第19章 簡単な要約
1.栽培の推移を概観する ◎ 今、食生活は大きな飛躍の最中にある ◎ 無機栄養説⇒全元素施肥、の飛躍の渦中にある ◎ 膨大な有機物が全て、「炭素肥料⇒食料」になろうとしている ◎ 耕地の生産性は、有機物のリサイクルの分、増産となる ◎ 美味しいものが、大量に、安価に、何処でも出来る時代になる 
2.有機物のリサイクル(生態系のリサイクル) ◎ 有機物を植物へリサイクルできた ◎ ある種の有機金属とすることで、植物へリサイクルできる ◎ 大多数の有機物は、有機金属を経由して植物へ導入できる ◎ 膨大なバイオマスは、全て食糧へ転換できる可能性がある ◎ 利用できなかった有機物が、食料原料になった。 
3.NPK無機14元素施肥⇒必須17全元素施肥 ◎ COH有機3元素を含め、必須全元素が施肥対象になった ◎ 最少律の要因がCOH(光合成)の時の手当が可能になった ◎ 施肥元素の種類が増加し、施肥量が増加し、収量が2-3倍になる事例がある ◎ 糖度が高く、食味が改善されている ◎ ある種のエグミが軽減されている(難溶性金属塩の生成) ◎ 糖度の上昇・エグミの軽減…科学的な根拠に基づく効果 ◎ 野生動物が、本来、敬遠していた植物を食べ出す(エグミ軽減のため) 
4.普遍性:必要なものは全て傍にある。而も、安い。 ◎ バイオマス・石灰等炭素肥料の原料は何処にでも存在している ◎ 糞尿・雑草・石灰岩…何れも安価か、タダ同然の物質 ◎ 最大の肥料が、地場生産肥料となる ◎ 原料・消費地共に地場で完結する ◎ 地場を整えることが地場自身の繁栄になる ◎ 遠隔地との交易はほとんど意味を持たない 何処でも、同様に、美味しいものができる(誰が考えても、食の物流ほど無駄なものはない)
5.非常識な未来像:換言すれば、今までが非常識だったから ◎ 美味しいものがより安価に生産される ◎ 家畜糞尿にも、肉乳卵に匹敵する価値が見出される ◎ 家畜糞尿の熱量は、作物の熱量と等価ともいえる ◎ 今まで不可能だった「有機物のリサイクル」が可能となった 今までの非常識が常識になり、今の常識が非常識に変わる 
6.有機物のリサイクルは、大きな飛躍 ◎ 農業と社会にとって、良い意味で、激震が走る ◎ 展望を失った社会で、未来の光明が見えた ◎ 膨大な未利用資源を食糧へ導くための作法がハッキリ見える ◎ 世界中の各地が、地場の資源で地場を改善できる ◎ 地場の食糧生産が高まり、しかも、食味は改善されている ◎ 明瞭な科学的視点に立脚している(所謂、虚言虚構ではない) 
7.激しい増収の理由が判った:有機物のリサイクル ◎ 激しい増収には理由があった(成長体の構成成分(有機物)が施肥で補われている) ◎ 「不可能」だった「有機物のリサイクル」ができた ◎ 有機物を「有機金属」とすることで、生分解から保護し、有機分を植物に付加できた ◎ 有機物と無機物との双方を施肥で補給できる時代に突入した ◎ 目に見える有機物は全部作物の原料にできる。糞尿までもが…
8.栽培の取組の推移:経験⇒無機栄養説⇒全元素施肥 ★ 〜1840:リービッヒ以前の科学的思考ができない栽培時期 ★ 1840〜現在:「無機栄養説」に基づく科学的な栽培 ★ 現在〜:COH+NPK慣行農法=必須17元素施肥栽培 光合成を有機物の施肥で補う新しい考え方の栽培 「何が最少要因なのか?」の幅がCOH・光合成にも広がった
9.全養分施肥栽培からみた、NPK慣行農法 ◎ NPK等無機14元素の施肥設計・肥培管理は完璧の域に達している × 従って、今の「最少要因」は、無機14元素ではない可能性が高い。粗相はない!! × ならば、無機栄養説では、最早、為す術がない ? 改善のためには「リービッヒの最少律」に適合する的確な手当が必要
10.全養分施肥栽培から見た、堆肥・腐植等の有機農業 ◎ 周囲に溢れる天然資源を活用している ▼ NPK慣行農法と同じ「無機栄養説」の範疇に含まれる。「生分解」を利用している。 × 有機分が有りながら作物に供給できない(無機栄養説)。「生分解」を利用している。 × 難分解成分の施肥のため、作物の要求に臨機応変な対応ができない × 分解者に特色を持たせても、無機栄養説の範疇に有ることには違いがない × リービッヒは警鐘を鳴らしていた。必要な事柄に対して、的確に手当しているか判らない ▼ 有機金属による全元素施肥によって、有機質資材の全部がハッキリと姿が見えた。 しかし、1840年代、既に、リービッヒが看破し、指摘していたことと同じ。
11.無機栄養説の栽培に対して、全養分施肥が考える視点は… ◎ 未着手のCOHの3元素の施肥が可能となった ◎ NPK無機14元素は、既に完璧な対応がなされている ◎ COHの3元素は、周囲に溢れている(廃物・未利用の資源) ◎ NPK化学肥料による慣行農法に炭素肥料を加えることが一番簡単 ◎ NPK無機養分と同様に、手当する内容が科学的に明瞭になっている
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