「・・・・・リョ、お前何処にも行かないよ・・な。お願いだから・・・・・ひとりにしないで・・・」
部屋から出るとイマダがやって来た
「まだなおってないんか?」
頷くリョウ
「ここに戻ってくる前までは元気でした。ここに戻ってきて父上様のこと思い出したと思います・・・・」
「・・・・・・ほんまにショックやったんやな。親父さんが亡くなったこと」
「隠してたから余計ですよ・・」
半年前に突然父親本人から聞かせれた
持病が悪化したらしく、もう死しかないと。
そのことを実の息子であるアツシには内緒にしてくれと。
―――――王の命令を従う。それが兵隊の決まりである。
「わかってるやろ。王がそうしろって言うたら従うしかないねん」
「・・・・・・・・・・」
リョウの顔をよく見るイマダ
「お前、・・・・大丈夫か?」
「大丈夫です。・・・・アツシの所に戻ります」
軽くふらつきながら部屋に戻るリョウ
「大丈夫そうには見えへんな・・・・あいつ」
ポケットから封筒らしきものを出す
「・・・・・・これアツシに見せたら、怒るんやろなぁ・・・」
「リョ・・・戻ってきたんだね・・・」
「いつも」の目じゃない
アツシに抱きつくリョウ
「ずっと・・・・アツシの傍におるから・・ずっとおるから・・・ひとりにせぇへん・・」
「ほんと?」
「いつも」のアツシじゃない
「ひとりにしない?」
「大丈夫やで、アツシくん。ずっとおるから・・・」
元に戻るまで、傍に居てあげる
数日後、なんとか立ち直ったアツシの元にある手紙を渡された
その手紙は父親の遺書だった
読んだアツシは無言で強制的にリョウを連れて自分の部屋に行った
イマダは
「元に戻ってよかったなぁ〜」
とのんきにそう言った・・・・・らしい
・・・・・・実際、部屋出たのは2、3日後だったらしい
074 寂しいね。
ほんとは違うやつ書きたかったけど、書けなくて挫折。
色々あって少し落ち着いた頃を書いてみたり。
・・・・・・・・・・・・・・・赤金好きだよっっ!(逃走)