#85 長嶋茂雄という宝物 ![]()
友よ、今こそ長嶋茂雄(74)について語ろうではないか。ある時、元・日テレアナウンサーの徳光和夫がなじみの蕎麦屋に長嶋を連れて行った。長嶋の大ファンだった蕎麦屋の主人は、事前に連絡を受けたので、腕によりをかけ特上の蕎麦を打って長嶋を待った。徳光と共に店に入った長嶋はこういった。「色々あるね。ぼく、かつ丼」。元阪神の掛布雅之(55)がスランプになった時、長嶋に電話で相談した。長嶋はこういった。「スイングの時はピャッピャッと振るんだ。シャッシャッだぞ。「じゃあちょっと振ってみて」驚く掛布。しかし、受話器をそばに寝かせてバットを振る。「どうですか?」と問う掛布。「いや違う。シャッシャッと振るんだ」と長嶋。もう一度、バットを振る掛布。長嶋がいう。「オッケー。それでいい!」。現役時代キャッチャーだった野村克也(74)は、「お前の奥さん、銀座で誰それと歩いとったらしいぞ」というような打者の嫌がるネタを囁き、集中力を削いでいたが、長嶋は「へぇよく知ってるね〜」といって平然としていた。ちなみに、同じことをやられた張本勲(69)は、激怒のあまり「次の打席で大振りするフリしてヤツの頭をバットでぶん殴ってやった」と語る。長嶋茂雄。1936年、2月20日生まれ。キャンプの時にバースデーケーキを渡され、「おかしいな。いつもキャンプの時にバースデーなんだよな」とのたまった。現役17年。終身打率3割5厘。MVP5回、首位打者6回、ホームラン王2回、打点王5回。監督生活15年。リーグ優勝5回(そのうち、日本一は2回)。現在、読売巨人軍終身名誉監督。いうまでもなく日本の宝だ。(2010.06)
#84 君は赤ヘル軍団を知っているか?
友よ、今こそ広島東洋カープについて語ろうではないか。アラフォー世代のみなさんには、あの赤ヘル軍団の印象が強いと思う。時は1975年。ルーツ監督の提案でチームカラーを「赤」にした途端のセ・リーグ初制覇。シーズン途中で監督は古葉竹識に変わったものの、エース外木場義郎(64)は最多勝、山本浩二(63)は首位打者、大下剛史(65)は盗塁王を獲得。衣笠祥雄(63)もいたし、ホプキンスとシェーンもいた。高橋慶彦(53)もいた。一方の読売巨人軍は球団創設以来、初の最下位。明暗くっきりのシーズンだった。助っ人のホプキンスとシェーンがライトルとギャレットに変わり、1979年と1980年には日本一に輝いた。ストッパー江夏豊(61)を擁し、黄金時代を築いたかに見えた。しかし、1991年の日本一を最後にカープの優勝はなくなった。カープで優勝を経験したの現役選手は前田智徳(38)だけになってしまった。なんせ資金力がない。年棒が安いからどんどん選手が出て行く。金本知憲(42)も新井貴浩(33)も阪神に行ってしまった。助っ人外人を物色しに行くにしても、他球団はメジャーを見てから3Aのゲームを見る。広島は最初から3Aの試合しか見ない。契約更改でオーナーは「広島の物価が安いからこんなもんでいいだろ」と毎年選手にいう。その代わり、広島は試合の直前でも猛練習をする。高校野球かっつーぐらいに練習する。ブラウンで影を潜めていた広島名物・猛練習も野村謙二郎新監督(43)によっても復活した。あとは、ネオ赤ヘル軍団が大暴れするだけ。まずは3位を目指せ。(2010.05)
#83 オレ流って何!?
友よ、今こそ中日ドラゴンズ監督・落合博満(56)を語ろう。現役時代は3度の三冠王。ただし、日本ハムでの最後の2シーズンで、5本のホームランしか打っていない(何億も貰っててね)。まさにオレ流だ。そして、三冠王(首位打者)を取るために気にしていたのはフォアボールの数。フォアボールをふやせば打率が上る。ヒット数を気にするイチロー(36)との決定的な違いはそこだ。中日の監督としての6シーズンのうち、リーグ優勝が2回。日本一が1回。ただし、日本一になったシーズンはリーグ2位。このとき、山井(31)が8回までノーヒットノーランを続けていたのに、9回からマウンドに岩瀬(35)を送って物議を醸した。山井がノーヒットノーランを達成できたかどうか、見たかったよね、プロ野球ファンは! サインを頼まれると色紙の白い面ではなく、金色の模様が描かれている方に書く。本来、色紙の表は金色の模様がついている方だからだ。確かに、色紙は金色の模様が描かれている方が表だけれど、人々がそんな綺麗なところに自分の字を書くのは忍びないと考え、白い面に書くことが慣習化した。いわば日本人の美質だ。その奥ゆかしさが決定的に欠けているのがオレ流ということだ。大のガンダム好きで、部屋にはガンプラやらポスターがある。結婚は2度目。奥方は元ホステスの信子夫人。長男の福嗣くんは国士館中学で野球部に入っていたものの、いつの間にか辞めてしまった。落合監督は名古屋の企業人と付き合わない。日本代表にも選手を出さない。そんなチームが勝ったところで何が面白い!?(2010.04)
#82 球春到来!!
