【アクアの日常あるいは平穏な日々

3大妖精と灯里が、夢の合同練習・・・なのですが、ちょっと様子が変ですね??

灯里「おはようございまーす・・・あれ、晃さんとアテナさんだ」
アリシア「きょうは久々に昔の仲間で合同練習をしようと思うの。 灯里ちゃんも参加しない?」
灯里「はへ!?も、もちろんです!!よろしくお願いします!!」
晃「よーし、4人そろったな」
アテナ「よろしくね」
アリシア「じゃあ灯里ちゃんは、ここに座って。まずは場決めよ」
灯里「はひ・・・あのーアリシアさん。なぜ雀牌並べるんですか?」


<東1局>親・晃

晃「昔はよく、グランマと4人で合同練習やったんだよ」
灯里「はへー。合同練習って、そういうことだったんですか」
アリシア「あらあらリーチ」
晃「って、まだ3巡目じゃねーか!どういうツモしてんだよ!」
灯里「それはそうとアテナさん、手牌が17枚ありますよ?」
アテナ「・・・あ」
晃「すわーーっ!このドジっ子は何枚ツモってんだ!」
アリシア「あらあらツモ。メンピン一発ツモドラドラ。ハネ満かしら」うふふ
晃「その前にチョンボだろチョンボ!!罰符はどうした!」
灯里「すごいですアリシアさん、尊敬します!」
アテナ「・・・晃ちゃん、親6000点」
アリシア「晃ちゃん、点棒いただくわね」
晃「だから人の話を聞けーーーーッ!!!!」

晃受難の一日は、始まったばかりだった…


<東2局>親・アリシア

晃「まあ、チョンボは晃様と戦うハンデと思って見逃してやる」
灯里「余裕ですね、晃先輩。やっぱ強いんですか?」
アリシア「アクアでチートイのフェラーリと言えば、晃ちゃんのことよ」
灯里(・・・水先案内人ってそういう通り名もあったんだ)

晃「まあな。そろそろ本領を・・・」
アリシア「うふふリーチ」
晃「だから、なんで2巡目リーチなんだあああ!ツミコミかよっ!」
アテナ「アクアで鬼引きのフローレンスと言えば、アリシアちゃんのことなの」

灯里「ズンタカポ〜ン」
晃「妙な歌でポン禁止ーっ!!」
アテナ「ズンタカポ〜ン」
晃「まねっこ禁止ーっ!!」
アテナ「私はただ好き勝手に歌っているだけ  だから晃ちゃんは全然気にしなくていいの」
晃「天上の謳声をくだらん歌で浪費すんなーッ!!」
アテナ「晃ちゃん、それロン・・・東のみ1000点」
晃「うがーーーッ!!!」

晃受難の一日は、まだまだ続く・・・


<東3局>親・灯里

晃(8巡目・・・やっとアリシアのバカヅキも止まったか。 灯里ちゃんが早そうだな・・・ここは狙い撃ちカテナチオ大作戦だ)
アリシア「灯里ちゃん」
灯里「はい?」
アリシア「水先案内人の1人前になるために、大事なことを教えてあげる」
晃「・・・?」
灯里「はいっ、何でしょう?!」

アリシア「晃ちゃんが急に黙ったら、チートイの闇テンよ」
晃「すわーーッ!!!」
アリシア「それもドラ単騎の地獄待ち。ドラは切っちゃだ・め・よ」
晃「五月蠅い黙れ従えしばくぞーーー!!」
灯里「はひ、わかりました!じゃあ切るのやめます」

晃「あーそうだよ!バレてるよ!くそう、ドラ切りリーチ!」
アリシア「はい、それロン」
晃「うがーーーッ!この小悪魔、三味線かーーーッ!!」
アテナ「・・・私も、ロン」
晃「二人で狙い撃ちすんなあああ!!」

晃受難の一日は終わらない・・・


<東4局>親・アテナ

晃(まずい・・・ここは安手でも上がって親にしないと、まずい!!)
アテナ「3索」
晃「それチー!」
アテナ「・・・7索?」
晃「それチー!」
アリシア「8索、どうかしら」
晃「ロン!混一色2000点」

灯里「ええ!7巡目なのに早いよー」
晃「ま、発が出れば3900だったけどな」
アリシア「すばらしいわ、晃ちゃん。でも・・・ちょっと言いにくいんだけど、7索なかずに6索か発を引けば、緑一色役満テンパイよ」
晃「・・・」

晃「アテナ。その7索、わざと切ったね?知ってて」
アテナ「・・・」(こくっ)
晃「アリシア。その8索、わざと振ったね?知ってて」
アリシア「・・・」(うふふ)

晃「うがーーーっ!!!お情けの上がりなんかいらねーーっ!!!」
アリシア「あらあら、そんなに喜んでくれるなんて」
灯里(3大妖精って・・・結構仁義なし?!)

