トリリンガルおじさん 


  Steve を部屋に残し、私はスーパーPAに行く。豆のカンヅメ3種類とコーンのカンヅメ2種類、
そしてオリーブオイルを買う。 Steve は炒め物もバターで済ませているが、それはカロリーあまりにも高すぎ。合計で
C$7.44

 ホテルに戻る。上に上がる前に、ついでにトイレットロールが切れてることをフロントに言いに行く。ちょうどいたクリーンキーパーのおじさんが 「ついて来い」 と手招き。スーパーの袋を提げたままついてくと、またもや地下2階。 Steve は滞在中一度も地下2階に足を踏み入れたことなどないのだが、私はこれで2度目。ホテルの裏方部屋を覗けて、ラッキーである。トイレットロールや石鹸・洗剤をしまってある棚から、2個もらう。

 上に上がるエレベーターの中でおじさんに
「この町の人は皆、フランス語と英語と2種類しゃべるのか?」
 と尋ねると
「ケベックの人たちはたいていね♪」
「そんならあなたは、家では何語をしゃべる?」
「アラビア語」
 おじさんは中東系のお顔立ち。
「すごいね!あなたトリリンガル(3ヶ国語しゃべる人)なんだね!」
 驚いて言うと、おじさんは笑いながら
「2+ハーフだ。フランス語は半分ね」

 すごいなぁぁ〜。薄汚れたつなぎを着て、掃除道具かかえたこのおじさんは、どう見てもすっごく高い教育を受けた人だとは思えんのだ。日本人も生活のために、言葉の通じぬ外国で職を得て無我夢中で働いておれば、そのうちバイリンガル、トリリンガルにもなれるんだろか?中学高校6年間英語を教わったって、さらに上の大学で専門的に学んだって、日本人はしゃべれんよ。いくら時間とお金かけて教育受けても、言葉っていうのは使えないと意味はない。
 旅に出ると、母国語以外の言葉をあやつる人たちとたくさん出会うけど、毎回同じことを感じてしまう。やっぱ日本の外国語教育は、ちょっとヘンかなぁ〜・・・・・



スーパーで買い集めた豆カンは5種類12個
Steve と手分けして日本に持ち帰る
こんなもんばかりトランクにつめて帰国した



 部屋に戻って買い物荷物を置き、昨日買った黒粒コショーのビンを持って、今度はヴォア・スーパーに行く。グラインダーつきのを買ったのだが、ちょいと量が少なく不経済なもんで、荒挽きと取り替えてもらうために。私はやっぱ根っからケチなのである。        To be continued.....


 
★HOME  ★モントリオール/TOP  ★BACK  ★NEXT