・トリガーポイントブロック療法について

腰痛の原因
・・・骨格の異常だけでは矛盾する
腰痛の代表的な疾病は、「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎分離すべり症」などがありますが、手術などで骨やとびだした椎間板を切除しても、痛みが完治しない例が多くあります。
痛みを起こす原因 痛みは、知覚神経の先端にある ポリモーダル受容侵害器といわれる「痛みのセンサー」が、電気信号を脳に伝えることで初めて感じられます。

筋肉はケガをしたり、首や腰に負担をかける無理な姿勢や動作により小さな傷がつきます。

すると、交感神経が優位に働き、血管が収縮してしまいます。つまり血液の流れが悪くなります。

そうなると、筋肉は酸素不足に陥り、異常硬直(スパズム)を起こし、血液中でブラキジニンなどの発痛物質が生成されます。

この発痛物質を痛みセンサーが感知し、痛みの情報が大脳に伝達され、痛みを感じてしまうのです。
放っておくと・・・ この状態が長く続けば、ちょっとした刺激・姿勢や動作によって慢性的な痛みが続くようになります。
トリガーポイント さらには、筋肉の中にコリコリとした硬いしこりができます。
このこりを「圧痛点」と呼びます。
圧痛点を押すとその部分だけではなく、別の場所にも痛みの広がるものがあり、その圧痛点を特に「トリガーポイント」と呼びます。※トリガー:引き金

このトリガーポイントは、周囲の筋肉まで巻き込み新たなトリガーポイントを生むこともあります。
痛みの慢性化は脳にある 悪化したトリガーポイントからは、痛みの電気信号がたてつづけに脳に送られ、その結果、脳が痛みに対して過剰に反応してしまうのです。
なにげない動作やちょっとした刺激で痛みを感じたり、他の場所にも痛みが出るようになります。
この状態がさらに進むと、脳が混乱し、外部からの刺激がなくても筋肉を硬直させて新たな発痛物質を生成させるようになります。こうして痛みの悪循環が起こり、腰痛が慢性化していきます。