さぁ、いよいよプロ野球開幕。海の向こうのメジャーリーグも開幕を迎える。ということで、日本人メジャーリーガー情報。昨季はワイルドカードでディビジョンシリーズ進出を果たしたものの優勝のなかったボストン・レッドソックスには、松坂大輔(29)、岡島秀樹(34)、田沢純一(23)という3人の日本人投手がいる。昨季は故障者リスト入りしてわずか4勝に終わった松坂の復活に期待だ。そのレッドソックスから斎藤隆(39)が移籍したため、アトランタ・ブレーブスにも斎藤と川上憲伸(34)の2人の日本人投手が在籍している。昨季7勝を挙げた川上は何とか10勝以上したいところだ。 川上とともにメジャーリーガーになった上原浩治(34=オリオールズ)も昨季はケガに苦しんだ。まずは先発ローテ入りだ。それから、ヤクルトからメッツ入りした五十嵐亮太(30)はドジャーズの2シーズンで17勝を挙げた黒田博樹(34)を超える活躍を期待したいがどうか。野手陣はというと、10年連続の200本安打を目指すイチロー(36=マリナーズ)、新天地で4番に座りたい松井秀喜(35=エンジェルス)の2人は今季もやってくれそうだ。特に松井は守備機会を求めてエンジェルスに移籍しただけに、走攻守と3拍子揃った選手であることを証明してほしいものだ。そして、岩村明憲(30=パイレーツ)、松井稼頭央(34=アストロズ)、福留孝介(32=カブス)の3人も地味ながらしっかりとメジャーにアジャストしている。元阪神の井川慶(30)はヤンキーズとマイナー契約。日本球界復帰の噂もある中、がけっぷちから踏みとどまれるか。(2010.03)
#81 追悼!小林繁
小林繁が亡くなった。享年57歳。巨人と阪神のエースとして活躍したサイドスローの投手だ。そして、小林といえば江川事件。78年、ドラフト会議前日に江川卓(54)が巨人と入団契約を交わしたという例の事件だ。コミッショナーの強い要望で江川が阪神に入団し、すぐに小林とのトレードで巨人に入団した。20年くらいあとに生まれていれば、大学希望選択枠(現在は廃止)ですんなり巨人に入っていた程度のことなのに……。これにより、小林は悲劇のエースとして江川はダーティヒーローとしてのイメージが定着した。小林と江川はそれ以来、言葉を交わすことはなかったが、清酒黄桜のCMで数十年ぶりに和解した。小林はプロ通算11年で139勝95敗。17セーブ。最多勝1回(阪神に移籍した79年に22勝を挙げた)、沢村賞2回。一方の江川は、プロ通算9年で135勝72敗3セーブ。最多勝2回、最優秀防御率1回、MVP1回(ただし、江川は高校時代にノーヒットノーラン9回、完全試合2回を記録しているので潜在的な能力の差は歴然)。通算勝利数は江川より小林の方が4勝多い。江川は広島の小早川(48)に渾身のストレートをホームランされ引退を決意したといわれているが、むしろ通算勝利数で小林を上回ることをよしとしなかったのではないか。野球以外のプロスポーツでは選手は契約したいチームと契約する権利を持っている。アメリカの合理主義がメジャーリーグのドラフト制度を生み、日本がそれを猿マネした。その安易なドラフト制度は「職業選択の自由」に抵触する。そうゆう意味では、江川も小林もドラフト制度の犠牲者なのかもしれない。(2010.02)
#80 新監督勢ぞろい
今季の新監督5人を考えたい。横浜の尾花高夫監督(52)は監督として初采配ながら、97年には投手コーチとしてヤクルトの日本一に貢献。99年からはダイエーに投手コーチとして移り、2度の日本一に導いた。06年からは巨人の投手コーチになり、リーグ3連覇(昨季は日本一)に貢献。いわゆる、優勝請負人である。今季、彼が掲げるのは「アナライズ・ベースボール」(分析する野球)。きっちりと投手力を整備し、打線とのバランスを取れれば優勝には手が届かなくとも、クライマックス・シリーズ進出は期待できそうだ。広島はOBの野村謙二郎監督(43)が就任したことで、練習時間が高校野球並みに長い「熱血根性野球」に逆戻りするという噂もある。せっかくブラウン前監督がMLB流の近代化を、広島にもたらしたというのに。その広島を退団したマーティー・ブラウン(46)は野村克也(74)のあとを受けて、東北楽天を率いる。昨季はリーグ2位で終えた楽天だが、打線の高齢化、中継ぎ陣の整備など課題は山ほどある。コーチ人を一新し、野村色を排するなど人事面でも大ナタを振るったブラウンだが彼の戦略が浸透するまでには、少々時間がかかりそうだ。大石大二郎(51)が退団したオリックスは前阪神監督の岡田彰布(51)を迎えた。ただ、岡田が関西のチームを渡り歩いているという印象が強く、オリックスそのものに新鮮味はない。千葉ロッテは西村徳文ヘッドコーチ(49)が監督に昇格した。こちらもバレンタイン政権が長かったため、西村色を出すのには時間が必要。日替わり4番ではなく、じっくりと長距離砲を育ててほしいものだ。(2010.01)
#79 工藤が西武に復帰!
