雑骨折など長い間立てないとノイローゼになってしまう。そのため、その 怪我自体が直接、死因に結びつかなくても安楽死となることがある。
例文:「残念ながら、サイレンススズカは予後不良となりました。」
4角(よんかく)
レースのコースで、直線に入る直前のコーナーの出口あたりのこと。4コーナーとも言う。ゴール までは直線を残すのみである。差し、追い込み馬はこのあたりからスパートをかける。
例文:「あの馬、せっかく4角先頭でまわったのに、ズルズル後退していったなぁ。」
類義語:3角(さんかく)
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[ら]********************************************************************
ラチ
柵のこと。内側の柵を「内ラチ」という。
類義語:内ラチ
[り]--------------------
僚馬(りょうば)
同じ厩舎所属の馬のこと。調教などのパートナーとしても活躍するが、最近の新しい活躍場所は海外 遠征時だと言える。馬にも寂しがり屋の馬がいるし、やはり海外には顔見知りの馬がいないので寂しい んだと思う。それでレースに出走するメインの馬以外にも海外に僚馬を一緒に連れて行く。海外で GTを制したアグネスゴールドと同じレースになぜか9歳馬のドージマムテキが出ていたのはこのため である。
[れ]--------------------
連対(れんたい)
馬がレースで1着か2着になること。3着以下になることを「連を外す」という。
連単
連勝単式のこと。例えば連複では1→6番と入っても6→1番と入っても同じだが、連単では区別 される。一般的に連単には馬連単(1着→2着を順番通りに当てる)と三連単(1着→2着→3着を 順番通りに当てる)があるが、JRAで採用されているのは馬連単のみ。
当然連単の方が配当が高くなり、レース自体もおもしろい。1→6に対して6→1を“裏”と言う。 が、裏を押さえていないとき裏が来ると、泣きそうな顔になるという。
連闘
2週続けてレースに出ること。ちなみに競馬界の「中〜週」というのは、中間に何日日曜日があるか で表される。だから3週間ぶりのレースでも、中間に日曜日は2回しかないので「中2週」となる。
関連語:中*週
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[わ]********************************************************************
ワイド
「拡大馬番連勝複式勝ち馬投票券」の愛称で、通称「ワイド馬券」。大井競馬では1999年4月 から、JRAでは同年12月開催から導入された。この馬券は1〜3着になる馬を当てるもので、 買った組み合わせが、1着−2着でも、1着−3着でも、2着−3着でも当たりとなる。 「うげー!買った馬券、1着−3着だよー!」と今まで泣いていた、穴党用及び初心者用の新馬券。 しかし期待してた割に何てことない、実際に買ってみると、「うげー、1着−4着だよー!」ってな ことが意外に多いのだが(笑)。
当たる確率は広がるが、人気どころが1,2着に来た場合は当然馬連より配当は低く、おおよそ 馬連の1/3程度になる。しかし人気薄の2着−3着なら、1着−2着の馬連を越えることもある。
輪乗り(わのり)
レース前にゲート後方で円を描くように歩かせること。
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<基本概念>
(1)最内と最外の1番人気は絶対に買わないこと
つまり1枠1番と8枠の大外(もっとも数の多い馬番)です。この枠には入った1番人気は50% の確率で連をはずしています。7レース以降だと60%以上にもなるかもしれません。 穴党にとってはねらいのレースとなります。(無条件に1番人気をはずせる) 但し大外は多頭数の時のみです。
(2)厩舎のコメントを(自信度)読む
例えば、前走後このレースを目標に仕上げたとか、勝ち負けだよと言い切ったときは、必ず1着を 取りに来ています。時にはこの馬から流すのもいいでしょう。
(3)午前中のレースは見るだけ
血統によほどの知識がない限り自分の首を絞めるだけです。それよりも大事なことは前半のレース の流れ(配当)を見ると,後半レースの流れが不思議と見えてきます。
(4)各開催の傾向をつかむ
例えば3,4回東京開催(4月から6月)は,1000万条件のレースが10Rと最終12Rに組ま れたら必ずと言っていいほど荒れます。
こういう傾向を知っていれば万馬券の1つや2つはとれるでしょう。
(5)調教欄を見る
休み明けの馬がいるときは特に調教データをみること。(特に実力馬の時は検討する) 休み明けで馬なりの調教している場合この馬は馬券の対象にはならないと言うことです。 少なくとも単勝なんてとても買えません。一杯か直一杯・G前一杯等どこかで目一杯追って いることが条件です。
通常の調教参考値は、5Fで64秒、3Fで37秒、1Fで13秒を切ることです。
(6)三桁配当は買わない
10点買う以上元かマイナスなどと言う馬券は買わない方がいいと言うことです。 それなら穴馬の複勝でも買った方がよっぽどいいでしょう。
(7)前走5着馬に注意せよ
5着、つまり掲示板に載ると言うことです。
昇級ならそのクラスにメドがつくと言うことであり、今まで負け続けていたなら復活の兆し といえます。2、3着なら人気になるが5着馬は人気の盲点になる事が多いのです。 (4着馬も同様のことがいえるが5着馬の方が配当に妙味がある。)
(8)最終レースの武豊は買うな
特にメインを勝ったときなどは買わない方がいいでしょう。単勝なんて絶対だめ。 実際,武騎手の最終レースの勝率は極端に落ちるようです。
(9)軽量、人気薄の逃げ馬は買え。(特に中館騎手)
まあ、穴党の見本のような物です。
(10)札幌、函館のレースは勝負を控える
気のせいかもしれませんが、不思議と配当が低いのです。穴のつもりで勝(買)っても 新聞などで5千円ぐらいの配当が、せいぜい2500円ぐらいしかつきません。 穴馬が穴馬にならない。北海道の人たちは土地柄馬をよく知っているかもしれません。
(11)東京、中山のレースでは不用意に1番人気を捨てない
関西より1番人気と人気薄の組み合わせでの穴馬券が多いように思えます。注意して下さい。
(12)5点BOX買いする。
私の買い方は通常、馬連5点BOXの10点買いです。ほとんどのレースでいえることですが、 本当に勝つ競馬をしている馬は5、6頭です。その中から5頭に絞り込むのです。 その上で軸を決めて厚めに流すのもよいでしょう。5番人気以上の中から3頭、6番人気以下 から2頭。これがもっとも理想的な穴党の買い方だと思っています。 ピックアップした5頭がこの組み合わせにならないときはもう一度選択し直すか、勇気を 持って見るだけのレースにします。(まあ大概無理ですけど・・・) 最後に潜在能力と展開のチェックをしてこれが一致するともう馬券がはずれるなんて考えて いません。100%自信のレースとなります。
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