ノートルダム聖堂 


 旧市街の中心を伸びるノートルダム通りを行くと、壮大で美しい聖堂が現れる。1829年完成の北米最大のカソリック寺院、ノートルダム聖堂である。行ったことがある人から内部の美しさを聞いていたので、ここには是非来てみたかった。寄付金としてC$2.00
 礼拝堂の扉を開けて思わず息を呑む。そこは静かなる青の世界だったのである。天上世界にいるような、深い海の底にいるような、月明かりに包まれているような、不思議な気持ちになる空間なのだ。天井も祭壇も青い。ステンドグラスと天窓から差し込む陽の光、そして無数のろうそくの灯りが、青以外の複雑な色をからめて、この世のものとは思えぬ色彩を放っている。
 しばらく心洗われる、いいときを過ごさせていただく。旅のいざないと加護に感謝感謝。



静かなる青の世界. ノートルダム聖堂



ステンドグラスの絵も細やか



神と信者の心をつなぐろうそくの灯り


 ノートルダム聖堂を出て、セントローレンス川沿いの旧港を眺めながら歩く。太陽は出ているが風は冷たい。鳩とスズメが陽だまりで日向ぼっこ。スズメは日本で見るのより倍近くでかい。食べ物の違いか低温だからか・・・。旧市街はなかなか深く面白く、まだまだ歩きたいところがたくさんある。また今度この町に来たら、ゆっくりまわることにしよう。「もう二度と来れないから」 ではなく 「また来れるから」 というくらいの気持ちでいるのがいい。欲張っても中途半端になるだけだもんね。

 ダウンタウンへ戻る。途中、聖イグナチウス教会と聖パトリック聖堂にもお邪魔する。聖イグナチウス教会は “モントリオール32” にも書いたとおり便宜上私が勝手にそう呼んでいる。教会名は “L'Eglise du Gesu” と表記されていて、意味は “イタリア人の中のイエス” なのだそうな。イグナチウス・ロヨラが命名者らしい。日本でもお馴染みのイグナチウス・ロヨラと、同じ人物なのかなぁ。1865年の建物。
 聖パトリック教会はアイリッシュ系の教会。1843年の建立で、14世紀から15世紀のゴシック建築。どちらの礼拝堂内も快く中に入れていただく。              
To be continued.....


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