工藤公康(46)が古巣・西武ライオンズに戻った。復帰するにあたって、背番号「47」をつけていた帆足投手が「先輩にお返しします」と申し出たが「若い選手に気を使わせたくない」といって断ったという。巨人と戦った87年の日本シリーズで清原(42)が号泣した。あの時マウンドにいた工藤は、左バッターの篠塚(52)が引っぱって清原の所へ打球が飛ばないように、アウトコースばかり投げた。工藤は優しい男なのだ。現監督の渡辺久信(44)も、80年代の西武黄金時代を支えたチームメート。グランドの上だけではなく、夜の六本木でもブイブイいわせていた仲間だ。 渡辺は現役時代、自分のことしか考えない典型的な天才肌の選手だった。それが、現役引退後に台湾で監督をつとめ、人の気持ちを慮れるようになった。それが奏功し、昨シーズンは監督就任1年目で日本一になった。今シーズン、巨人軍を日本一に導いた原辰徳(51)も彼らと同世代の天才ホームランバッターだった。だがここ数年、若手をきっちり育てて日本一を勝ち取ったのは天晴れである。日本シリーズ第6戦、先発の東野(23)が打球を受けてのケガで途中降板したあとを受けて、急遽登板した内海(27)が4回3分の2を無失点に抑えて巨人を日本一に導いた。これには深イイ話があって、原は内海に「本来なら先発はお前で行きたいところだが、我慢してくれ。でも、日本シリーズで勝つにはお前の力が必要だ」といったのだ。内海はいつ登板の機会があってもいいように、準備を整えていた。かつての悪ガキたちも、すっかり大人になったもんだ。(2009.12)
#78 嗚呼!阪急ブレーブス
シーズン終了前、オリックスの後任監督に山田久志(61)の名前が挙がった。この報道で、かつて阪急ブレーブスのファンたちが色めきたった(かくいう筆者もその1人)。阪急ブレーブス消滅以来の阪急OBの起用だったからである。mixiの「阪急ブレーブス」コミュニティでも「しばらくぶりに応援できる球団ができそうで嬉しい」という書き込みが多数あった。しかし、オリックスの宮内義彦オーナー(74)は、元阪神の岡田彰布(51)を監督に迎えた。 球団を買収するときも「球団を持っていれば、あのNHKまでもが連日スポーツニュース等でオリックスの名を出してくれる。それだけで球団を所有する意味がある」と発言した男だ。そして、「ブレーブスという名前は残してくれ」という上田利治・元監督(72)との約束を1年で反故にした。さらには、土井正三(元・巨人)、仰木彬(元・近鉄)、 石毛宏典(元・西武)、 レオン・リー(元・ロッテ)、伊原春樹(元・西武)、中村勝広(元・阪神) と外様監督ばかりをチームに迎え、徹底気的に「阪急色」を払拭。死者に鞭打つのは趣味ではないが、土井・元監督は新人時代のイチロー(36=マリナーズ)の才能を見抜けず2軍に落としたし、同じく新人時代の田口壮(40=カブス)を練習過多で精神的に追い詰めた。そんな監督を選ぶオーナーの見識を疑う。神戸出身の宮内オーナーにしてみれば、「阪急」は関西の大財閥・小林一族の象徴である。宮内個人が私怨を持っていてもおかしくないが、たかだが「阪急」が持っていたプロ野球の一球団をわがものにした所で、小林一族の足元にも及ぶまい。(2009.11)
#77 個人タイトルの行方
ペナントレースの行方とともに気になるのが、個人タイトル。まずはセ・リーグの投手部門。最多勝は吉見(24=中日)と館山(27=ヤクルト)にゴンザレス(31=巨人)がからんでくる模様で、20勝挙げればほぼ確実になるだろう。最優秀防御率は吉見とチェン(24=中日)の一騎打ち。打者部門のホームラン王はブランコ(28=中日)が頭ひとつリード。首位打者はラミレス(35=巨人)と内川(27=横浜)の一騎討ちか。前半飛ばした坂本(20=巨人)もチャンスあり。打点王は、森野(31=中日)、ブランコ、小笠原(35=巨人)、ラミレスあたりだが、ブランコ、ラミレスといった馬力のある外人勢がホームラン王と併せて打点王をかっさらっていく可能性が高そうだ。もし、小笠原が無冠ならMVPをあげたいところだ。一方のパ・リーグ。