私たちの畑と野菜の栽培

都会の一般的な市民農園はだいたい10〜30uだと思われます。
嬬恋ファームインの畑は0.5区画でも約100u、しっかりと土作りを
した嬬恋の土地では驚くほどたくさんの野菜が育ちます。

それでは嬬恋ファームイン会員さんの畑をちょっとのぞいて見ましょう

  嬬恋の畑は何と言ってもジャガイモが最高です。
 育てている品種は『わせしろ』で嬬恋の土地に最も
 良くあった品種の一つです。

  5月 連休過ぎから6月初旬にかけて播種します
  7月 最も旺盛に育つ時期で、手で根の周りを
     探ると既に芋ができているのが判ります。
     小さめの芋だけ間引くのも良いでしょう。
     間引いた小芋は皮が付いたまま『煮転がし』
     や『肉じゃが』に最高です!!
  8月 お盆過ぎには葉の部分が枯れ始めます。
     もう太陽の恵みを必要としないくらいに芋が
     育っています。でも、この時期に収穫すると
     芋の水分量が多いようです
  10月 9月から10月下旬までがジャガイモの収穫
     に適した時期です。この頃にはデンプン質の
     増した芋に変化しています
  11月 畑じまいまでに地中のジャガイモを全て
     収穫し終えて起きます。土の中に芋を残して
     しまうと次の年にはまた芋畑になりますが
     連作障害の原因になります

  2013年は本当にたくさん収穫できました。
 40坪ほど播種してみかん箱30箱分もれました。


  冬場は激寒の嬬恋ですがサツマイモも栽培でき
 ます。大きくて1本の苗からこんなにれました。
  ハッキリ言ってこれには驚きました。

  6月 苗は降霜の心配がなくなる5月下旬以降に
     植えます。遅く感じるかもしれませんが
     大丈夫です
  8月 ジャガイモの葉はそろそろ終わりの季節に
     なりますがサツマイモは盛んに成長します
  9月 9月中旬に収穫期となります。大きな芋が
     出る毎に歓声が・・・

  嬬恋の畑で獲れたサツマイモだってジャガイモに
 負けないくらい美味しい!!


  嬬恋名産の一つが『とうもろこし』です。都会に
 近いので地元では『朝もぎとうもろこし』として東京
 方面に出荷しています。
  ハニーバンタムやピーターコーンなどに代わって
 最近は『未来』という品種が人気のようです。

  6月 降霜の心配がなくなってから苗を植えます
     苗を自宅で作って持ってこられる会員さんも
     おられます
  7月 まだ丈は高くありませんが伸び盛りです。
     7月中旬に塔が立ちます
     受粉が済んだら雄花(塔の部分)を切り取る
     とコーンの成長が良いとのことです
  8月 早ければお盆過ぎから収穫ができます。
     6月初旬に植えたものであれば9月初旬が
     収穫時期になるでしょう。
     とうもろこしの『ひげ』が黒くなってきたら
     り時です

  とうもろこしは収穫後できるだけ早く火を通すと
 甘みが損なわれません。持ち帰るのであれば皮
 を1〜2枚残して運びましょう。
  茹でても焼いても美味しい『嬬恋のとうもろこし』
 ですが、ラップに包んで電子レンジでチンすると
 甘みも旨味も逃げないので簡単で美味しい調理
 方法としてお勧めです!!
 


 豆類

  花豆やモロッコインゲンなど棚を必要とする
 大型の豆類がとても良くできます。
  特に花豆は寒冷地に適した作物ですので高地
 の嬬恋は関東近辺では数少ない栽培に適した
 土地といえます。

  6月 苗もしくは豆を植えます。霜に当てないこと
     が初期段階で最も重要なポイントですので
     植え付け時期は早すぎない方が良い感じ
     です
  8月 花豆は赤い花、モロッコインゲンは白い花
     を付けます。モロッコインゲンは鞘も食用に
     適していますので八百屋さんで売られている
     程度の大きさになったら次々に収穫します。
     育ちすぎて硬くなりかけた豆はそのまま木に
     残して完熟させましょう
     花豆は収穫せずに枯れるまでそのままに
     しておきます
  9月 9月頃に木に残した豆の鞘が枯れた状態
     になりはじめます。10月の収穫時に棚上で
     豆の乾燥が丁度良くなるように9月下旬に
     根に近い茎を切る『根切り』をすると豆が
     カビてしまうのを少し防げます
  10月 収穫時期です。この時期の豆で煮物を
     作るとすぐ火が通ってくれます

