ちょっと変わった日本盤のレコードのことなど

JAZZ LPのコレクション始めると一度は皆「オリジナル・オリジナル」と呪文のように唱えるようになります。
でもそんなに気負わなくても安い日本盤でも面白いものもあります。
ここでは手持ちのそんなちょっと変わった日本盤のレコードを紹介してみたいと思います。

まずはこれです。



どこが変わっているのかわからないって?

では、もう一枚同じデザインのどこでも売っている普通のOJC盤を下に挙げてみます。



違いがわかりましたか?

そうです。下は「MILES」のCOLLECTORS'ITEMSですが
上は「MODERN JAZZ」のCOLLECTORS'ITEMSになっています。

上の中身はこんな具合



このアルバムはビクターがTOPRANKというレーベルで
1949年以降のモダンジャズの紹介のオムニバスアルバムとして作成されたものだったのです。



マニア心をくすぐる限定番号入りです。
ビートルズのホワイト・アルバムみたいですね。
「ノリ」はぜんぜん違うんですが・・・・

下のほうに解説者の方のお名前が見えます。
そうそうたるメンバーですね。


では、今度はどうですか?
誰でも知っているMJQのLPのように見えますが・・・



下は同じデザイン?のOJCのCD盤です。



どこが違うんでしょうか?さて・・・・

下は普通に「DJANGO」のロゴが五つ並んでいますが
上は「DJANGO」と「CONCORDE」のロゴが交互に並んでいます。

最初のはやはりビクターがMJQの日本盤を最初に出したときのもので
「DJANGO」と「CONCORDE」がカップリングされた2枚組みアルバムなのです。

中はこんな具合です。



これにも愛蔵家番号というのが振ってあります。
限定2001部〜3000部迄の2445
とあります。2000部限定で出したようですね。



寺島靖国氏のエッセイによると

このレコードは出す当時、ビクターはあまり売れないだろうと思って
こんな変則的な売り出し方をした様ですが
ふたを開けてみると大人気!

しかし、限定盤で出した手前、すぐには追加生産出来ず
マニアの人たちが血眼になってこれを日本中で捜し求めたことがあったそうです。
今はゴミ同然の扱いですが・・・

最後に「はずし」でこんなものはどうでしょう?
まだ、売れる前と思われる「秋満義孝クインテット」のEP盤
福岡・天神の田口商会で400円で買ってきたものです。
(遊びにしては結構高い)

いつ頃のものでしょうか不明です。

でも、いきなり
ダイナマイトシリーズですよ(笑)。



ほとんどJAZZではないラテン曲をやってます。

「情熱の花」は調べてみると1959年のカテリーナ・ヴァレンテが歌いヒットさせ
その直後 ザ・ピーナッツが「カバー」で歌ってダブルでヒットしたらしいです。
1960年には日活で同名の映画が出ています。
このEPはこの時期に出たものの可能性が高いです。

最近では福山雅治が「HEAVEN」で「カバー」していますね。

生きるためには仕事を選べず仕方が無かったのか?
当時の流行を取り入れようとこんな選曲にチャレンジしたのか?

謎です(笑)。

このようなわけのわからない?LP・EP
のジャケットを眺めながら日本のJAZZの古き良き時代に思いを馳せるのも
たまには良いものです(^^;

今回はこんなところで・・・


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