投手部門の最多勝は、ダルビッシュ(23=日ハム)、杉内(28=ソフトバンク)、岩隈(28=楽天)、田中マー君(21=楽天)とWBC日本代表でおなじみの面々がしのぎを削っていて、誰がタイトルを取ってもおかしくない。最優秀防御率もこの4人の戦い。打者部門のホームラン王は、おかわり君・中村(26=西武)でほぼ決まりだろう。ベテラン山崎(40=楽天)も40本に届けば立派なものだ。中村は打点王もほぼ手中に収めて2冠王の誕生だ。首位打者は、鉄平(26=楽天)のうれしい初タイトル獲得が有力。MVPはダルビッシュが取りそうだ。今シーズンは、楽天勢のがんばりが目立った。こうしてみると、セ・リーグよりもパ・リーグの方が。スター選手・個性的な選手が多い。セ・リーグは外人に頼りすぎ。(2009.0810)
#76 首位・日ハムを新型インフルが襲った
日本ハム独走かと思われた夏場、なんと新型インフルが日ハムナインを襲った。感染が確認された福良ヘッドコーチ(49)をはじめ宮西投手(24)、菊地投手(27)、金森投手(24)、小谷野内野手(28)、糸井外野手(28)、スレッジ外野手(32)らが一気に戦線離脱。直後のゲームに5連敗してしまった(運の悪いことに2位のソフトバンクに3連敗を含む)。ケガは本人の体調管理の甘さだといわれるが、インフルエンザはどうなんだろう。やはり自己責任か。これで、パ・リーグがいっそう面白くなったことも確かだ。日ハムとソフトバンクの優勝争いに、西武と楽天の3位争い。楽天がクライマックスシリーズに進出すれば岩隈(28)と田中マー君(21)で第1ステージを勝ち上がることだって不可能じゃない。短期決戦は怖いのだ。一方のセ・リーグは、巨人が首位の座を死守しているが(9月上旬現在)、クライマックスシリーズ進出は、巨人、中日、ヤクルトでほぼ決まりだろう。そうなると、中日の防御率1位&2位コンビ「吉見(24)&チェン(24)」とヤクルトのフレッシュコンビ「石川(28)&館山(27)」の対決になるだろう。ただ、落合博満(56)は、ノーヒットノーラン寸前だった山井(31)をあっさり岩瀬(35)に交代させた男だ。何をするか分からない。第2ステージのために吉見もチェンも温存して、朝倉(28)あたりが先発してくれたらヤクルトにも勝機がある。4位の阪神タイガースにクライマックスシリーズ進出の可能性はないのか。阪神はチーム防御率がセ・リーグ3位(9月上旬現在)。新井(32)さえ復活してくれれば……。(2009.09)
#75 クライマックスシリーズ進出はどのチーム?
オールスターをを終え、そろそろクライマックスシリーズに進出するチームが見えてきた。セ・リーグは巨人、中日、ヤクルトの3チームだろう。ただ、坂本(20)が腰痛でベンチを外れるなど、開幕からトップスピードで首位を突っ走ってきた巨人もそろそろ息切れ。一方、石川(28)、館山(27)といった若手投手がひっぱるヤクルトは、勢いに乗れば昨季の西武のように一気に日本シリーズまで駆け上がる可能性もある。それにしても不気味なのは、中日の存在だ。防御率1点台を誇る吉見(24)&チェン(24)の両エースも脅威だし、何よりも落合監督(55)はクライマックスシリーズの戦い方を熟知している。去年もペナントレース2位通過の阪神が中日に3連敗し、優勝目前だったシーズンを3位で終えているのだ。パ・リーグは日ハム、ソフトバンク、西武の3チームだろう。ダルビッシュ(23)という絶対的なエースと糸井(28)、稲葉(37)、金子誠(33)、小谷野(28)、高橋(31)といった3割打者をずらっと揃えた強力打線を擁する日ハムは、やはり1位通過の最有力。日ハムを追うソフトバンクも、もともと地力がある上、投打が噛み合っていてエース杉内(28)も好調。西武にも涌井(23)というエースがいて、どのチームも必ずこの投手で連敗を止められるという大黒柱がいるのが強み。最後に悲しい話題。長嶋一茂(43)が『長嶋茂雄』を勝手に商標登録して、父親から絶縁宣言されていたというのだ。元大関貴ノ花(二子山親方)のところもドロドロだったけれど、スーパースターの家庭はかくも荒廃するものなのか!?(2009.08)
#74 交流戦はソフトバンクがV2!
