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 天守閣から市街地方向に緑の中の坂道を歩いていると、白い洋館が姿を現す。興雲閣と呼ばれる松江郷土館である。山陰地方に明治天皇をお迎えしようと1903年に莫大な費用をかけて建設されたそうな。でも日露戦争が始まったので、結局行幸は実現しなかったそうである。そのあとその息子(のちの大正天皇)行啓のとき旅館として使われた。でもたったそれだけのためにねぇ〜・・・豪華ですよ、このロシア風建築は。
 傷みはあるけど内部のつくりも品があって美しく、利用者が少ないのはなんとももったいない。無料の郷土資料館として使われているが、レストランやカフェにしたらもっと多くの人たちに馴染んでもらえるだろうになぁ。欧米ではそうやって、古い歴史的建造物を今も現役で使用しているけど、木造建築ではそうはいかないんだろうか。



興雲閣. 緑の木立の中に白い洋館は映える


 観光協会が送ってくれた資料の中に、老舗店舗でさまざまな体験プランを紹介するものがあった。つくり酒屋をめぐる利き酒体験、窯元での絵付け体験、とんぼ玉を使っての工芸体験、茶屋のお点前体験、蒲鉾作り体験などなど。その中で、私は和菓子製作体験をしてみようと、和菓子の老舗に予約を入れている。予約時刻は14時。それまで観光工芸館カラコロ工房で遊んでいよう。
 一日乗車券があるのでバスに乗りたいが、松江城からすぐなのである。結局八雲旧居からずっと歩いているがどこもかしこも近距離で、松江の町はほんとうに小さい。城を中心にしてこぢんまりとまとまっている。

 吹き抜けのレストラン、各種教室、雑貨屋、ギャラリー・・・ひやかし歩く。2階のギャラリーで善良なる老若男女が会議中。近々宍道湖畔の島根県立美術館で、星野富弘詩画展を開催するのだそうで、その準備の真っ最中。ちょこっと覗かせてもらい、絵葉書集(
480円)をご購入。

 さて小腹が空いた。軽く食事をしよう。 Steve はうどん屋のぶっかけうどん(
450円)を、私はパン屋で2種類の自然素材パンとコーヒー(461円)を買って、心地よい風が吹くガーデンテラスで食事いたす。

 

パサージュのパン. なんだか忘れたけど自然素材であった(^。^;)


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