離ればなれ 


 D.C.の地下鉄(←このサイトの “Maps & stations” をクリックして更に “Bas & rail maps” をクリック。出てきた地図
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は5ライン。それぞれ色分けされ、とても分かりやすい。 “ナショナル空港” にはイエローラインとブルーラインが入っていて、3つ先の “ペンタゴン” まで同じ線路を走り、そこからイエローライン、ブルーラインに分かれる。駅員のおっちゃんは
「イエローラインに乗り “ギャラリー・チャイナタウン” でレッドラインに乗り換え、4つ目の駅が “ズー” だ」 と教えてくれた。

 ホームに電車が入ってきた。
「これってイエローライン?」  Steve に聞くと、考えながら
「・・・だと・・・思うけど・・・」
 私は目の前の開いた扉に飛び乗った・・・ら、即行扉閉まる。あわてて肘を扉の隙間に突っ込んだけど、扉は私の肘をものすごい力でくわえ込む。日本の電車みたいに、何かが挟まったら開くっていう機能はないみたい。ホームにいた係員が身振り手振りで
「肘を抜け〜〜〜!」
 肘を抜くと Steve をホームに残し、電車は走り出した。到着して間もないのに離ればなれになっちゃった。。。
  Steve はそのあと 「・・・どうかなぁ・・・」 と言葉を続けたらしい。聞こえなかったけど。考えてる間に私は飛び乗ったんだって。



ホームの駅名サインボードにも、2色のライン表示


 さぁて困ったぞ。最終的にはB&Bに行けばいいことだけど。 Steve の行動を考えると、おそらく乗り換え予定の “ギャラリー・チャイナタウン” で落ち合うのが一番だろう。でも “ペンタゴン” を過ぎて、乗ってる電車がブルーラインだと気づく。しまった、やばい。
 乗客のおばさんに尋ねると、ブルーラインから “ギャラリー・チャイナタウン(以後チャイナタウンと表記)” に行くには一回乗り換えなければならんそうだ。

 私らの会話を聞いてたモデルのような若いブラック美女が、
「私、どうせレッドラインに乗り換えなきゃなんないし、乗り換え駅いっしょに降りましょ」
 おお〜♪ありがたい。
「間違えやすいわよね。同じ線路を違う色のラインが走ってるんだから」
 いい人だ。彼女について、 “メトロセンター” でレッドラインに乗り換える。ホームを歩きながら
「実は私はさっき日本から着いたばっかで、オットとはぐれた」
 と言うと
「ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!あなただいじょうぶ?」
 だいじょうぶか心配してるのは確かだけど、それは私が Steve にだ。
「あなたケイタイは?」
「持ってないけど、多分 “チャイナタウン” のホームで会えると思う」
「オオ〜マイ、ガァァァ〜〜〜!遭えることを祈ってるわ」
 レッドラインに乗り、次の駅が “チャイナタウン”。ブラック美女にお礼を言って折り鶴をプレゼントする。今回の旅で初の “折り鶴の人” だ。

 さて、 Steve はいるだろか・・・ここは中心部の大きな駅だ。電車が通り過ぎて見通しがよくなると、向こうのホームにきょろきょろしてる Steve の姿。よかった。そこから動くなよ。   
To be continued.....


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