ソフトバンクが交流戦を制し2連覇を成し遂げた。18勝5敗1分けの圧倒的な成績。交流戦MVPの杉内(28)を中心とした球界随一を誇る投手陣はもちろんのこと、長谷川(24)と田上(29)が成長。ケガから復帰の多村(32)、村松(36)、松田(26)が加わった打線は秋山監督(47)が「どこからでも点が取れる」と自慢する。今季3番に座っている新外人オーティズ(32)の加入が一番の勝因だ。そして、交流戦3位につけたのが、新球場のマツダスタジアムで暴れまわる広島だ。交流戦は「同一カード2連戦」を基本として日程が組まれる。そこで広島は大竹(26)、前田(21)、ルイス(29)、斎藤(22)の4人で先発ローテを回し好成績を残した。「同一カード3連戦」が基本のペナントレースはあと2枚先発が必要になるが……。そんな広島を尻目に阪神タイガースが虫の息だ。6月末現在で3割打者がひとりもいないし、防御率2割台の先発投手もいない。宿敵巨人からペナントを奪い返すどころか、最下位横浜につぐ5位。真弓新監督(55)の采配がうまくいっていないのか、選手が悪いのか。新監督といえば、千葉ロッテが今季限りで契約が切れるのバレンタインの後任に、元巨人の江川卓(54)をリストアップした。江川は次期巨人軍監督が有力視されていたが、原政権が長期政権になりそうな今、当分、監督要請の話は舞い込んできそうもない。でもそろそろユニホームが恋しくなっていることも事実。こうなったら千葉ロッテを鍛え上げ、日本シリーズで原巨人と対決するのも面白い。ヘッドコーチは千葉県出身の掛布(54)で決まり!(2009.07)
#73 巨人の強さの秘密は……
巨人が強い。交流戦でも強い。WBCを優勝に導いた勢いだけではなく、原辰徳(50)はいよいよ名監督への道を歩き始めたのかもしれない。「おれはV9を超える!」という本人の弁は眉唾だとしても……だ。まずは、05年秋に就任した尾花投手コーチ(51)のおかげで、投手陣がすこぶるいい。現在、先発ローテをグライシンガー(33)、高橋尚(34)、内海(27)、東野(23)、福田(25)の5人で回しているが、他球団に比べて力が突出しているわけではない。むしろ、越智(26)、山口(25)、クルーン(36)、豊田(38)、M・中村(32)、といった中継ぎ+ストッパー陣が充実している。特に東野、福田、越智、山口といった若手投手が戦力になっているのは、尾花コーチの手腕に負うところが大きい。攻撃陣では、なんといっても坂本(20)がいい。昨季も二岡(33)を日ハムに追いやる成長を見せたが、今季はなんと首位打者(5月末現在)を突っ走っている。この坂本、実は田中マー君(20=楽天)と小・中学校(兵庫県伊丹市)の同級生だ。小学校時代は同じチームでバッテリー(坂本がキャッチャー)を組んでいたのだから面白い。高校は坂本が光星学院(青森県)、田中が駒大苫小牧(北海道)へそれぞれ進んだため、離れ離れになったが、日本シリーズでこの2人の“幼馴染対決”を見てみたいものだ。打撃ベストテン2位につけているのはベテラン小笠原(45)。これに亀井(26)、脇谷(27)、李(32)、ラミレス(34)と若手とベテランがうまくマッチして、攻撃陣もグッドバランス。巨人の日本一奪還は青信号だ。(2009.06)
#72 イチロー最多安打・日本記録更新!
今季、海を渡った上原(34=オリオールズ)と川上(34=ブレーブス)が、4月中に揃って1勝目をあげるなど幸先よいスタートを切った。巨人をクビになってメジャーに挑戦していた門倉(35)は、カブスとマイナー契約をしていたが、韓国のワイバーンズに移籍(そして横浜に復帰か!?)。その一方でイチロー(35=マリナーズ)は胃潰瘍、松坂(28=レッドソックス)が右肩痛でメジャーリーグの故障者リスト入りするなど、WBCの後遺症が目立つ。国内でも、ダルビッシュ(22=日ハム)や小松(27=オリックス)といったエース級投手、昨季の首位打者・青木(27=ヤクルト)など不調にあえぐ選手が多いが、ここに来て村田(28=横浜)がケガから復活するなど、徐々に調子を戻している様子。そんな中、イチローが張本勲(68)の持つ最多安打・日本記録3085安打を更新した。イチローが新記録を打ち立てたゲームを現地で見ていた張本氏も、「大あっぱれ」などとイチローを絶賛していたが、当日の日本のラジオに電話出演した際は、「でも、日本の記録は私が持ってますからね」と発言。彼は、以前から「イチロー選手が3086本目を打っても参考記録ですから」とあくまで自分が記録保持者であることを譲らなかった。陸上なら、追い風参考記録ってのがあるんだけどね……。さあ、今年も5年目に突入した交流戦の季節がやってきた。期間は5/19〜6/21の34日間。全144試合。05年06年と千葉ロッテ、07年は日ハム、去年はソフトバンクが栄冠を勝ち取ったこのシリーズ。今年はどのチームが賞金5千万を手にするか。(2009.05)
#71 WBC連覇!!
