N.Y.のビレッジ・ヴァンガードを訪問したときの話


わたしがN.Y.に行ってみようと思ったのはLP 
Sunday at the Village Vanguardの裏ジャケットのこの写真を見たときに始まります。

ビレッジ・ヴァンガードのこの場所は約40年経った現在でもあるのか?

この問いを自分で確かめるべく機会をうかがっていました。



その時は1999年8の月(ノストラダムスはどうなったのだ!)にやって来ました。
表面的には結婚周年記念旅行として企画し、
私の弟がN.Y.にいて(いまでも居ます)かみさんがまだ会ったことが無かったので紹介を兼ねてということで
実現にこぎつけました。
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このページを見るであろう妻へ「これはフィクションです。旅は本当はあなたのためだけに企画しました」(^^;
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当時、デジカメ持っていませんでしたので現地の写真等は撮っていませんが
証拠の品が何点か出てきましたのでそれを元に書いてみたいと思います。

下は行った日にもらった1999年8月の演奏日程表です。



昼間は家族といっしょに行動し、夜は自由行動と言うことにして、現地に住む弟と一緒にヴィレッジ・ヴァンガードに出かけました。

店は地下にありました。チャージはワンドリンクついて?25$ほどではなかったかと思います。
店は予想以上に狭かった記憶があります。すし詰めにしても50人無理かな?

席は最前列が空いていたのでそこに陣取りました。
演奏はヴァンガード・ジャズ・オーケストラというビッグバンドでした。
ということは下のスケジュール表によると月曜の夜に行ったようですね。
残念日曜日には行けなかった!

この毎週Monday Nightsのヴァンガード・オーケストラ演奏はもう何十年か続いている伝統のLIVEだそうです。
演奏内容はもうハッピー・ハッピーとしか言いようのないものでメンバー全員
バリバリ吹きまくってました。最前列が空いているわけが判ったです(^^;

弟はJAZZの(特にビッグバンドの)ライブははじめてだったそうですが
大相撲で貴乃花の優勝を見た小泉総理ではないですが
「感動した」と叫んでいました。

演奏終了後、トイレに行くふりをして、例の写真の場所を探しましたが判らない!
バックヤードみたいなところ奥に入っていくと非常階段かありました。
そうです。この非常階段の上り口が「あのトリオ」がセットの合間にビール飲んで休んでいる場所でした。

私は満足でした。



翌日の夜、前日感動した弟がもう一晩行って見ようと言い出したので話がまとまり、再出撃しました。
急な話だったのでどこに行こうかと決めかねて、弟の車でヴィレッジ周辺をうろうろしていました。
するとたまたまスウィート・ベイジルが見えたので入ってみることにしました。
(HPによると現在閉店しているらしい。残念です。2001/8/20)

そこでもらったパンフレットが下のものです。
行くまで全く知らなかったんですが
偶然この時期、町を挙げてのジャズフェスティバルをやっていたんだと言うことをこのとき知りました。
わたしが行ったのはこの初日だったんですね(^^;

パンフレットを見ると私達がヴィレッジ・ヴァンガードに行ったのは1999年8月23日、
スウィートベイジルに行ったのは8月24日と言うことになります。



下の写真では切れてしまいましたが
THE ZINC BARというところでは「木住野佳子トリオ」も出演していました。
もう一晩あればそちらにも行っていたかもしれません。



でスィートベイジルですがここは1階にありまして、オープンカフェのような作り?で
ヴィレッジ・バンガードに比べると広く、開放感がありました。

丁度、行った時はベニー・ゴルソン・カルテットがやってました。
昨日に比べるとかなり落ち着いた演奏です。

日本人のおのぼりさんと思われる(私達ももちろん同列)女性達が
ガイド本片手に聞きに来ていました。



演奏が終わったあと、通訳(弟)をかいしてベニーゴルソン氏と会話することができましたので
そのときの様子をすこし書き記して見ます。

私:「こんばんわ、日本から来ました。あなたのファンです。」
ゴルソン氏:「おー、ありがとう。日本のどこから来たの?」
私:「九州の福岡からです」
ゴルソン氏:「福岡?わたしもいったことがあるよ。」
私:「ブルーノートですか。」
ゴルソン氏:「おお、そうだ。福岡ブルーノートだ。あそこで演奏したことがある。福岡は良い所だ。」
私:「そうですね。」

ゴルソン氏が弟にお兄さんはいつまでN.Y.に居るのか等聞いている。
弟はあと数日だと答えている。

ゴルソン氏:「機会があればまたいらっしゃい。今日はありがとう。」
私:「こちらこそ!」


と言った感じで会話することが出来ました。



スウィートベイジルを出た後、
弟は昨日の火の出るような演奏を期待していたようで、すこし不完全燃焼状態のようでした。
もう、夜中AM1:00を回っていましたがもう一軒行って行って見ようかという事になり。
ヴィレッジを2人でうろうろしていました。

最近はどうかわかりませんがこの時期はジュリアーニN.Y.市長が町の浄化を進め、
N.Y.は夜でも以前の様な危険な町ではなくなっていました。
(もちろん地域的には危険な場所もある。)

で偶然たどり着いたのが確か「ビター・エンド(Bitter End)」という名前のROCK系?のライブハウスでした。
ここは新人バンドの登竜門となっているライブハウスの様で
無名の頃、ここで演奏していてメジャーになった人達の名前がたくさん入り口横に掲げていました。
ちょっと見てみるとビリー・ジョエル、スティービーワンダーの名前がありました。

時間が遅かったからかここは入店チャージがありません(だから入った^^)でした。
2人でビール5$×2で10$で終わり。

無名(と思われる)バンドがやってましたがかなりすごい!
N.Y.の音楽シーンの層の厚さを感じました。
大満足でした。

終わって、腹が減ったのでその辺のカフェレストランに入って軽食をとり、
ホテルに戻りましたが朝方近かったです。

弟は翌日仕事になったんだろうか?


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