まず何といっても、年々増えたり減ったりを繰り返しながら増えていく病気だということ。経年増加といいます。
私は19歳の頃過食嘔吐を覚え、その当時の頻度は週に2-3回、金額も500-800円程度。
3年後、22歳の時一瞬(2ヶ月ほど)1日中になり、1日1万円以上使う日も。
9年目の今も、センターで随分回復したけど、9年前と同じ内容では絶対に満足できない。
過食衝動は、時と所を選ばず起こってくるので、旅行中であっても過食嘔吐は止められないことが多い。
誰かと一緒に行動している時に過食衝動が起こると、一人にして欲しくてイライラしてしょうがない。
(これは〜出来ないだろう、というような状況でも止められない。 我慢して止めると、可能になった瞬間からタガが外れたようになる。)
21歳の時、海外旅行中4日間 嘔吐なしで過ごしたら、帰ってきてから1週間は過食のことしか頭にない状態になった。
いや帰りの飛行機の中でもうめちゃくちゃ食べてた。
出張に朝一の飛行機で出かけなければならない日の深夜、準備をしなければいけないのに過食嘔吐してしまい、なんて不便な病気なんだろう、と思った。
吐けないor吐き切れないと、どんどん体重が増えてしまうこと。
過食症になる人は、決まって「誰からも好かれたい」という性格を持つのに、これは耐え難い。
「誰からも好かれたい」ので、たいていの過食症人は「頑張りや」で「努力家」で「世話好き」(そうじゃない子は見たことがない)。
でも、過食に使われる(使わざるを得ない)時間・お金・体力は年々増えていき、「頑張る」ことも「努力」することも「誰かの面倒を見る」余裕もなくなっていく。
そして過食費だけに、月に何万円も使うことが普通になってしまう。
過食の時間がどうしても必要になるので、過食にかかる時間が1日2時間だと1日が22時間なのと一緒になってしまう。
睡眠時間が少なくても身体がもつ20代前半は平気でいられることが多い。(私の場合)
27歳になると、平日フルタイムで働きながら過食嘔吐に3〜4時間も使うのは、生活破綻寸前だった。
そして 増え続ける症状におそろしくなり、センターに相談。
悪習でも趣味でもなんでもなく、心の病気ということを知った。