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東大阪の家
 
 40代のご夫婦と小学生のお子さんの3人家族の家です。 敷地は都会特有の細長い土地で、どの家も敷地いっぱいに建っているので採光・通風を確保するための工夫が必要でした。内装は真壁で木部はすべて柿渋(ベンガラを混ぜて古色にしたもの)を塗りました。 3階廊下の一部を明かり床(ポリカーボネート)にする事で2階のキッチンに光を採り入れています。
 ご夫婦のセンスが光る渋くてかっこいい、でもどこかほっとできる素敵な家が出来上がりました。 
外観 外壁・屋根はガルバリウム鋼板。ベランダの手すりは杉に柿渋を塗りました。シンボルツリーにはソヨゴを植えました。大きく育ってリビングから緑が見えるようになる予定。
 
 この家は横も裏も隣家が迫っていて道路側からしか採光が得られません。道路から離れた奥の部屋を明るくするために階段室に大きな天窓をつけました。 寝室を出ると大きな天窓、気持ち良く起きられそうですね。
天窓の下の廊下は一部ポリカーボネートになっています。
 厚み10mmのポリカーボネートを使っています。最初は施主さんも『ちょっと怖いです』とおっしゃってましたが、『慣れたら大丈夫』とのことで一安心。ここを通じて2階に太陽の光が届きます。
 2階から見上げるとこうなっています。下からみると歩いている人の靴下の裏が見えて面白いです。ちなみにスリのポリカを使っているのでそれ以上は見えません。スカートでも大丈夫です。
 
 右側のカウンターの向こうはキッチンです。朝食をとるためのカウンターには上から朝の光が差し込みます。
 リビングからキッチンを見る。お客さんが来た時にはキッチンを隠せるようにカウンターの上に扉をつけました。(吊戸なのでカウンターにレールはありません) うしろの家電棚は大工さんに作ってもらった物。施主さんがお持ちのゴミ箱カウンターがすっぽり収まる設計です。
 吊戸をつけない事で開放感のあるキッチンになりました。
 キッチンからリビングを見る。大きな堀コタツの下は収納になっています。両サイドの筋交いを現す事で強度を確保しつつ、窓を設けて光を取り込んでいます。バルコニーにはスノコを置いて部屋の中とフラットにしました。
 
 リビングとバルコニーが一続きのように感じられて実際より広く感じます。窓際はカウンター。子供さんが宿題をしたり、お父さんがパソコンをしたりする特等席です。 ご家族が長い時間を一緒に過ごせるリビングを目指しました。

 AVボード、電話台もお施主さんと相談しながら図面を書いて、大工さんに作ってもらったもの。
バルコニー 手摺の高さは実際に現場に立って周りの景色を確かめながら決めました。周囲からの視線をさえぎりながら風の流れと光を確保しています。上部は天窓。
 玄関ホール 大きな片引き戸を採用しました。袖部分はガラスなので外部の光が入ってきます。下足入れも大工工事です。左手は和室
 玄関の隣は客間の和室です。天井を低めに抑えて、落ち着きのある部屋になっています。
和室から廊下と階段を見る
 洗面脱衣室は壁・床とも杉板を貼りました。洗面台はパイン材の集成材にウレタン塗装を掛けたもの。壁に大きな収納を埋込みました。奥の扉はお風呂の入り口です。
2階から3階を見る。
こども室 こちらは柿渋を塗らず、無垢材のまま使用しています。上の窓から光が入ります。
主寝室 寝室の奥はご主人の書斎になっています。『書斎』はやはり男性にとってあこがれのようで、最初のご要望には必ずといっていいほど入っていますが、計画が進む中で却下される事が多いお部屋です。 今回は無事、実現致しました!壁面いっぱいの本棚とカウンター机を設けています。

 屋根の勾配に沿った斜め天井の部屋です。


 




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