【アクアの日常あるいは平穏な日々・七不思議】
久々に集まったトラゲット娘、話題は噂の七不思議。そこに仕掛けられた罠・・・
<疾きこと風の如く>
アトラ「ねえ聞いた?最近、ネオ・ヴェネツィアの七不思議を、全部クリアした水先案内人がいるって噂!」
灯里「へ?そんな噂があるんですか?」
あゆみ「キミ知らんの?その噂広がるの早いよー、みんな関心あるネタだからさ」
杏「それって、カサノヴァに会ったってこと?いいなー、かっこいい人なんだろうなー、タキシード仮面みたいに」
あゆみ「杏・・・それ物語が違うだろ」
アトラ「カサノヴァよりケット・シーよ!毛がふっかふかの巨大ネコらしいわよ!私さわってみたーい」
灯里「えへへー」
あゆみ「だけどさー、クリアには噂の君に会わないとダメなんだろ?ウチは遠慮するなー」
灯里「えへへー」
杏「でも全部クリアしたら、何が起きるか興味ない?素敵な王子様が現れたりして!」
灯里「えへへー」
アトラ「あれ、灯里ちゃん。どうしてにやにやしているの?」
灯里「え?なんでもありません。えへへー」
<静かなること林の如く>
杏「そうそう、それで最近、ネオ・ヴェネツィアに新しい七不思議ができたんだって!」
灯里「ふーん。どんな七不思議なの?」
杏「確か第1の不思議がね・・・猛烈な速さで逆向きに疾走する暴走ゴンドラ!」
灯里「・・・はへ?」
アトラ「私も聞いた!2番目がね、ネコを乗せて漂流する無人舟。どこかの大ボケ案内人が、うっかり離したんでしょうけど」
灯里「あ、あれは・・・ペアだったころの昔話で・・・」(小声)
あゆみ「ウチも聞いたよ、呪いの舟。ネコに抜かれるぐらい遅いから、のろいの舟だってさ。あはははは」
灯里「それは・・・晃さんがいて、緊張していてね・・・」(細声)
杏「次。保護区の岬で花を乱獲したあげく、『春ですから』とか言って逆漕ぎで逃げた極悪2人組!」
灯里「あれは、藍華ちゃんが早くレースに戻ろうって(微声)・・・って、七不思議からズレてきてない??」
<侵掠すること火の如く>
あゆみ「5番目!舟でイヤホンして音楽ノリノリでオールぶんぶん振り回していたアホ!」
アトラ「あー見た見た!三国無双の呂布みたいなヤツでしょ?」
灯里「呂布っ?!ていうか、三国無双で通じる方が、七不思議じゃないかな?」
杏「6番目。客をタダ乗りさせて、注意されると『お友達だよ』って逆ギレするシングル!悪辣よねー」
灯里「逆ギレした記憶は、ないんですけど・・・」
アトラ「最後は有名だけど、パンツ丸見せで空を飛んだ破廉恥案内人の話よね」
灯里「はへはへはへはへー!!」
3人「灯里ちゃん!!何か知ってる??」
灯里「え・・・?」
3人「・・・」じーーーっ
灯里「その・・・いえ・・・見たことも聞いたこともやったことも・・・」
あゆみ「だよねー!実はこの前、それが全部キミに似てるって、妙な噂を聞いてさー」
杏「またあゆみちゃんのガセネタかあ。大体、そんな破廉恥な案内人、灯里ちゃんのはずがないでしょ?」
アトラ「何言ってるの、杏が一番乗り気だったわよ。本当なのか、絶対確かめようって!」
灯里「あの・・・きょうのお茶会って・・・」
3人「うん!それを聞くのが目的!」
<動かざること山の如し>
灯里「ただいまですー」
アリシア「お帰りなさい、灯里ちゃん・・・あら、ずいぶんお疲れの様子ね?」
灯里「はひー。きょうは疲れましたー」
アリシア「そう。図星だったのね」
灯里「はひー。なんとかごまかしましたが・・・」
がばっ。
灯里「アリシアさんっ!何で知ってるんですかッ?」
アリシア「あらあら」
灯里「まさか・・・ひょっとして、あゆみちゃんに噂を吹き込んだのって?」
アリシア「あらあら」
灯里「ななな、何でそんな手の込んだことをっ!!」
アリシア「だって気になるじゃない・・・他の話はともかく、噂のパンツ丸見せの案内人が誰かなーって」うふふ
灯里「ぎゃーーーっ!」
(2008年6月)
●おまけ小話
アリシア「逆漕ぎの灯里ちゃんは無敵なんです」
灯里「えへへー」
アリシア「そんな勘違いする敵 火星広しと言えどもいるわけないわ」うふふ
灯里「アリシアさん・・・要するに私がバ○って言いたいんですね?」
●おまけ小話2
アリシア「合格おめでとう、灯里ちゃん」
灯里「アリシアさん・・・!」
アリシア「貴方に出逢えて本当によかった・・・ありがとう、私の呂布奉先」うふふ
灯里「そこで呂布っ?!私やっぱりバ○扱い?!」
アリシア「あら、いいじゃない。武力100だし」知力と人望ないけどねっ
灯里「武力意味ねーだろ!あと、ない部分が問題だろ!」
●ぷに絵
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晃「桟橋転落注意。すわっ!」 藍華「晃さん。今の蛮声で、客が海に落ちました」 |