ネット上で出会ったすばらしい音楽のことについて 鈴木 博さんの紹介

このページではネット上でご紹介頂いた「鈴木博」さんのボーカルアルバムのことについて書いてみます。

その日いつもの様にネット上を徘徊していて
手作りアンプの会のメンバーでもある行きつけのkishiさんの掲示板(会員制に移行?)を読んでいると
OMASAさん(現在不通?)という方が確か「鈴木勲」さんの書きこみと
「鈴木博」さんを読み間違えてここにやってきてしまったような経緯を書かれていました。
(間違ってたらごめんなさいOMASAさん!)

で改めてそこでOMASAさんは「鈴木 博」さんのJAZZボーカルアルバムを紹介されました。

これがそのアルバム 「Now in the night」です。

秋田在住のH.O.さんより鈴木博さんの音源の一部「Tea for two」をYouTubeにアップしていただきました。





オリジナルLPジャケット 1982/ 11 NIPPON COLUMBIA AF-7162

Tea for two
My one and only love
When I fall inlove
The way we were
bein'green
Mona Lisa
Misty
New York State of mind
Love letters
P.S I love you


鈴木博

鈴木勲
杉本喜代志
市川秀男
日野元彦
Jake Concepcio
n
(サントリー・サタデイ・ウェイティングバー・アヴァンティの初代バーテンダー



再発CDジャケット 1998/? NIPPON COLUMBIA GES-11479

で、その時は掲示板では請求された方にはメールでチラシ送ります。
って書かれてたんで早速請求して見ました。

すると上記のジャケット写真のほか、共演者、ソングリスト、紹介文等が書かれた
WORDファイルが送られてきて興味を持ちました。

(現在も受け付けられているかわかりませんが2000年冬の時点では
1500円現金か切手を送ると送付していただけた様です。
手間を考えるとほとんど慈善事業ですね。OMASAさんありがとう!)

早速入手して聞いてみるとこれが心地よいすばらしいボーカルでした。
しいて言えば「日本のジョニー・ハートマン」ってとこでしょうか。
でもこんな陳腐な例えをしてしまうと鈴木博さんのオリジナル性をかえって損ねるかもしれません。

私のつたない文章で改めてご紹介するよりはチラシに
河田欣弥氏(六本木&安曇野MINGOS元オーナー:故人)によるすばらしい紹介文が載っていますので
ここではそれを転載させていただきます。

こんな真面目なチロシ(筆者らは彼の事をたまにこんな冗談な呼び名をしていた)の唄を聞いた事がない。
別にいつも下手というのでなく、照れ屋だからちょっと、一杯飲んでからでないと歌わない、"きんやちゃ〜ん、ちょっと、一杯ね"ってな調子から歌い始めるのが普通であるから、いくらこれは録音するからといってもシラフで歌ったとは?が、実際にはそうであった、録音当日が終わってからの夜に会った時など"きんやちゃ〜ん、今日は疲れたよ、久しぶりににシラフで歌ったもの"筆者に告白している。
さて、メンバ−も大好きないっちゃん(市川秀男)のピアノ、キ−ボ−ドとオマスズさん、トコちゃん、おすぎさんとそれにジェイクが加わっていれば当時の日本で制作したヴォ−カル・アルバムとしては最上級なアルバムと云える。日本の当時のディレクタ−の姿勢にはそういうものがあった。上質の音楽を作ろうではないかという心意気が。現在はないとは断言しないが、あまり筆者には伝わって来ない。
他の日本のヴォ−カリスト達もヴァ−スを歌う連中は結構いるが、チロシも丁寧に最初のナンバ−から歌っている。考えて見たらThe way we wereなんかこの頃に流行った歌だったかと考え、感慨、またひとしおといったところである。
また、特筆すべきは、良く筆者とチロシは話しあったのであるが、筆者はだみ声であるがチロシは美声の持主であり、その彼も最初からジャズに目覚めていたのでなくウエスタン・カ−ニバルやらロックの世界にいたのだが、前述したことがある菅野邦彦らに会い、ジャズに目覚めたという経緯もある。
その彼もすでにこの世にいない。好きな釣りをやっている最中に海に飲み込まれてしまったのだが、最愛の奥さんと娘さんが現在、仲良く暮らしているのが筆者には暖かく感じられる。永遠のチロシよ、蘇れ!

