スミソニアン航空宇宙博物館本館 


 10時半、スミソニアン航空宇宙博物館に足を踏み入れる。生涯一度はここに来てみたいと、 Steve と結婚した頃からずっと思っていた。意外と早く実現した夢かも知れぬ。
 夢の現実は期待を裏切りませんでしたね。エントランスからいきなり、頭上にすんごい飛行機がぁ!Bell X-1(1947年世界で初めて有人音速飛行に成功)、Bell XP-59A(1942年世界で初めてジェットエンジン飛行に成功)、Spirit of St.Louis (1927年リンドバーグが世界初のノンストップ大西洋横断ソロ飛行に成功)・・・なぁんて、航空機史上もっのすごい
ホンモノのお宝が吊られているのだ。

 この巨大博物館の内部は、気球や初期の飛行機から、ジェット機、ミサイル、ロケットに至るまで、おびただしい数の空のお宝の
ホンモノが収蔵展示されている。
 ブースは大きく22に分かれる。各ブースの空間全てを使って、歴史的な
ホンモノを展示。前を見ても後ろを向いても頭の上からも、航空史に名を残す美しい機体たちに囲まれるのだ。複葉機、飛行艇、初期の旅客機、冷戦後のシャープなフォルムの戦闘機、そしてミサイルや宇宙へ行って地球に帰還したロケットやスペース探査機などなどなど。
 挑戦者たちの華やかな空の時代、血なまぐさい戦いの時代・・・ここはそれぞれの時代を生きてきた航空機たちが、翼を静かに休める場所でもあるのだ。

 私は不自由な両手の、肘も手のひらも腕を駆使してカメラ小僧と化す。心臓爆裂嬉々興奮状態。歩を進めるごとに、新しいブースに入るたびに、オドロキの飛行機たちが姿を見せるのだよ!

 零戦もある。第二次世界大戦のブースでひときわ目を引く展示。『当時の世界最軽量機、世界最長航続機で、素晴らしく性能のよい戦闘機』 として紹介されている。でもね、欧米諸国の戦闘機が並ぶ中で、零戦の姿は異常であった。。。
 たとえ戦時中でも、機体のフォルムやペイントにこだわって、美しい戦闘機を作り上げた欧米諸国。胴体にグラマラスな女性の絵を描いたりして、遊ぶ余裕さえあったのだ。 『どうだ、空ではオレが一番カックイイだろ♪』 と、思いっきり自己主張してる。
 そんな中で零戦は、哀しいほど寡黙で、暗い表情をしてた。攻撃することだけを使命に量産された戦闘機は、なんだか孤独だなぁ・・・というか、みんなでチーズやクラッカーかじりながらワイン飲みつつ、当時の武勇伝を大いばりでしゃべり合ってる中で、ひとりぽつんとタクアンかじってるような感じ・・・ 
                                          
To be continued.....



国会議事堂近くにある国立航空宇宙博物館
ついに来ちゃった〜


エントランスには高い吹き抜け天井から
驚きの航空機たちが吊るされてる


リンドバーグの“スピリット オブ セントルイス号”
1927年, こんな小さな機体で
大西洋を横断したなんてびっくり!
ホンモノが見られるなんてシアワセ〜



アルバトロスの改良機(?)
ドイツの Pfalz D.XII
1930年にアメリカのハワード・ヒューズが
ハリウッド映画制作のために使用したのもこの複葉機



ライト兄弟は自転車店を経営していた
これはライト商会の彼らが作った自転車


ライト兄弟1903年フライヤー
キティーホークにも一度行ってみたいなぁ


かつての敵国で寡黙に余生を送る
零式艦上戦闘機
フォルムもデザインも無骨



1928年フォード・トライモータ
“ブリキのガチョウ”と呼ばれた旅客機です
ライト兄弟の初飛行から20年後には
旅客輸送が始まったなんてオドロキ!


1980年代NASAで使われたグラマンX29
珍しい前進翼で素晴らしく美しい機体


アポロ計画の月着陸船
天井からは月周回宇宙船や探査機も


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※ワシントンD.C.旅日記の続きは、『南の島をもっとJalanJalan』 が終了してからアップいたします