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みんなの知らないインターネット、ただより怖いものは無い
1. はじめに

 80億とも言われているサイト(ホームページ)。インターネットに参加すれば、誰でもそれらのサイトから無料でしかも瞬時に情報が得られる社会eメールやホームページでさえ、無料で使用できる。確かにインターネットは便利だが、注意して(心して)使う必要がある。そんなテーマを誰でも理解できる言葉で説明しようと思います。

2. インターネットとは

 インターネットとは電話や郵便と同じで通信のための道具です。電話だと会話・FAX、今ではテレビ電話も可能です。郵便ならハガキ、手紙、現金書留あるいは国際送金などができます。では、インターネットは何が出来るのでしょうか? 答えは、コンピュータが扱えるものは全て可能です。

3. コンピュータが扱えるものとは?

 人間には五感が備わっています。五感とは見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる」。つまり、「目、耳、鼻、舌、皮膚」の5つの感覚です。それらの情報は脳に伝達されます。コンピュータが得意なのは「見ること(デジカメ、デジタル・ビデオ、文字読み取り装置など)と聞く(マイクロフォン)」です。つまり、「目、耳」は備わっていますが「鼻、舌、皮膚」は苦手です。勿論、目や耳も人間のと比べるとまだまだ見劣りします。その他の感覚(鼻、舌、皮膚)となると、苦手です。臭いセンサー、温度センサーなどもコンピュータの五感の一部には利用されてはいます。言い換えると、コンピュータも五感が備わってはいるのですが、人間と肩を並べる域には到達していません。しかし、コンピュータには人間を凌駕する能力もあります。比較するのは研究・開発や学術領域の人々に任せることにして、日常の生活に話を戻したいと思います。

4. インターネットの発達

 インターネットは元々は軍事技術です。アメリカの国防省が、「攻撃されても、最後の最後まで生き残る通信システム」を考案しました。同じようにアメリカのNASAは人類を月に送る「アポロ計画」で「壊れても、最後まで動き続けるコンピュータ・システム」が活躍しました。前者は今日、インターネットとして商用化され、後者は銀行のシステムなどに利用されています。勿論、全て壊れたらコンピュータ・システムは動きませんが、多少の故障(ソフトウェアやハードウェアの不具合)があっても「止まらない・止まりにくい」という意味です。例えば、ジャンボ・ジェット機。エンジンや油圧の1系統が制御不能に陥っても、安全に飛び続けることができるようになっています。燃料も予定した空港の閉鎖を想定し、代替空港へ飛べる量を確保しています。(最悪の場合は引き帰すことになるので、往復分の燃料)

 では、インターネットはどうして「タダ」なのでしょうか? 一般の本では、インターネット技術は最初、無料で学術に提供され、商用へと急速に発展したとなっています。「無料によるメリット」を誰もしが享受することのメリットを学んだということでしょう。視点を変えて、「壊れにくい」ということを考えて見ましょう。壊れても動くということは、即ちバックアップされているということになります。人事異動に例えると代替要員が育成されているということになります。ジェット機に例えると複数のエンジンや油圧系統、通信システムに例えると、代替経路。電話もインターネットによる通信も通信経路が網の目のようになっていて、ひとつの拠点が壊れても代替経路が確保されています。これを絵で書くと蜘蛛の巣のようにみえることからウェブ(web = 蜘蛛の巣)と呼ばれることになりました。沢山の経路があれば、少しぐらい壊れても代替経路があれば「止まらない、止まりにくい」ということになります。
 この特性は様々な形で応用されていますが、後程、eメールの話で再度取り上げたいと思います。

5. インターネットの仕組み

 電話網では、会話もFAXも音(波形)に変換されて通信されます。郵便では、内容は手書文字による通信が代表格です。では、インターネットはというと「デジタル」と言って、文字・写真・映像などが全て有り・無しで表現されています。例えば新聞の写真。虫眼鏡で拡大すると黒い点の有無を確認できます。FAXも同様です。文字もモールス信号(長い・短い)のようになっています。電気信号になっているだけに見えにくく、判りにくいのですが、デジタルもアナログも、はたまた言葉も音(波)が集まって、情報になっていることに変わりはありません。

6. ただより怖いとは何か?

 ご存知のとおり、インターネットは有料サイトもありますが、原則無料です。何が怖いのでしょうか? 沢山怖いものがありますが、1番怖いものを挙げろと言われたら、「判りにくいようで、判りやすい」ということになります。つまり、インターネットによる通信は電気信号にはなっているが「誰でも読める形式で通信」されていることです。電話だと盗聴器を仕掛けるにしても建物に侵入する必要があります。郵便だと仮にハガキでも、守秘義務に守られています。しかし、インターネットは誰でも無条件に参加できる仕組みであるが故、誰でも通信内容を知ることができるのです。勿論、悪用すると罰せられます。しかし、ウェブ(蜘蛛の巣)に参加する人の数が通信や郵便に従事する人の数とは比較にならないほど大勢なので、危険性も大きくなります。インターネットの世界を郵便に例えるとハガキであって、封書ではないということを知っておいて下さい。それが、あなたの大切な情報を守ることにつながります。

 次回はその他の危険性や対処方法をテーマにしたいと思います。ご質問等がありましたら、こちらまで。

無料、誰もコントロールできない、秘密性が低い、特性をメールに応用
 




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