【アクアの日常あるいは平穏な日々・その愛おしい朝に・・・】
(注:ARIA最終回です。最終巻未読の方、読まないことをお勧めします)
誰もいないはずの 会社の朝 私はそっと 階段を下りる
そこにいないはずの みんな 笑顔にあふれていた日々
ああ そうか ここにはあの頃の楽しい想い出が 今でもいっぱい詰まっているんだ・・・
灯里「このシャッターを開けるのが 私の一日の最初のお仕事・・・」
藍華(わーい、生クリームのせココアだあ・・・)
アリス(でっかい美味しそうです・・・)
灯里「今 このシャッターを開けたら きっと・・・」
晃(おーい、アリシアー・・・)
アテナ(こんにちはー・・・)
灯里「この光景が 朝の空気に・・・」
アリシア(あ、でもワンポイントアドバイス。今楽しいと思えることはね・・・)
灯里「そうですよね、アリシアさん・・・大事なのは昔を懐かしむことじゃなくて、今日という素敵な一日を大切に生きること、なんですよね!」
ガラガラガラーッ
灯里「おはようございます、アリア社長っ!さあっ、今日も一日、がんばりましょー!」
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灯里「・・・・・・」 |
一同「どわーっははははは。アリシアの腹芸、最高!」
灯里「だから、いい加減に消えろよ!人の会社で朝まで宴会すんなよ!」
アリシア「ウケた?ねえ、今の芸ウケた?」
晃「ウケたウケた。アリシア、結婚して一皮むけたなー。あ、ビールでいい?」
灯里「もうシャッター開いてんの!朝なの!さあ、帰った帰った!」
藍華「灯里、白ける台詞禁止ー。今楽しめる時に楽しまなくてどーすんのよー」
アテナ「アリシアちゃん、その芸グランマ知ったら怒るわよー。あはははは、お腹痛い〜」
アリス「灯里先輩、でっかい頭固いです。一人でさっさと寝ちゃうなんて、つきあい悪いです」
灯里「大手は休日でも、うちは営業日なんです!さあ、仕事の邪魔ですよ!」
アテナ「灯里ちゃん、ごめんなさい・・・ビール切れちゃった。熱燗10本とスルメお願いねー」
灯里「追加オーダーお断り!酒切れたんなら、とっとと帰ってください!」
アリシア「会社の経営なんてね、テキトーにやってればなんとかなんのよー、うふふふ。ひっく」
灯里「深夜に勝手にカギ開けて朝まで居座るなよ、酔っ払い人妻っ!」
晃「どーせこの寒さじゃ、客なんか来るわけないって!さ、灯里ちゃんも一杯、どう?」
灯里「飲みません!きょうはARIAの最終回なんです!ほら、天野先生が頭抱えちゃってますよ!」
晃「大丈夫大丈夫。センセならきっと、感動話でうまくまとめてくれるって。そうだよね、センセ!」
・・・結局このあと、灯里ちゃんはみんなのお誘いを断りきれず、ARIAカンパニーは無事、臨時休業になったそうです。困った人たちよね、うふふ。
(2008年11月)
●おまけ小話
灯里「あれ?何だろこの数字・・・すみません、アリシアさーん」
(感動の場面は、本編でお読みください)
アリシア「ありがとう・・・灯里ちゃん。さて、もうこの話は忘れましょうか」
灯里「そうだアリシアさん。聞きたかったのは、書類のこの数字なんですけど・・・」
アリシア「わーわーわー!す、すべて私のわがまま、ごめんね!」ひしっ
灯里「いえ、その話はわかりましたので、この18億円の意味を・・・」
アリシア「あーあーあー!あ、あなたにはプリマになる力が、ね!」ひしっ
灯里「・・・アリシアさん。本当にこの会社、引き継いでいいんでしょうね?」
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