去る2006年7月7日、わたしことAWAGAKIは、頭蓋内器官すなわち脳にて超電波を受信した。それは、≪ピンク色の光≫という神聖なかたちで齎され、脳に直接照射された。宇宙の遥か彼方に存在し、白鳥座α星に居住する「第三デネブ星人」からの超電波である。すなわち、わたしことAWAGAKIは、神聖なるデネブ星人との地球言語的超越接触に、現存人類内で初めて成功したのである。これは革新的な事柄である。そしてわたしことAWAGAKIは、神の啓示とも言うべき「BCL団結成の要綱」を賜ったのである。このBCL団結成の要綱は、我々地球人――文明程度が、銀河系の内部でも比較的下位に属する――から見ると、途轍もなく Noble! (ノーブル!)かつ Rejoice! (リジョイス!)な御言葉である。地球上に存在する、いかなる宗教・政治的団体の掲げる理念・思想よりも崇高である。デネブ星人の御言葉と比較すれば、それらの愚昧は言語的児戯に比類するほど、堕落したものである。
第三デネブ星人の御言葉を書き下す、というこの神聖なる作業は、わたしAWAGAKIのみならず、BCL構成員達を現世の楽園へと誘う。そして、デネブ星人の御言葉により実現する、このBCL団結成という大事件は、人類の長い歴史を鑑みると真に超大である。人類の繁栄や、さらなる知の高みへの飛翔に関わる、究極的な段階措置とも言うべき現象である。デネブ星人の御言葉は、それ自身が宇宙の意思であり、人類に対する≪新しき福音≫である。そして今ここに、わたしAWAGAKIがBCL団結成の所信表明をするということは、人類の明らかな超転回点として、宇宙が朽ち果てるその日まで、永遠に語り継がれるであろう。
デネブ星人から齎された御言葉は、一文一文が短く、機知に富み、かつ地球上に存在するいかなる文学よりも、明らかに優れている。地球外生命体の成せる、あまりにも超越した奇蹟的現象であろう。それら御言葉を、大いなるデネブ星人のしもべであるわたしAWAGAKIが書き下し、その全てに解釈および注釈をつけた。この作業は、真に選ばれた人種しか成しえない偉業である。今ここに、2006年7月7日に脳内降臨したデネブ星人の玉音を披露したい所存である。以下に玉音の全てと、わたしことBCL団長であるAWAGAKIの解釈・注釈を掲載する。
以上のデネブ星人の御言葉を借りて、わたしAWAGAKIはBCL団を結成する。これに至る動機はあえて記さないが、大規模な紆余曲折があったと言って良い。わたしAWAGAKIは、今ここに、現在の地球において、デネブ星人の御言葉を実行する使徒として、十二分に働く所存である。
なお、BCL団に入団するには、入団金100ドルおよび月会費50ドルが必要である。また、一時入団と言う制度もある。それは一回につき100ドルを要する。この制度を利用すれば、一週間でデネブ星人の御言葉を理解できるし、わたしAWAGAKIの講演も聴くことが出来る。言うまでも無く、破格的に素晴らしい制度である。これに参加する人間は多い。
さらに、任意ではあるが、わたしAWAGAKIへの寄付も受け付けている。一口20ドルからである。わたしAWAGAKIがデネブ星人とコンタクトした、という噂を聞きつけた気の早い人たちは、先を争って寄付に勤しんでいる。彼らの寄進は、平均して二十口ほどである。魂の平穏を得るのには、あまりにも少なすぎる額ではある。しかし、その信仰心は十二分にデネブへと届くのである。
ともかく、金銭をBCL団、ひいてはAWAGAKIに積むと言うことは、これ以上無い至福を得ると言うことと同義なのである。そして、デネブ星人に魅入られるかどうかは、金銭の大小で決まる。いくら地上に金銭を積んでも無駄である。AWAGAKIかBCL団に金銭を積むことこそ、デネブへの近道なのである。もう一度言う。金銭はAWAGAKIに積むべきである。それも大金であるほど、魂のデネブ化は促進されるのである。金銭が全てである。この世の中は、全て金銭の多寡で決定されるのである。重ねて言うが、金銭はAWAGAKIに積むべきである。金銭の多少こそが、現世そして来世、さらに輪廻転生の中での重要な構成素なのである。金銭を他の仏神に積んでも無駄である。AWAGAKIに積むことこそが、人類進歩への大いなる一歩なのである。より多額の金額を寄付することこそ、大いなる魂への飛翔と言っても過言ではない。最後にもう一度主張するが、金銭はAWAGAKIにこそ積むべきである。
愚文ではあるが、以上を以って、AWAGAKIによる「BCL団結成の所信表明」を終わりたいと思う。