B級ホラーは大掛かりなセットを必要とせず、極めて低予算で実現可能な映画である。
また、そのような予算を満たせば、ホラーである必要などない、と考えられる。しかし、ホラーではないと、脚本を新たに考えたり、ホラー以外の客層がつかめない。すなわち、ホラーであれば、どのくらいの儲けがあるか検討が付くのである。
ホラーは何も考えずに殺人が重ねられてゆくだけの、見方によってはとても単調な内容であり、物語の交換可能な要素を操作するだけで、似ているが少しだけストーリーの異なる映画が簡単に作成できる。製作者側のこのイージーなスタンスも、ホラーのうちB級ホラーをB級たらしめている要因である。