追記:今、mailを奥様からいただいた。このところ会いたいと思っていたのだが、連絡場所がメモッてなく、知り合いにどうにか調べろ!って言ってあったのも何時の間にか時が経ち、奥さん、娘に再会後すでに2年近く経っている。が、今日は連絡があり、こんな嬉しい事は本当に久しぶりである。お互いに意気投合した若かれし頃のイメ−ジはすでに相手がいなくば伝わらないと思っているのだが、いや、考え直そう!立派に生きているではないか!これは最近の筆者には最高のプレゼントになった。チロシ、ありがとう!
   99/1/21 作成。 加筆2000/09/12
河田欣弥氏 ホームページK's music より転載させていただきました。


やはり、何らかの理由で世に出る機会が少なくて知られていない人でも
すごい方はいらっしゃるのだなと改めて感じさせられる「事件」でした。

2001年2月にはOMASAさんのご尽力もあってNHKの深夜番組、
ラジオ深夜便水曜日担当の立小山さんに番組内で紹介頂き、曲も放送されました。

私は鈴木博さんの別のアルバム聞いて見たくてOMASAさんに問い合わせた所
探すのは難しいだろうということでなんと無償でカセットテープにコピーして送っていただきました。
(なんと2回も!!)
OMASAさんにはこの場をお借りしまして重ねて御礼申し上げます。

みなさんも機会があれば聞いてみて下さい。

「一聞は百見にしかず!?」

追記:OMASAさんにこのページご覧になって頂いて内容ご確認頂きました。
正確なところは
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PS:岸さんのHPにたどりついた経緯は、私もいささかうろおぼえなのですが、
鈴木勲さんのことでMiuさんがチャットされており、その中で鈴木博
さんをとりあげていたため、私がGoogleで検索していてひっかかったんだ
と思います。でも大勢に影響ありません・・・・・
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とのことです。(2001.8.15)

その後も鈴木博さんの輪が広がり続けています。

その後、映画プロデューサーの小滝祥平さんが偶然聞いた鈴木博さんの音楽に感銘を受け、
映画「卒業 The graduation
主演:内山理名、堤真一
を製作したのは有名な逸話です。

以下はオフィシャルサイトより転載します。

映画プロデューサー小滝祥平氏がこのレコードを偶然耳にし、
大きく心揺さぶられたのをきっかけに、
「追憶」をヒントに構築したオリジナル・ストーリーが本作「卒業」である。
84年に海での事故により他界され、
伝説のジャズボーカリストとなった彼の歌声が、
20年の時を経てスクリーンに蘇えることとなった!!
 いつの時代でも、本物の音楽は人の胸を打つものだと、
改めて思わせてくれるエピソードである。

主題歌は上記CD「Now in the nightより鈴木博「THE WAY WE WERE」が使われております。

オリジナル・サウンド・トラックはこちら
(現在はこのオリジナル・サウンド・トラックCDのみが唯一、鈴木博さんを聞くことが出来る発売音源です。)

その他、鈴木博さんの情報については
ジャズピアニスト「竹内晴美」さんのHPが一番詳しいと思いますのでリンクを張っておきます。
「つぶやき」を読んでください。
実際のHP製作はプロのジャズ・ベーシスト「竹内俊介」さんにより作られています。
お二人(現在はご子息・竹内康雄さんともに三名(^^))とも素晴らしいプロのジャズ・プレーヤーです。

またこちらにも紹介があります。

秋田在住のH.O.さんより鈴木博さんの上記「Now in the night音源の一部をYouTubeにアップしていただきました。

これで皆さんにもお聞きいただけることが出来るようになりました。

ありがとうございました。(2007.12.13)

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