未だ興奮冷めやらないWBC連覇。原辰徳監督(50)をして、「イチローのセンター前というのは生涯忘れないでしょう」といわしめた、決勝・韓国戦での決勝タイムリーは見事だった。「イチローをオーダーから外すべきだ」といい続けていた楽天野村克也(73)監督よ、見たか。結果論だが、イチロー(35=マリナーズ)がいなかったら世界一にはなれなかったぞ。「僕はやはり持っていますね」そう、イチローは「持っている」男なのだ。そして「神がおりてくる」男だ。十回表・一死一塁三塁で凡フライを打ち上げちゃった川崎(27=ソフトB)にしろ、三回表・一死満塁で併殺打を打っちゃった栗原(26=広島)にしろ、日本代表に選ばれるくらいの選手なのにヒットが出なかった。世界大会の決勝の重圧は常人には計り知れない。ただ、いくら緊急招集したとはいえ、栗原のスタメンは無理があった。一死満塁できっちりヒットが打てるような強心臓を持っていたら、最初からメンバーに選ばれている(栗原を責めてはいけない)。むしろ決勝は川崎スタメンでいくべきだったし、九回裏もダルビッシュ(22=日本ハム)ではなく、そのまま杉内(28=ソフトB)続投ならあっさり九回で日本が優勝を決めていたかもしれない。ただ、そうなると我々国民はイチローの決勝打のカタルシスは味わえなかった。あの場面で韓国のストッパー林(32=ヤクルト)がイチローとの勝負を避けていたら、中島(26=西武)が国民的ヒーローになっていたかもしれない。監督の采配ひとつがまた別のドラマを生み出す。ほんとうに野球は面白いスポーツである。(2009.04)
#70 サムライJAPAN、2連覇なるか!?
この号が出る頃には第2ラウンド(米サンディエゴ、マイアミ)を戦っているはずの侍JAPAN。楽天・野村監督(74)が、「おれが監督だったら4番は松中、キャッチャーは細川」と明言していたその2人をあっさり落選させた原監督(50)。そんな彼が率いる侍JAPANのメンバーを今一度、確認してみたい。■投手■涌井(22=西武)、小松(27=オリックス)、ダルビッシュ(22=日本ハム)、渡辺俊(32=ロッテ)、田中(20=楽天)、岩隈(27=楽天)、馬原(27=ソフトB)、杉内(28=ソフトB)、内海(26=巨人)、山口(25=巨人)藤川(28=阪神)、岩田(25=阪神)、松坂(28=レッドソックス)捕手■阿部(29=巨人)、石原(29=広島)、城島(32=マリナーズ)■内野手■中島(26=西武)、片岡(26=西武)、川崎(27=ソフトB)、小笠原(35=巨人)、村田(28=横浜)、岩村(30=レイズ)■外野手■稲葉(36=日本ハム)、亀井(26=巨人)、青木(27=ヤクルト)、内川(26=横浜)、イチロー(35=マリナーズ)、福留(31=カブス)
メジャーリーガーが5人を含め、岩隈、ダルビッシュ、涌井といったメジャーがすぐにでもほしがる若手投手を揃え、何だか北京五輪を戦った星野JAPANよりも豪華なメンバーだ。星野が情でメンバーを選んだのに対し、原はコンディション不良を理由に松中を落とすなど、勝利に対するこだわりは強い。準決勝(3/21と3/22)と決勝(3/23)はLAのドジャーズ・スタジアムで行われる。侍JAPANの2連覇なるか!?(2009.03)
#69 上原&憲伸がいよいよ渡米!!
セ・リーグのペナント・レースを盛り上げた2人のエースが相次いでメジャーと契約した。巨人の上原(33)と中日の川上(33)である。上原はボルチモア・オリオールズ。70年代には強豪チームとして来日してこともあるが、松井秀喜(34)のいるニューヨーク・ヤンキーズ、松坂(28)や岡島(33)のいるボストン・レッドソックス、岩村(30)のいるタンパベイ・レイズと同じア・リーグ東地区。近年は万年最下位に甘んじているが、上原は先発の2番手を任されそうだ。とすると、レッドソックスで先発2番手の松坂と投げ合うこともあれば、元同僚・松井との対決も見られる。サブプライム不況で契約金はしょっぱい状況となったが、なかなか面白い、やりがいのあるチームに上原は入った。雑草魂、復活である。一方の川上憲伸はアトランタ・ブレーブス。かつて世界のホームラン王ハンク・アーロンがいたチームで、現在はニューヨーク・メッツやフロリダ・マーリンズと同じナ・リーグ東地区。イチロー(35)や城島(32)のいるシアトル・マリナーズ(ナ・リーグ西地区)や黒田(34)のいるロサンゼルス・ドジャーズ(ナ・リーグ西地区)とは同じナ・リーグながらインター・リーグ(交流戦)かディビジョン・シリーズ(プレーオフ)でしか対戦することはなさそう。妙に気になるのは、サンフランシスコ・ジャイアンツ(ナ・リーグ西地区)の藪(39)、シカゴ・カブス(ナ・リーグ中地区)とマイナー契約をした門倉(35)、カブスのピネラ監督に「もう福留を使う意味がない」といわれた福留(31)の3人。がんばれ、崖っぷちトリオ!(2009.02)
#68 いざ、サムライJAPAN!!
