中国医学的な花粉症対策
            by方玉さん


2002年01月28日(月)
自宅で簡単に行える対策のいくつかをご紹介いたします。
以下は、私の娘が通う小学校の「PTA広報」にて、花粉症の予防と対策を掲載することになった際に、
松元先生から簡単にお聞きしたことを元に、私が作成したものです。
「中国医学においては」という前提で書いています。

-----ここから転載-----

まず、花粉症そのものは病気ではない、ということ。
自分にとっていらないものを、ちゃんと排泄しようとしているわけだから。
その方法が、顔面などの「上」からだから苦痛なわけで、これを「下(尿や便など)」から排泄するという本来の流れに向きを変えてやれば、とりあえずの苦痛は解決。

はじめに食養生。家庭での対策として、まずこれを利用しない手はないので。
●体内に起きている上へ向かう流れを加速させないためにも、上に伸びる性質を有するものを食べない!!
(竹の子、わらび、つくし、ネギの青い部分、小松菜などネ)

次に、下(上下陰陽で言う時の、陰の側)へ向かう流れを強めてやりたいわけだから、
●よく休息する。よく寝る。
(卒業式や入学式などに参列するような予定のある場合は、式典などの1週間前から家事も含めて、徹底的にサボって、身体を集中的に休息させると効果期待大)

更に即効を期待するなら、目や鼻など「上」から出ているものを、他から強制的に出す方法として
●よく汗をかく。

以上のことでも効き目の薄いような強烈な花粉症には、家庭でも行え、薬局等でも比較的入手しやすい茶葉による療法として、
●「てん茶」の茶葉(一日一匙)を、フライパンなどで煎って粉末にしたものを水に溶かして飲む。(花粉症の発症しやすい期間、継続して服用してください。)感覚的には、よく炒って、指先でパラパラっとほぐす、って感じです。

茶葉一匙分で煮出したお茶を一日分として数回に分けて飲んでもいいです。
お茶にして飲む場合の効果は、直接に茶葉を食べる方法よりは効果の即効性が劣りますが、他の茶葉で代用する以上には効きます
かなり不味いけど、市販されているパックの「てん茶」ではビクともしない花粉症には効果期待大。
お茶を煮出す時の目安としては、最初に出てくる甘味の後、苦みが出てくるところまで、がコツです。

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【おまけ】 02/2/2 追加
もし、薬膳とかに興味があって、「クコの実」をご存知でしたら、日常的に飲むお茶として、てん茶の茶葉を煮出す時に、「クコの実3粒/てん茶一日分に対して)」を、一緒に入れてみて下さい。

「てん茶のクコの実ブレンド茶」?(笑)「てん茶が効く方」の割合を増やします。
言いかえれば、これまで、てん茶の効果がいまいち薄かった方の体質にうまく影響を与えてくれますので。

クコの実とわ、スーパーの中華食材売り場などに置いてある、痩せたスイートコーンみたいなの
または、レーズンみたいな感じだけど、もう少し小さくて、赤い色しています。(スーパー等でも入手しやすい)

煮出した後の実は、食べても食べなくてもいいです。食べても、あんまり美味しくないし(笑)
お茶の味そのものは、それほど変わりませんが、


以下フォレストさんとのQ&A


>竹の子あたりの繊維質が多いものって「いい」って言われてたと思うんですが、見方が変わると「わるい」ものになっちゃ>うんですね。ちょっと新たな発見です。上に伸びるのがだめってことになると、根菜類はよさそうですね。


はい(^^)
根菜類は、花粉症の予防と対策に役立ちます。
春って、芽吹きのシーズンですから、人体にも冬から春にかけての営みが起こります。
汗の穴が開いたり、心がなんとなくウキウキしたり、居眠りしたくなったり。

冬に、しっかりと寒い思いをして身体が「冬」の状態になっていれば、春の芽吹きにも
対応できるのですが、最近は暖房設備や防寒着などの発達によって、「冬」という身体に
なっていない状態で「春」を受け入れることになっている方の多いことも、増加の一因で
あるように思います。

そうなると、身体のベースが「冬」として内側・閉じる側へ向いていない分、
「春」の外側・開く側への営みに、過剰な症状をみることになったりするわけです。

そこで、あえて「上向きのエネルギーを有するものは食べない」という自衛策をとって予防します。
お肉でしたら、ブタや牛はOKですが、鶏やカモは避けてほしい。と、そんな具合です。



>これも、汗をかく=体を動かす=からだが温まる=血管が拡張する=鼻水どば〜って感じかと思ったんですが、これ>もさにあらずってわけですね。へえ〜、目からうろこだなあ。



とにかく、「出す」という強攻策ですね(笑)
身体は花粉を排泄したいだけですから、尿や便という下へ向かう排泄ルートを待てないよう
な状態の時、「汗」という排泄ルートを使うことも一手なんです。
ですが、温まると痒みなどの症状が増す方もあると思いますので、入浴による発汗促進よりは、
運動による発汗をおすすめします。
運動の後は、シャワーをするなどして汗を流してくださいね。


>甜茶を食っちゃうわけですね。これは効きそうです。うまそうじゃないですが(笑)。


はい、まずいです。食療法、お薬の扱いですから(笑)
漢方薬の世界って、
生薬なら効くのに、エキス剤だと効かない、ってパターンがまま起こるのですが、
エキス剤製造の過程で、まだ発見されていないような微量成分が見落とされるためだと
言われています。
緑茶を粉末にして食べるためのミキサーを、広告で見かけましたが、
ようは、そういうことで、
捨てているかも知れないところの成分まで自分のものに! という贅沢な処方(笑)
ただ、茶葉そのままを食べるよりは、
炒って水分を飛ばし、粉末にされた方が圧倒的に効きます。
粉薬と同じように水と一緒に服用してください。


あとは、自分で行う花粉症即効解消のための推拿(すいな)として、実技がいくつか。
これを知りたい方は、私とアポ取ってください(^^;
    【 方玉の学習室 】

管理人より、方玉さんありがとうございました。


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