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■NSCAって??
まずはやっぱりここからでしょう・・。ここでは、NSCAについて、協会が出しているコメントを引用してみました。
NSCA(National Strength and Conditioning Association)とは、ストレングスコーチ、パーソナルトレーナー、スポーツ医・科学者、フィットネスインストラクターなど、トレーニング分野に携わる専門職の非営利教育団体です。1978年、米国で設立され、現在では世界約75カ国、会員数は18,000人を超える組織に発展しています。 健康と競技力向上、スポーツ傷害の予防を目的とした、“ストレングス&コンディショニング”の普及および専門的な情報の交換、そして専門職の社会的地位向上を目指して活動しています
NSCAジャパンは、米国NSCAの日本支部として、日本国内のストレングス&コンディショニング分野に携わる人々に、情報と活動の場を与えることを目的として1991年に設立され、2001年4月に特定非営利活動法人として登記されました。 ストレングス&コンディショニングが、スポーツ選手の競技力向上と、子ども、高齢者を含む一般の人々の健康増進に、どのように貢献していくべきかという観点から、スポーツと健康に携わる専門職の教育・研究・普及機関としての活動、また、専門職の社会的地位向上を目指して、研究レベルと現場の橋渡し役となるべく活動を行っています。
《以上NSCA−JAPAN HP引用》
僕の個人的な感想としては、ここ最近、NSCAの認知度が急速にに広がっている気がしています。 これは、日本語のテキストが発売されたこと、資格取得の日本語受験が可能になった事が大きな理由でしょうか。また、商業的に見れば、スポーツ系専門学校が資格受験をPRの一つに使い出した事も一役買っているのかもしれません
日本のトレーニング科学分野において、NSCAのような系統立てとバランスの取れた書籍を発行し、専門知識を学べる団体は非常に珍しいと思います。 これからトレーニング科学を学んでいく者にとっては、入りやすい団体だと感じています。
■CSCSって?

米国NSCAが認定する専門家の資格です。主としてスポーツ選手に対し、競技力向上を目的として安全かつ効果的なストレングストレーニングおよびコンディショニングプログラムを計画・実施することのできる専門家(Certified
Strength and ConditioningSpecialist)を認定します。
1985年の試験開始以来、毎年全米で試験が行われ、プロチームや大学のストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、インストラクター、理学療法士、高校・大学の教育関係者などのCSCS認定者(日本人は158名)がスポーツ関連の現場において高い評価を得て活躍しています。
日本でも米国と同一の試験を実施されてきました。なお、1999年からは日本語での受験が可能となりました。《NSCA−JAPAN HP引用》
資格取得に挑戦!!最初の準備は?
(CSCS受験までの流れ)
まず、四年生大学の卒業あるいは卒業見込みであってかつ、NSCAの会員でなければ、試験を受ける事ができません。 もしあなたが四大卒か、在学生でなければ残念ですが受験はできません。
しかし、そうであっても、NSCAのもう一つの資格であるCPT(Certified Personal Trainer)の受験を志してみてはいかがでしょうか?こちらは高校卒業以上の方であれば、受験が可能です。ここでは詳細を書きませんが、こちら資格もチャレンジする価値は十分あると思います。NSCA-japanのホームページで情報収集なさると良いと思います。
さて、大学の制限をクリアしているのであれば、NSCA会員になりましょう。NSCA会員は、日本支部であるNSCA-JAPAN事務局へ申し込みの手続を行い、年会費である10000円を納入することで入会できます。NSCA−JAPANはホームページでも情報開示をしていますので、そこで情報収集をするのも良いでしょう。
入会をすると、会報誌と会員証が送られてきます。会報誌はストレングス初心者にはやや難しい内容ですが、資格取得を目指すのであれば、興味を持って読んでいけるとおもいます。
お金も払って会員になり、これでやっと受験資格が全て揃った、・・わけではありません。
CSCS受験においてはもう一つ事前に得ていなければならない資格があります。それは、CPR(心肺蘇生法)の資格です。これはNSCAが認定する団体の講習会を自分で受けに行き、資格取得をします。その証明書をもとにCSCSの受験願書を記入していく事になるのです。(CPR該当団体の一覧についてはこちら→)ちなみに僕のお薦めは日本赤十字社の救急法です。教材や内容をゆっくり学べるわりに参加費も安く、フトコロの負担が少ないのです。
入会・CPR資格を取得をすれば、一応受験に必要な事務的準備は整いました。 いよいよホントの準備はここからはじまります。
■さてホントの準備はこれから・・。
CSCSの位置付は、先にも述べたように『ストレングスの専門家』です。
その意味からも広く専門知識を学んでいかなければなりません。そして、実際にバーベルを使用し、自らの身体で実感しながら学んでいく姿勢がとても大切になります。
実際の認定試験は、今のトコロ(2004年)はマークシート4択による筆記試験のみになりますので、それほど大きな問題はなく受験できるはずです。
しかし、近いうちに実技試験の導入が噂されていますので、フリーウエイトに
馴染みのない人は、ちょっと準備が必要になるかもしれませんね。
CSCS受験に関して基本となる教本は「NSCA決定版 ストレングス&コンディショニング第2版:Book House HD出版」が良いようです。
僕自身は第1版で勉強を進めたのですが、第2版になって体裁が一新し、とても見やすくなっています。
多少紙が薄いのが気になるところですが、これから購入を考えている人は第2版を選ぶほうがいいと思います。
それと、出版社が違いますが、ストレングス&コンディショニングの理論を簡潔にまとめたサブテキストも参考になるかもしれません。こちらは有資格者の先生方が執筆されているもので、大修館から出ているモノが2種類あります。
価格も2300円と手が届く範囲だと思いますので、これからSTART!という方はこちらを読んでからでも遅くは無いと思います。
基本的に教本(S&C第2版)は一通り目を通していかなければいけません。問題は全編からバランスよく出題されるので、どの章も自分の中で整理して理解しておきましょう。教本は「見やすくなった」とは言っても、まだまだストレングス関係初心者には読むのがつらいものです。ここは焦らず一つ一つ調べながら、根気をもって読んでいきましょう。
実際の試験はというと、『実際の事例を基にした想定問題』が数多く出題されます。これは、「丸暗記は意味がない」という事を意味します。
なぜなら、先にも述べたようにCSCSは『専門家』として位置付けられた資格です。現場で求められる状況に的確に判断できるためにも、バランスのとれた応用力と専門家としての広い視点からの知識が必要なのです。
■資格をとるという事
★CSCSを志す
⇒専門家としての入り口に立つ
⇒専門家としての行動が求められる
ことになります。 ただ単に『資格とろっかなぁ・・。』と考えるのであれば、
ぜひ、受験をやめましょう。
資格取得後、認定者となった後は資格継続のための活動が必要になります。 ここ数年からは 日本独自の【カテゴリーE】も設置され、ますます認定者の現場経験が求められてきています。
僕自身も、忙しさに任せて自身のトレーニングを怠る事のないよう、認定者としての自覚を持って切磋琢磨に励んでいこうとおもいます。
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