フランス語的英語の町 


 エレベーターの扉が開いたり閉まったりを繰り返し、お受験生たちが集まってきた。 ざっと15名くらいかなぁ。Steve の会社の同僚O氏とY氏もご登場。3週間前に名古屋空港でお見送りして以来の再会。朝早いせいかカンヅメ教育のせいか、おふたりともなんだかお疲れぎみである。それぞれみんな必死なのだ。

 タクシーがやって来た。1台に3〜4人乗り合わせる。 Steve たちご愛用のタクシードライバー、オビディオもやって来た。帰国時、バスを使わずタクシーで空港に向かうといくらかかるんだろう。ちなみに尋ねてみると、
C$30.00だと言う。
「予約かい?迎えに来てやるよ。いつ?」
「まだ先のことだから」
 と言って私はあわてる。高いなぁ〜。やはりうんと早起きしてでもバスを利用しよう。
 7時半。全員白い息をもうもうと吐きながらタクシーに分乗し、勉学に励むために出発。

 さて。ちょいとドクターのことを調べよう。 Steve の回らない首が心配だ。フロントにはおっそろしくフランス語なまりのきついミセス。ここいらに診てもらえそうなクリニックはないか尋ねる。ホテルから歩いて5分くらいのところにあるそうだ。それと、薬をみつくろってくれるファーマシーも教えてもらい、地図を書いてもらう。とりあえず Steve には、帰宅したら即行行ってもらわねば。



ホテルのフロント. 毎日毎時間違うスタッフが
応対してくれるがみなさんとっても親切
私があげたミニチュア折鶴を持ってくれてる♪



 カナダの公用語は英語とフランス語である。でも大半のカナディアンは英語を常用し、フランス語は全く解せないらしい。でもここケベック州の常用語はフランス語。ヨーロッパから最初にカナダに移住してきたのはフランス人で、上陸地は現ケベック州となっている東海岸。だからカナダ人、特にケベックの人たちは「自分たちのルーツはフランスなのである」 という誇りを抱いているそうな。
 耳にするのは圧倒的にフランス語。でも例えばショップで、流れるように美しいフランス語で会話していた店員どうしが、こっちを振り向くとばっちり英語で対応するのには驚く。いったいどういう脳味噌の構造をしているのだろう。みんなカンペキにバイリンガルなのだ。
  Steve たちは不慣れな英語で訓練を受けているが、+フランス語なまりが、彼らを大いに悩ませているらしい。

 9時過ぎ。 Steve から電話。訓練所でもドクターを紹介してもらったそうで、今日帰宅後診てもらいに行くと。実は今夜は、お受験生仲間たちとステーキを食べに行く約束をしていた。残念だがキャンセルである。彼らにとって金曜日の夜は週で唯一のんびりできるひとときであるので、私も遊びに来たことだし、みんなで行こうとプランだててくれてたんだけど・・・
 今夜は皿うどんでもつくるか。                           
To be continued.....


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