DVDドライブ・レーザー出力の調整

(Panasonic DMR-E80H)

 

 

 HDD・DVDレコーダー Panasonic(パナソニック) DIGA DMR-E80H-S

 

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DVDドライブ・レーザー出力の調整 はじめに はじめに

DVDレコーダーの故障にもいろいろありますが、DVD−RAMが読み書きできなくなり、やがてDVD-Rも読み書きができなくなってきたという場合は、DVDドライブのレーザー出力が弱まってしまったことが原因と思われます。

メーカーの修理に出すのが一番良いと思いますが、保証期間を過ぎていれば当然有料ですし、DVDレコーダーの買い替えも検討したくなります。またメディアに書き込みができなくなってしまったが、HDDにあるデータを何とか救出したい、という方もいると思います。そんな場合、DVDドライブのレーザー出力を自分で調整することで修理・延命ができるかもしれません。

 

私の場合はメディアをまったく読み込まなくなった状態から、レーザー出力をやや強めることで延命ができました。(約10ヶ月・DVD-R書込150枚⇒詳細

ただし調整は思っていた以上にシビアでした。DVD−RAMの読み・書き、DVD-Rの読み・書き、それぞれ適切なレーザーの出力が異なるようで、これらをすべてOKにするためには強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ、まさにピンポイントで調整する必要があります。加えてうちのDMR-E80Hは酷使し弱りきっているためか、徐々にレーザー出力が弱まってしまうため、完全に直ったと思っても数週間後にはDVD−RAMの書き込みができなくなったりしました。

そのためほとんど使用しないDVD−RAMは切り捨て、DVD-Rの読み書きができればOKという基準での調整となりました。

 

 

DVDドライブ・レーザー出力の調整 注意 注意

・故障してしまったので捨てる前にレーザー出力の調整を試してみる、という方以外にこの方法はお勧めできません。当然メーカーの保証もなくなってしまうようですし、部品が壊れてしまったり、元に戻せなくなってしまう可能性もあります。今回紹介している方法は修理が出来た一例ですので必ず直るというものではありません。

 

・DVDドライブの注意書きに「ここを開くと可視及び不可視のレーザー光が出ます。ビームを直接見たり、触れたりしないでください。」とあります。感電やショートの原因にもなりますので、必ず電源コード(プラグ)をコンセントから抜いて安全に作業するよう注意しましょう。

 

※分解、修理などは自己の判断、責任で行ってください。機器の故障・事故・ケガ等、このサイトで得た情報によって生じたいかなる問題に対しても責任は負いません。

 

 

 

 

 

 

分解・レーザー出力の調整 分解・レーザー出力の調整

 

精密ドライバー(-)

今回使用した工具は普通のドライバー(+)と小さめのドライバー(+)、精密ドライバー(-)の3本です。

精密ドライバー(-)はレーザー出力の調整ネジを回すために使用しました。

 

 [100円で購入した精密ドライバーセットの中の1本(2mm)を使用]

 

 

 

 

 

安全第一(safety first)

まず本体の電源をオフにし、電源コード(プラグ)をコンセントから抜きます。 

 

 

 

 

 

 

DVDレコーダーの分解[Panasonic DMR-E80H] 

  側面のネジを外し、上カバーを開けます。

 

 

 

 

 

 

DVDレコーダーの分解2[Panasonic DMR-E80H]

 左右のツメと下の3箇所のツメをはずした状態にし、手前に引くと前面パネルが取りはずせます。

 

 

 

 

 

 

 DVDドライブの分解[Panasonic DMR-E80H]

 黒いテープの部分のネジ(1箇所)とDVDドライブのプラケースのネジ(4箇所)をはずします。

 

 

 

 

 

 

DVDドライブの分解2[Panasonic DMR-E80H]

DVDドライブのプラケースをはずすと、鉄ぶたがあります。

左右のツメををはずし、奥を持ち上げると簡単に鉄ぶたがはずせます。

 

 

 

 

 

 

ピックアップレンズ 

トレイの部分までくるとピックアップレンズが見えます。

ピックアップレンズに触れないよう作業しましょう。

 

 

 

 

 

 

 ピックアップレンズ2

トレイをはずします。ここが一番の難所です。

まず向かって左のトレイを押さえている白いパーツをトレイが持ち上げられるよう左にずらします。

(この時、白いパーツがはずれてしまうことがありますが、後で元に戻せます)

