双子は一心同体

完璧なる「一つの空間」が出来ている

しかし、欠けてしまえば・・・・成り立たない




あの事故は、初夏だった
あまりにも酷すぎた事故

奇跡的に助かった人数は僅かだった


奇跡的に助かった田村亮は放心状態だった

恋人―――双子の弟は助からなかったからだ。


・・・因みに数年前の話だ



淳がおれの中にいるって気付いたのは、あの事故から3、4日経ってから

淳が生きてておれは心から嬉しかった



「・・・・淳くん」

-- なに

「やらしく手ぇ動かさんといて」

-- やらしくないじゃん

「やらしいって」

-- そう言うんならほんとにやらしいことやるよ

「や、やめて・・・」

-- 嫌がってないように感じるんだけど

「う、うそやぁ・・・」

-- ほんとに嫌だったら拒否反応出るよねー兄ちゃん

「・・・」

-- 何も言い返さないのぉ〜?やりがいがないぃ〜

「・・・なんやそれ」

-- なんか冷めた。食えるもん作って

「いつもの弟とちゃうなぁ。どないしたん」

-- いいの?して

「い、いや・・・」



双子は同じ時間を歩む

だからぼくはきみの中に住んでいる

同じ時間を歩むために。

01 初夏の出来事
・・・・・なんだ、これ(笑)
夏関係ねぇ。・・・ただ「初夏」を加えただけだからなぁ
あの本の所為にしてやる(大大失礼。某先生ごめんなさい)