まずは、3月に迫ったWBC日本代表チームの第1次候補。■投手/松坂(レッドソックス=28)/斎藤隆(ドジャース=38)/岩隈(楽天=27)/ダルビッシュ(日ハム=22)/涌井(西武=22)/岸(西武=24)/渡辺俊(ロッテ=32)/小松(オリックス=27)/杉内(ソフトバンク=28)/和田(ソフトバンク=27)/馬原(ソフトバンク=27)/田中将(楽天=20)/内海(巨人=26)/山口(巨人=25)/藤川(阪神=28)■捕手/城島(マリナーズ=32)/
細川(西武=28)/阿部(巨人=29)/石原(広島=29)■内野手/岩村(レイズ=29)/中島(西武=26)/
片岡(西武=25)/ 松中(ソフトバンク=34)/川崎(ソフトバンク=27)/ 小笠原(巨人=35)/
栗原(広島=26)/村田(横浜=27)■外野手/イチロー(マリナーズ=35)/福留(カブス=31)/稲葉(日ハム=36)/
亀井(巨人=26)/ 青木(ヤクルト=26)/内川(横浜=26)このように、中日勢がすっぽり抜け落ちている中、イチロー、松坂らメジャーリーガーの名前は心強い。ただ、「45日以上故障者リストに入った選手のWBC出場については所属球団の許可が必要」という規定があり、松井(ヤンキーズ=34)は不出場が決定。ゴジラが4番に座ればサムライJAPANも鬼に金棒というところだったが、ま、2年連続の本塁打王の村田、ベテラン松中あたりがその穴を埋めてくれることだろう。あとは、剛腕セットアッパー(中継ぎ投手)が2〜3人ほしいところ。こちらは追加招集でカバーできそうだが、ケガ等の理由を含め数人の入れ替えはありそうだ。(2009.01)
#67 ヤング・ライオンズが日本一に!
今年の日本シリーズで優勝した西武の選手はかっこよかった。みんな帽子の後ろから茶髪の長い後ろ髪が出ていて、それがライトブルーを基調としたライオンズのユニフォームに似合ってた。大きな構えからブンブン振り回す中島(26)や中村(25)ら中心打者にしろ、気持ちいいテンポでビュンビュン投げ込んでくる涌井(22)や岸(24)ら投手陣にしろだ。同じ若手でも、鈴木尚(30)や坂本(20)など巨人の若手はちょっと地味め。かつては巨人もイケメン選手が揃っていてヨシノブ・ギャルやニオカ・ギャルがジャイアンツ球場を賑わせていた。だが、高橋由伸(33)は今季2割3分6厘の絶不調、二岡(32)に至ってはモナ問題もあって日ハムに放出。かつての新人王・清水(35)も西武に放出。巨人も一時代が終わった感じだ。さて、今年もFA宣言した選手が揃った。権利を行使するのは全部で7選手。上原投手(33=巨人)、川上投手(33=中日)、高橋健投手(39=広島)、相川捕手(32=横浜)はメジャー入りを希望。ハマの番長・三浦投手(34=横浜)、中村紀内野手(35=中日)、野口捕手(37=阪神)は国内に移籍先を探す。すでに、ハマの番長は阪神、中村ノリは楽天入りの濃厚だが、メジャーを目指す選手はこれからが正念場だ。そして、サムライJAPANというニックネームが決まったWBC日本代表チームだが、あのダルビッシュ(22=日ハム)や青木宣親(26=ヤクルト)が「選ばれれば喜んで出ます!」と発言する中、中日勢が全員チーム入りを拒否を表明。かつて中日の禄を食んだ山田、依田両コーチの面目丸つぶれである。(2008.12)
#66 WBC監督は原辰徳 !
紆余曲折あったWBCの監督だが、巨人監督の原辰徳(50)に決まった。WBC体制検討会議では星野仙一(61)に一本化したに見えたが、マリナーズのイチロー(35)が「WBCは北京のリベンジではない」と発言。さらに体制検討会議のメンバーである楽天・野村監督(73)が「できレースだ」と発言するのを受けて、当の星野が監督就任を固辞。そこで若大将にお鉢がまわってきたという訳だ。実はナベツネは、北京五輪で金メダルを取った星野をそのまま来季の巨人監督に据える考えだった。阪神が優勝したら今季限りで原のクビを切る腹だったのだ。そんな事情を百も承知でWBCの監督要請を快諾した原辰徳は男だね。横からグダグダいっていたノムさんはWBCの監督は不適格。集金能力がない(スポンサーがつかない)。さて、阪神の真弓監督(55)、注目の大田内野手(東海大相模=18)はソフトバンクと巨人と競合し原監督が見事交渉権を得た。松本外野手(早大=22)は横浜と阪神が重複して横浜が、野本外野手(日本通運=24)は楽天と中日の2球団が重複して中日が交渉権を得た。そのほかの球団は1位単独指名。ヤクルトは赤川投手(宮崎商=18)、広島は岩本外野手(亜大=22)、ロッテは木村投手(東京ガス=22)、日本ハムは大野捕手(東洋大=22)、オリックスは甲斐投手(東海大三=18)、西武は中崎投手(日南学園=18)をそれぞれ指名。メジャー挑戦を表明していた田沢投手(新日本石油=22)は指名なし。(2008.11)
#65 疑問の残るクライマックスシリーズ