次にそのすぐ側のツメをはずし、トレイの左側をゆっくりと持ち上げていきます。

ある程度力を入れて持ち上げていくと、パキッと音がして右側のツメがはずれます。

 あとはトレイを取りはずすだけですが、右側の裏面に鉄の棒があり、

それがトレイの右後方の差込口に入っているので慎重に作業しましょう。

 

 

 

 

 

 

ピックアップ 

 いよいよ下層部に突入! 青いゴムの上のネジ×4をはずします。

 

 

 

 

 

 

ピックアップ2 

レンズに触れないよう注意しながら、ピックアップの部分を手で後方に動かします。 

 

 

 

 

 

 

 DVDレーザー出力の調整ネジ

 手前を持ち上げひっくり返すと、レーザー出力の調整ネジがあります。

 左の調整ネジ(赤丸で囲ってあるネジ)がDVDのものですので

DVDのレーザー出力を強める場合には

精密ドライバーなどで少しだけ反時計回りに回します。

右の調整ネジはCDでしょうか?(回してみても変化が分からなかったため未確定)

 

 

種類

強める

弱める

左の調整ネジ

DVD(DVD-RAM・DVD-R)

反時計回り

時計回り

右の調整ネジ

未確定

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レーザー出力調整のコツ 調整のコツ

・調整ネジを動かす前にペンなどで元の位置に印をつけておくと、どの程度動かしたか分かります。また、調整がうまくいかなかった場合に元の位置に戻せます。

 

・調整ネジは小さくやや特殊な形をしています。合わない工具で無理やり回そうとするとネジ山がつぶれてしまう可能性があるので注意しましょう。 ⇒オススメ! 精密ドライバーセット精密ドライバーセット

 

・調整ネジはごくわずかに動かすだけです。状態にもよりますが、目安としては最初に1mm程度(変化がなければ再度1mm)、その後の微調整では1mm以下での調整になると思います。強くしすぎると読み込みには問題がなくても、書き込み中に電源が落ちてしまうなどの問題が発生しました。

補足:最初の調整ではある程度大胆に動かしても特に問題ありませんでしたが、調整を繰り返すうちに段々と難しくなっていきました。レーザー出力を強くしすぎるとピックアップへの負担が大きくなり、調整後の寿命にも影響する可能性があるので慎重に調整した方が良いと思います。

 

 

 

 

 DVDレコーダーの組み立て[Panasonic DMR-E80H]

 

 

 

調整が終わったら、後は元通りに組み立てるだけです。

分解してきた手順を逆に進みます。

 

 

ピックアップ部分を元に戻して青いゴムの上をネジ×4でとめます。

トレイを元に戻します。(やや難しいので詳しく解説します)

 

1.まず、右側にある鉄の棒をトレイの裏面後方にある差込口に入れます。

2.次にトレイの位置を合わせ右側のツメにトレイを軽くはめ込みます。(載せる程度でもOK)

3.位置を確認しながらトレイを平行にし、左のツメをはめ込みます。

4.トレイの右側(右のツメ付近)を上から強く押します。ツメが入っていない場合はパキッという音がしてしっかりはまります。

5.左側のツメも同様に確認します。

6.左側にあるトレイを押さえる白いパーツを元に戻します。

 ↓ 

トレイ上の可動部を左端に戻し、鉄ぶた手前を所定の位置に合わせふたをします。

ふたをしたら上からツメ付近(2箇所)を押してはめ込みます。

次にプラケースを元に戻し、ネジで元通りにとめます。

 黒いテープをネジでとめます。

前面パネルをしっかりはめ込みます。

上カバーをしてネジでとめます。

 

 

 

これで元通りです。間違いがないか確認後

電源を入れてメディアが読み込めるか

書き込みは正常に行えるかを確認してみましょう。

うまくいかなかった場合は

何がどの程度変化したのかを意識しながら調整し直します。

 

 

 

 ※分解、組立て後、トレイが正常に開閉しないことがあります。

正常に組立てができていないことが原因だと思われますので

もう一度分解、組立てをしっかりとしてみましょう。

トレイのツメがしっかりとはまっていなかったり

前面パネルがしっかりと取り付けできていなかった

というケースが多かったです。

 

 

 

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