  花豆やモロッコインゲンなどの他にもインゲン豆
 や枝豆など様々な豆類を楽しむことができます


 トマト

  太陽の光をいっぱいに受けることのできる嬬恋
 なのでトマトも非常に良く育ちます。
  大玉のトマトには雨に弱い品種もありますので
 ビニールの屋根などを付けると良いです。
  ミニトマトは雨に比較的強いようです。写真上は
 最近流行している「アイコ」という小粒で細長の品種
 です。

  5月 降霜の心配がなくなったところで苗を植え
     ます
  7月 そろそろ収穫できるようになる品種もあり
     ます。ミニトマトの収穫時期は大玉の品種
     よりもやや早いようです。
     実が成ると枝が重くなるので木そのものが
     倒れやすくなります。枝を傷つけないように
     注意しながら園芸紐で適当に吊り上げて
     やると樹勢が増します
  9月 大玉トマトの収穫時期は終わりに近づき
     ますがミニトマトはもう少し寒くなるまで収穫
     が続きます

  最近はいろいろな品種の種や苗が出ています
 のでトマトを楽しむことができます。
  栽培が簡単で終了の多いミニトマトがお勧めです
 ができるだけ頻繁に収穫を繰り返すことが多種量
 のコツのようです
  


 なす、きゅうり、シシトウ、ピーマン

  日曜農民にとって素晴らしい作物です。
  7月から9月にかけて同じ木から毎週のように
 何個も収穫することができます。追肥をやりながら
 収穫を繰り返す方が樹勢が良くなります。

  5月 降霜の心配がある場合苗に寒さよけシート
    をかけるなどして苗植えします。有機肥料を
    折々に与えることが早期生育に欠かせません
  6月 早ければ下旬から収穫できる株が出始める
    でしょう
  7〜9月 次々に収穫できます。根元から15cm
    位のところに有機肥料や窒素/カリ/リン肥料
    などを追肥します
  10月 いよいよ収穫も終わりです





 瓜の類


ズッキーニ
  ズッキーニは大変たくさん収穫できます。これも
 1週間で30cm以上に大きくなります。40cmの長さ
 まで成長してしまったズッキーニは都会の八百屋
 では見ませんが本当はとても美味しく育ってくれて
 います。フランスの田舎料理『ラタトゥユ』にはこの
 サイズが結構いけます!!

かぼちゃ
  かぼちゃは5月か6月に植えたらそのままでも
 ちゃんと収穫できます。でも雑草を除草して太陽の
 光を十分に当ててあげると更に美味しくなります。

その他の瓜類
  ちょっと意外なのはスイカやニガウリもできる
 ことでしょうか。スイカは甘く、ニガウリもたくさん
 収穫できます





 
大根
  夏大根と秋大根を作ることができます。夏大根は
 春植えですが、秋大根は枝豆やインゲン豆の収穫
 跡に植えることができます。写真はインゲン豆の
 後に植えた秋大根です。途中2回ほど追肥しました

にんじん
  春に筋蒔きしたにんじんはひと夏かけて秋に
 ようやく収穫となります。途中1〜2回間引きをした
 方が個体は大きく成長します。やはり追肥をすると
 生育が良くなります

キャベツ、はくさい
  キャベツは嬬恋村の特産品です。白菜も良くでき
 ます


 番外編


ひまわり
  東北復興の願いをこめてひまわりを育てている
 会員さんが何名かおられます。幹の高さが2m越え
 花の直径が20cm越え・・・そんな立派なひまわりが
 咲きます
  種は『ひまわりプロジェクト』からのもので、収穫
 した種を『ひまわりプロジェクト』へお返しします

しいたけ
  水ならの伐採木に『しいたけ菌のコマ』を打って
 1年半寝かせるとしいたけの収穫期を迎えます。
  最初の2年ほどは肉厚の『ドンコ』ができます。
 徐々に台木が弱り4年程度で寿命を迎えますので
 毎年少しずつ補充するのが良いでしょう