今年もポストシーズン(クライマックスシリーズ→日本シリーズ)が盛り上がった。クライマックスシリーズのおかげで消化試合が圧倒的に少なくなり、秋口までプロ野球を楽しめるのはいいが「セとパの優勝者同士が日本シリーズを戦う」というスタイルに慣れている我々から見れば、楽しいけれどスッキリしないのがクライマックスシリーズである。だってリーグ3位のチームが日本一になる可能性があるなんておかしいでしょ。MLBは約30チームあるからプレーオフも整合性がある。ワイルドカードで残ったチームがワールドシリーズで勝っても誰も文句はいわない。ならばだ、日本もリーグそのものを再分割すればいいのだ。今2つあるリーグを、東地区(イースト・ディヴィジョン)、中地区(ミッド・ディヴィジョン)、西地区(ウエスト・ディヴィジョン)に再構築するのだ。東地区→北海道日ハム、東北楽天、埼玉西武、千葉ロッテ、中地区→巨人、東京ヤクルト、横浜、中日、西地区→阪神、オリックス、広島、ソフトバンク。それぞれの優勝チームは文句なしにプレーオフへ進出、3地区の2位チームの中で最高勝率のチームがワイルドカードを獲得してプレーオフに出場するのだ。選手のみならず敵地に乗り込むファンの移動距離も短くなってコストダウンもはかれるし、地域間の交流も期待できる。ただ、ひとつの地区が4チームなのでマンネリを防ぐために交流戦の数をふやす必要があり(伝統の巨人―阪神戦は交流戦でしか見られなくなる)さらには、ホームラン王や最多勝利投手が3人になったりする弊害もあるけれど……。多分、阪神が嫌がる以外、各チームとも賛成してくれるんじゃないだろうか。(2008.10)
#64 星野仙一の功罪
よもやの4位に終わった北京五輪の星野JAPAN。楽天・野村監督(73)の「投手出身の監督は視野が狭い」など星野批判がスポーツ紙上を賑わせたが、ここでよく考えてもらいたい。星野仙一(61)はあまりにも情に厚かっただけなのだ。多くの監督の場合、前の試合で2度も落球をしたGG佐藤(30)を使わない。ここで星野は佐藤に名誉挽回のチャンスを与えた。そのチャンスをものにしなかったのは佐藤の個人責任である。韓国やキューバは思いのほか強かった。ダルビッシュ(22)や上原(33)を投入して打たれでもしたら、メジャーリーグ入りを視野に入れている彼らの商品価値が下がってしまう。彼らは野球で飯を喰ってるプロの選手だ。口では「金メダル以外はいらない」と発言するものの、その実、各選手の生活を考えた。だからこそ、岩瀬(33)、川上(33)など自分の息のかかった選手に辛い仕事を担わせた。準決勝(韓国戦)にしろ3位決定戦(アメリカ戦)にしろ、本気で勝つ気になったら勝てない相手ではなかった。片っぱしからベンチにいる投手陣を使えばいいのだ。プロ野球の世界には、WBCだの五輪だの世間は騒ぐが、自分たちの職場はペナントレースという空気がある。WBCや五輪はただのお祭りなのだ。星野仙一という男は、そのことをちゃんと分かっている。分かっていて「金メダル以外はいらない」と発言した。経済効果もきちんと見据えてである。来年春のWBCで、星野のリベンジを期待したい。ただ、今度は本気で勝てるチームを編成してきっちり勝ってもらい、マスコミを黙らせてほしい。本人も多分、そのつもりだろうけど。(2008.09)
#63 阪神、独走態勢!!
阪神がセ・リーグで独走態勢に入ったが、やはり金本(40)&新井(31)の元広島コンビの活躍が大きい。「阪神が強いんは広島のおかげじゃき」という広島ファンの言葉もうなづける。さらに「西武が強いんも広島におった江藤のおかげゃ」と広島ファンは気炎をあげる。何でも黙々と猛練習に励む江藤(38)の姿を見て、GG佐藤(29)や中島(25)が奮起したという。ちなみに、広島市民球場の三塁側(ビジター)のプルペンは、投手の投げた音がビシビシ響くようにセッティングされているらしい。こりゃあ調子がいいと思ってマウンドに上がると意外にも球が走っておらず、広島打線につかまってしまうらしい。ただ、当の広島は交流戦でこそ6位(13勝11敗)と健闘したが、ペナント・レースでは5位。後半戦の巻き返しはあるのか!?
その広島の下にいるのが横浜。首位阪神に30ゲーム近い差をつけられているが、個人成績は意外にいい。内川(26)が3割6分の高アヴェレージをキープし、ヤクルトの青木(26)を抑えて首位打者を狙う勢いだ。昨年度のホームラン王・村田(27)も巨人のラミレス(33)と激しいホームラン王争いを演じていて、久々に50本を越えるホームランキングの誕生が期待できる。 さて、ちょっと前に世間を騒がせた二岡問題。元中日の板東英二(68)は「二岡のような状況でホテルに行かないスーパスターはひとりもいなかった」と擁護。ただ、ソフトバンクの王監督(68)は「9800円のホテルはいかんだろう」といってた。問題は山本モナ(32)をホテルに連れ込んだことではなく、ホテル代をケチったところにあるようだ。(2008.08)
#62 いよいよ北京五輪!
Copyright (C) 2008 HIROMU HOMMA. All Rights Reserved.