【アクアの日常あるいは平穏な日々・スノーホワイト】

灯里ちゃんは、アリシアさんのような素敵な大人になるのが夢でした。ある冬の日、アリシアさんが昔、どんな大人になりたかったのか、聞いてみたくなったのです・・・

<スノーホワイト1>

灯里「あの・・・アリシアさんは昔 どんな大人になりたかったんですか」
アリシア「・・・んー」

灯里「あ・・・ここは姫屋ですね」
アリシア「うふふ」
ピンポーン

灯里「アリシアさん、姫屋に何か用ですか?」
アリシア「灯里ちゃん、逃げるわよ!」
灯里「え?え?何でーーーーっ??」

晃「・・・こらあ悪ガキ!今日こそ捕まえてやる!!」
アリシア「あらあらあらあらあらあら・・・」ぴゅ〜〜〜〜〜〜
灯里(これってピンポンダッシュ?!大人と何の関係が??)


<スノーホワイト2>

灯里「はあ、はあ、はあ・・・それであの・・・アリシアさん、どんな大人になりたかったんですか」
アリシア「・・・んー」

灯里「冬の室内イベント会場ですね。あ、藍華ちゃんがドミノ並べに挑戦中ですよ」
アリシア「灯里ちゃん。ちょっと人さし指、貸して」
灯里「え?・・・こうですか?」
ちょん!

灯里「あっ、ドミノがーーーーっ!!」
藍華「オーマイガーっ!!」
アリシア「灯里ちゃん、逃げるわよ!」
灯里「え?え?何でーーーーっ??」
アリシア「あらあらあらあらあらあら・・・」ぴゅ〜〜〜〜〜〜
灯里(だから、大人と何の関係が??)


<スノーホワイト3>

灯里「ぜえ、ぜえ、ぜえ・・・それであの・・・アリシアさんって結局、どんな大人に・・・ぜえ、ぜえ」
アリシア「・・・んー」

ころころころ・・・
灯里「あ、雪だるまですね(・・・普通で良かった)手伝います」
アリシア「お願いね」

ころころころ・・・
灯里「大きくなりましたね。あ、坂の下でアテナさんが手を振ってます」
アリシア「雪だるま落とすわよ、せーの!」
灯里「え?」

ゴロゴロゴロゴロ!!
アテナ「きゃーーーっ!」すてーーーん
アリシア「灯里ちゃん、逃げるわよ!」
灯里「え?え?何でーーーーっ??」
アリシア「あらあらあらあらあらあら・・・」ぴゅ〜〜〜〜〜〜
灯里(もういい加減にしてーーーーッ!!)


<スノーホワイト4>

灯里「ぜはーっ、ぜはーっ、ぜはーっ・・・」
アリシア「・・・で、質問なんだっけ?」
灯里「いえ、もういいです・・・ぜはーっ、ぜはーっ」
アリシア「どんな大人になりたかったか、だっけ?」
灯里「いえ・・・後生ですから、もう何もしないでください・・・私が悪かったです・・・ぜーっ、ぜーっ」
アリシア「・・・んー、よく言えました!」

アリシア「何回悪戯しても、そのたびに一緒に楽しそうに逃げてくれる」
灯里「・・・楽しく、ありません・・・ぜー、ぜー」
アリシア「でも捕まったときは、一緒に謝ってくれた。そのとき、こんな大人になりたいなって思ったの」
灯里「・・・それは、立派な、お考えで・・・はあ、はあ」

アリシア「灯里ちゃんなら、きっとなれるわ・・・だからこの場は任せた!」
灯里「はあ、はあ・・・え?あれ?」
アリシア「あらあらあらあらあらあら・・・」ぴゅ〜〜〜〜〜〜

晃「灯里ちゃん、ネタは上がってるんだ。覚悟はいいね?」ゴゴゴゴ・・・
藍華「灯里が逃げる姿、みんなが見ているのよ」ゴゴゴゴ・・・
アテナ「滅滅滅滅滅滅滅滅」ゴゴゴゴ・・・
灯里「えーーーーーーー!!!」

・・・。
アリシア「あ、灯里ちゃん、お帰りなさい。おいしいココアが入っているわよ。そうそう、さっきのは幼稚園までの話で、本当は雪だるまを作っている時にね・・・」
灯里「もう結構です」
アリシア「あら?」

(2008年1月)

ぷに絵

アリシア「あらあら。」

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