MRIの部屋
 MRI・・・Magnetic Resonance Imaging
MR(Magnetic Resonance)すなわち、「磁気共鳴の画像」です。


MRIは放射線やX線を使用するのではなく、電磁気を利用しますので
CTのような放射線被爆の恐れは一切ございません。

患者さんは下記のように大きな磁石の中に入って頂きます。
約20分ほどの検査で頭部ルーチン検査(脳血管撮影含む)ができます。

<画像ができるまでの大まかな流れ>

@患者が磁石の中に入る
Aラジオ派が送られる
Bラジオ派が切られる
C患者から信号が出てくる
Dフーリエ変換して画像をつくる


<よくある質問>
Q)CTとMRの違いは?

まず、X線を使って短時間で撮影できるのがCT検査です。
広い領域を撮影できますので、癌の転移など、腹部全体を見るにはCTが有用です。
短時間で撮影できますので、脳出血や脳梗塞で意識を失っている場合など、一刻を争う緊急時は、第一選択となります。肺や微小骨などの細かい部位や心臓・血管のように動きが早い部位はCTが有用です。

MRIは、多少時間はかかりますが、医療者の側から一言で言えば、よくわかる検査です。
またX線の被爆がないために、心おきなく検査ができます。(少し音が大きいですが・・・)
ただじっとしているのがつらいですが、何分の検査ですと検査と検査の合間に声をかけています。

疾患によりCTと使い分けますが、CTとMRの両方が必要な場合も少なくありません。
代表的な疾患は、脳梗塞です。無症候性の脳梗塞まで見つけてしまいます。
CTにはない特徴として、造影剤を使わずに、血管撮影ができるということです。これにより動脈瘤があるかないかを調べることができ、クモ膜下出血を予防することも可能です。


脊髄や関節疾患などもよく分かります。写真は椎間板ヘルニアや半月板損傷の例です。

このようにCTでは分からない病態を叙述に示してくれるため、正確な診断と早期治療に欠かせないものとなっています。

◆MRIの詳しい内容を知りたい方は以下のページをクリックしてください。
<電磁気の基本原理>