泣くな晃、次こそ役満だ!・・・って、南場突入?


<南1局>親・晃

晃「くそー、こうなったら連荘しまくるしかないぜ・・・まず北!」
アテナ「その北、ポン。中切り」
アリシア「その中、ポン。南切り」
灯里「その南、ズンタカポンです」
アテナ「じゃあ、その8筒は私が・・・」
晃「うがーーーーっ!!!!嫌がらせか?絶対、嫌がらせだな?!」


<南2局>親・アリシア

灯里「いいなあ」
晃「?」
灯里「点棒くるくるくるくる くるくる回って 半荘という輪っかの中で巡り巡ってまた会える とっても素敵な摩訶不思議」
アテナ「・・・」
アリシア「・・・」
灯里「でも私は一度も上がっていない焼き鳥だから その輪っかの外なんですね」しゅーん
晃「・・・つーかさ、灯里ちゃん」
灯里「あ、晃さん、それロンです!」わーい
アリシア「あらあら晃ちゃん、灯里ちゃんのヤミテン気づかなかったの?」うふふ
晃「だあああっ!そういう三味線かよ!つーか勝手に輪っかの中に入ってくんなあああっ!」
灯里「はひ?」 


<南3局>親・灯里

晃「ロン!リーチホンイツチートイドラドラ、倍満!」
灯里「ひえー、それはひどいですよー」
晃「ははは、晃様の実力を思い知ったか!」
アリシア「・・・ごめんね灯里ちゃん、あたしもロンなの」
灯里「ええっ!!信じてたのに、アリシアさーん!」
晃「師弟といえども仁義なし、水先案内人の鉄の掟だ。 あーーっはっはっはっは」
アテナ「あ・・・。あたしもロン」
晃「・・・・・・・・・・・・」

アリシア「あらあら三家和。偶然ね」
アテナ「・・・流局だね。偶然って怖いね」
灯里「じゃあ私、払わなくていいんですね?わーい!」
晃「てめーら、グルだな!そうだな!水先案内人に仁義はないのかーーッ!」

・・・いよいよオーラスです。応援してるぞ、晃!
晃「嘘だ。絶対ウソだーーーーー!」


<オーラス>親・アテナ

晃(このままでは姫屋に帰れん・・・最後は無理してでも大物手を!?)
アリシア「白」
晃「ポン!」
灯里「2索」
晃「ポン!」
アテナ「・・・発」
晃「ポンポーン!!」

アリシア「すごいわ、晃ちゃん。さては中3枚アンコで大三元確定ね?」
晃「さすがの読みだな、アリシア。だが単騎待ちまでは読めまい」
灯里「ほえーっ。それじゃ私、切る牌ないです」
アリシア「灯里ちゃん、開き直るしかないわ。オープンリーチ」

晃「げげっ。258・369・47筒の8面待ちだと?!」
灯里「すごいです、アリシアさん!じゃあ、私も!」
晃「147・258・36萬待ち・・・」
アテナ「・・・オープンリーチ」
晃「中単騎・・・!!!」

晃さま、運命のツモ。
3人(ふーれ それ ふーれ こりゃ ふーれ どっこい ふーれ)
晃「うがーーーーーっ!!!!」
灯里「わーい!!晃さんの点棒で、私の箱がアクア・アルタになってます〜」
アリシア「さーて清算、清算。晃ちゃん4位でマイナス2万8000点よ」
晃「・・・身ぐるみはがれて、鼻血も出ねえ・・・」


<アクアの日常あるいは平穏な日々・エピローグ>

ARIAカンパニー、うららかな昼下がり。
灯里「ところでアリシアさん。どうして合同練習が麻雀なんです?」
アリシア「どうしても・・・聞きたい?」
灯里「はひっ!」

アリシア「それはね、小さな舟会社も生き残るチャンスを与えるための、 舟協会黙認の裏ルールなのよ。なぜ社員2人の会社が、大資本のオレンジぷらねっとや姫屋と張り合えるのか、不思議に思わない?」
灯里「それって・・・公になったらARIAファンの夢が」
アリシア「大丈夫よ、天野先生はそんな世界描かないから。うふふ」

藍華「あのー晃先輩、これは姫屋の跡取りとしてお聞きしますが、このゴルフ接待費2800万円の請求書って何でしょう?あと振込先のアリア・ペーパーカンパニーって・・・」
晃「すわーーっ!!ゴンドラ装備品調達の必要経費に決まってるだろ!いちいち突っ込まずに経理に出せーーー!!」
藍華「は、はい・・・」

(2007年3月初稿、08年2月改稿)

●ぷに絵

晃「・・・アテナ。あたしが負けたのが、そんなにおかしいか?え?」
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