【アクアの日常あるいは平穏な日々・昇格試験】
<ケース1・アリス・キャロル>
アテナを舟に乗せ、希望の丘に着いたアリス。そこには見慣れない巨体の男の姿が・・・
アテナ「会社はあなたのミドルスクール卒業の日をずっと待っていました」
アリス「アテナ先輩、これって・・・!」
アテナ「土俵上の技術は完璧。懸念されていた股割りや立ち合い、そして相撲甚句も」
アリス「え?え?股割りって?・・・それに相撲甚句じゃなくてカンツォーネ・・・」
アテナ「きょうの試験で見事に、その著しい進化の証を見せてくれました」
アリス「アテナ先輩・・・なぜまわしをくれるのーーーっ!!!」
理事長「角界の次世代を担う逸材であるあなたに対して、日本相撲協会は並々ならぬ評価と強い期待をこめて、過去に例のない大英断を下しました」
アリス「大英断って・・・ていうか、あんた誰!」
理事長「おめでとう、アリスちゃん・・・いいえ、朝橙龍!夏場所からあなたは幕下付け出しです!」
アテナ「アリスちゃん、折角のスカウトだから、あきらめてね」
アリス「いやあああああっ!!!」
<ケース2・藍華・S・グランチェスタ>
藍華の昇格試験の日。晃さんは相変わらず、ある案件で頭を悩ませておりました・・・
藍華「ゴンドラ通りまーす」
晃(うーん、うーん・・・やっぱ希望通りローゼンクイーンがいいのかなあ・・・)
藍華「お客様、こちらがリアルト橋でございます。ネオ・ヴェネツィアの市民の生活を・・・」
晃(うーん、うーん・・・藍華だからブルーサファイア・・・いや、灯里ちゃんとかぶるかも・・・)
藍華「お客様、どちらかご希望の場所がございましたら、お申しつけください」
晃(うーん、うーん・・・だけど藍華は女王というより、可愛い一面があるよなあ・・・)
藍華「お客様・・・あのー晃さん。ちゃんと試験してます?」
晃「そうだ、その手があった・・・姫屋の将来を背負うキュートな姫君・・・すなわちキューティーハニーだ!」
藍華「消えろ」
ドカッ!
晃「きゃああああ!」
ざぶーーーーん。
・・・。
灯里「はへー。それが1回、再試験になった理由?」
藍華「そうよ!なんかすっごくヤな予感がしたのよ、その通り名!!」
水先案内業界の輝ける歴史の1ページに、昇格試験で教官を海に蹴り落とすという新たな伝説を作った若き支店長に、もはや反抗する社員はいなかったという・・・
<ケース3・水無灯里>
桜の花咲く、春の昼下がり。
アリシア「灯里ちゃん」
灯里「はい・・・」
アリシア「明日 一人前の昇格試験を行います」
灯里「はいっ・・・ところでアリシアさん。プリマの昇格試験って、どんな感じなんですか?」
アリシア「あら、知らなかった?大威震八連制覇っていうの。舟協会最大の修羅業行よ」
灯里「はへ?何ですか、それ」
アリシア「んー、例えばね・・・」
ゴゴゴゴゴ・・・
ヒメ社長「出雲暁、死亡確認!」
ウッディー「フッ・・・暁などアクア一番の小者。次は誰が行く?」
藍華「こ、今度こそあたしの出番じゃーーーっ!」
アリシア「水無灯里、来い!このアリシア・フローレンスが貴様にARIAカンパニー総代の重さを教えてやろう」
灯里「ARIAカンパニー片手袋筆頭、水無灯里!うたうなら地獄でうたえや」
アリシア「わはははー。うぬにこのオール先が見切れるかー!」
アテナ「ぬうっ、あの漕ぎ方は・・・小悪魔流微笑拳!」
藍華「し、知っているのか、アテナーーーっ!」
アリス「わし、でっかい悪い予感がするのう」
晃「灯里は寸では負けるかもしれんが、その色ツヤ固さ持続力といい、アリシアを完全に圧倒しているのであーる!」
アル「晃・・・貴様の事は舟協会幹部の方々の間でも問題になっておる。こんな甘い教育で、姫屋の3大妖精が務まるのか?」
アリシア「・・・ていう感じに進むの、プリマの試験は」うふふ
灯里「ウソつけ。ところでアリシアさん、晃さんに何か恨みでもあります?」
アリシア「あら?」
(2008年3月改稿)
●ぷに絵
アテナ「3人の昇格祝いに、一発芸やりまーす」
一同「わーい」ぱちぱちぱち
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アテナ「・・・ムンク!」 |
一同「・・・」(それって祝いの席でやる芸か?)
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