
循環器科
呼吸が苦しそう・興奮するとエズク様な咳をする・長い散歩が出来ない・失神することがある・ふらつくことがある・などの症状があると心臓病も疑ってみましょう。
心臓病は的確な診断と適切な治療が行われると一部の病気を除いて安定した日常生活を送ることが出来ます。
あきらめずにまずご相談ください。
心臓病を自覚することは人でも大変困難なことです。ペットは、症状を訴える事ができませんのでよく観察してください
心臓病を患っている可能性が高いのは…
1)年をとった動物は心臓病にかかっている事が多い(7歳以上で40%以上)
2)元気のない仔犬は先天性の心臓病にかかっている事が多い
3)運動や興奮したときに咳をする犬は心臓病にかかっている事が多い
4)イビキをかく犬は心臓病にかかっている事が多い
5)歯石や歯垢の多い動物は心臓病にかかっている事が多い
6)運動を嫌がる又は直ぐに疲れる動物は心臓病にかかっている事が多い
7)散歩中や興奮時失神する動物は心臓病にかかっている事が多い
8)苦しそうな呼吸をする動物は心臓病にかかっている事が多い
9)喉に物を詰めたような咳をする動物は心臓病にかかっている事が多い
心臓病検診
・胸部レントゲン検査(心臓の状態や周辺臓器 血管系 呼吸器など全体の状況をチェックします)・血液検査(血液の状態 心筋の状態 心臓病による二次的な腎臓 肝臓の状態 内分泌の状態などをチ ェックします)
・30秒心電図検査
・心エコー検査(心臓の内部の状態(弁 心筋など)や機能を図や数値で確認する事ができます。)
・バイタルモニター検査(心臓は栄養や酸素を全身に送る臓器です。心臓の能力をチェックします)
・ホルター心電図(日常生活の24時間を検査します。)
・心臓カテーテル検査
■心臓病検診について
心臓病の進行状態や原因を見つけることが出来ます。
ホームドクターから心臓病ではと指摘されたが正確な状況が知りたい方、不安を感じている方、ペット の成長が遅い、痩せている、おとないなどの原因に心臓病が関わっている事もあります。
検診は約90分程度で血液検査、心電図検査、レントゲン検査、心エコー検査を行います。異常がある場 合ホルター心電図検査、カテーテル検査を行う場合があります。
検査の結果は、後日画像や報告書としてお送りいたします
セカンドオピニオンについて
獣医療では、専門医、認定医制度は、まだまだ一般的ではありません。専門領域を持つ獣医師は、少なく又専門性を広告する事は認められていませんのでペットの飼い主様が専門性の高い診療を希望されてもその様な病院と出会うことは難しいのが現状です。飼い主様の不安を軽減するためにも今受診中の病院以外で確認のために診察を受け安心することは良いことだと思います。獣医師同士も情報を交換しより良好な医療を実施出来ればと願っています。
心臓病は心筋症、弁膜症、不整脈、先天性疾患などがあります。心不全として似かよった症状を示します。これら心不全の症状を軽減して良好な日常生活が過ごせるように工夫すのが臨床医の目的ですが、もうひとつ突然死の予防も大切な目的です。突然死を招く原因には、不整脈があります。日常に起こる不整脈は軽微で生活に支障が無いように見えますが時には突然死を招く危険な不整脈へと変化することがあります。不整脈の原因を除去することは重要ですが難しい場合には予防する事が大切です。この診断に力を発揮するのがホルター心電図検査です
