*思ひ出*
haiku
〜mother〜



17文字の短い詩。
あの頃のこと、生活の中で綴った詩。
俳句をしてて良かったと思ふ。


手毬歌二番先は母唄ふ


長き夜の母が閉じたる糸切り歯


数珠玉や母の便りの短さよ


病室の母と会ふ日の暖かし


秋うらら退院までの日数かな


耳遠い母居て今日のカーネーション


病む母の声に張りあり初電話


退院の決まりし母の白い服


七草や少し塩足す母の味


天高し母に手を貸す車椅子


蓮の実や母の遺愛のミシン踏む


手を入れる母の形見の手袋に


ひょっこりと母が来さうな日向ぼこ





どんなに遠くに暮らしていても、元気で暮らしていてくれさえ居れば良い。
愚痴を言わず、楽しい事を見つけてい生きることを教えくれた母でした。
句歴は浅いのですが、晩年の母を詠んでいたことを思い出しました。
今回、励ましの言葉をいただいた方々、心からありがとうございます。
このたび、HPでの俳句の公開をもって感謝の意とさせていただきます。
これを機に、今後も穏やかな暮らしを積み重ねて行かれるようにしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
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紅花

「紅の花」

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