シェルターとは・・・

一言でいうと避難所です。日本では犬を求めるというと「ペットショップ」が一般的ですが、 アメリカ、イギリスでは、「ペットシェルター」が一般的です。
ペットショップとは→ペットやペット商品を売る、 ペットシェルターとは→放棄されたペット等、ペットを保護・新しい飼い主さんを探す、 といった違いがあるでしょう。
日本では10年程前よりペットブームが起こりました。 他国では飼育のブームでははく、保護活動が盛んです。
アメリカ(アーリントン群)の群政府は、新たに天災などの非常事態を備えとして 犬や猫の被災動物用移動住宅(移動式ペットシェルター)を導入しているほどです。
保護の観点から、日本では残念ながら飼い主がいない犬・猫は保健所で殺処分されます。 昔は、野良犬・猫が対象でしたが、現在は、血統書つきの犬猫も関係なく殺処分されます。

全国で年間処分された犬猫の数(H18)

犬11万2690匹
猫22万8373匹

合計34万1063

他国と何が違うのでしょうか。

動物愛護先進国イギリスでは・・・

犬猫などの生態販売は行っていません。
ペットショップで売られているのはフード等のペット用品のみです。
(例外としてハロッズにペットショップがありますが、厳しい法律制があります。)
動物を飼いたい時はブリーダーかシェルター(動物保護&里親探しを目的とした施設)から譲って貰うことになります。 その際にも審査があり、ここまで徹底する理由は、ペットショップでの「衝動買い」の弊害からくる不幸なペットを未然に防ぐため、だそうです。

日本も同じく、軽はずみな行動を避け、最後まで面倒を見るという意識を育てましょう。

犬をとりまく環境

ここ数年の間に犬を取り扱う業種も多種多様してきました。

ドッグラン、ドッグカフェ、ドッグブティックはもとより、 高速道路SA内でのドッグラン、羽田空港内ドッグラン・ドッグホテル、 ドッグ幼稚園、ドッグモデル教室、etc・・

動物全般ではなく犬のみの書籍、雑誌、写真集・カレンダー、 犬が主役のTV・CM、芸能事務所所属のアイドルドッグまで誕生しています。

都心においては4人に1人が犬を飼っており、人間の子供より多いと言われてきています。 そしてそこには、今まで見えていなかった問題や新たなニーズがでてきています。

少子化の一途をたどる現在、犬との様々な新しいライフスタイルの提案は 大きな変化だと考えられます。

「新しいライフスタイル」とは、
犬との生活をする上で、いままであった画一的な単調なものではなく、
それぞれのライフスタイルに合ったものを選び、
そして犬を介しての情報交換、共存意識を高め、
そしてなによりそれを楽しめる環境をつくることです。

殺処分される保健所に行く前に、命を繋げるドッグシェルターを!

そんな理想なドッグシェルターが日本にも存在する日が近いことを願っています。