| 病名 ・・・ 続発性緑内障 |
| 処 置 |
| 発症年不明 |
- |
眼圧の上昇と外科的処置
眼圧の上昇により、視神経の損傷を防ぐためには、薬物治療のほかに、外科的処置による治療があります。これは判りやすく言うと、何らかの理由で詰まった排水路を、手術によって房水の流れる道を作ってやることですが、私の場合、折角作った排水路が術後の炎症(ぶとう膜炎?)により、すぐ塞がってしまい、眼圧コントロールができなくなってしまいました。
この繰り返しでの手術をしたのですが結果は同じ、このままでは暗闇の世界です。 |
| 2003年07月 |
右 ・ 繊維柱帯切除術 |
| 左 ・ 繊維柱帯切除術 |
| 2005年09月 |
右 ・ 繊維柱帯切除術 |
| 2005年10月 |
右 ・ ニードリング |
| 年 月 |
眼圧 左 |
眼圧 右 |
視力 |
〃備 考 |
| 05年10月12日 |
16 |
16 |
-- |
O P |
| 05年11月04日 |
16 |
9 |
- |
O P |
| 06年01月13日 |
14 |
18 |
- |
炎症有り |
| 06年03月10日 |
18 |
19 |
- |
炎症なし |
| 06年05月11日 |
17 |
7 |
- |
炎症有り |
| 06年06月23日 |
17 |
15 |
- |
右 角膜細胞500 |
| 06年07月31日 |
15 |
15 |
右 1.0 |
ダイナモックス |
| 07年02月01日 |
- |
- |
- |
K病院外来(角膜) |
| 07年03月02日 |
18 |
18 |
右 0.3 |
↑ |
| 07年04月23日 |
21 |
28 |
- |
↑ |
| 07年06月14日 |
16 |
19 |
右 0.3 |
S病院外来 |
|
眼圧の推移
左の表は、私の眼圧の推移の抜粋です。これは、数種類の点眼薬、内服薬を使用し、何回かの外科的処置をしての状況です。この表でわかるように、眼圧が高いレベルにあります。
この間、少しでも眼圧を下げるため、点眼薬・飲み薬の他に眼マッサージ(眼球を圧迫して房水を外に流す)を行なっていました。
07年2月、検査の結果、角膜細胞(正常値 ・・ 2500?位)が減っはていると診断、しばらくすると、1.0あった視力が段々と落ち、角膜の混濁が見られるようになっていました。例えると、鮮度の悪い秋刀魚の眼です。
視力回復には、角膜の移植以外にはありません。担当の先生に、K病院をご紹介頂いたのですが、移植を行なうためには、眼圧が、15以下にあることが絶対条件でした。現状は程遠い数値です。
かねてから担当の先生とは、私のようにすぐ炎症で閉塞してしまう眼の処置について相談していました。この中の1つが房水が流れるチューブの挿入です。この処置は、関西では実施できる医療機関があるとの情報を得ていたのですが、関東での情報はなく、それも 技術的な完成度は、わかりませんでした。それが思わぬ所からO病院に繋がり、ここでShunt挿入手術を実施して頂けることになりました。幸運でした。中 |
| 2007年08月 |
Shunt挿入手術 |
Shunt挿入手術
07年8月にShunt挿入手術をO病院で実施しました。この手術は、房水の流れる水路を、人工のパイプ(シリコンチューブ?)を入れて流路を確保するもので、私のように術後の炎症を起こして、水路が閉塞してしまう体質には、最適な施術ではないかと考えました。手術時間はおよそ1時間、事後の右眼圧は、順調に下がったかに思いましたが、3ヶ月ほど経過したある日急な眼圧上昇があるのを診察でわかりました。原因は、Shunt出口に茶目がかかり、出口が塞がったためです。07年12月、Re OPの実施ですが、その後 結膜からの漏れが止まらず。08年1月再び、挿入場所を変えてShunt挿入を実施しました。その結果は、左図のとおりです。どうにも方法の無かった右目の眼圧コントロールが、完全に出来ていることがお分かりになると思います。
この方法が、私がお話ししたかった緑内障の眼圧コントロールのもう1つの方法です。正確な知識もなく、このようにお話してもよいのか迷う所ですが、眼圧コントロールの外科的処としては、我が国での現在の位置づけとして、マイナーな方法であるのかも知れません。しかし どうにもならなく、視野狭窄のため失明するかも知れない所まで追い込まれた私の目が、後にお話しする角膜移植まで辿りつけたのは、このShunt挿入手術のお陰です。
|
| 年 月 |
眼圧 左 |
眼圧 右 |
視力 |
〃備 考 |
| 07年09月15日 |
17 |
4 |
- |
Shunt挿入 |
| 07年10月24日 |
14 |
23 |
- |
Shunt詰まり |
| 07年12月07日 |
15 |
6 |
- |
Re OP |
| 08年01月11日 |
17 |
7 |
- |
結膜から漏れ |
|
| 2008年01月 |
Shunt挿入手術(挿入位置変更) |
| 年 月 |
眼圧 左 |
眼圧 右 |
視力 |
〃備 考 |
| 08年01月30日 |
16 |
6 |
- |
Shunt位置変更 |
| 08年02月11日 |
16 |
4 |
- |
結膜 漏れなし |
| 08年05月19日 |
16 |
7 |
- |
Shunt機能正常 |
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| 2008年06月 |
右 角膜移植手術 |
角膜移植手術
08年06月、念願の角膜移植の手術がK病院で実施できることになりました。といっても 角膜は、アメリカからの輸入角膜です。(この時点で、アイバンクに登録はさせて戴いたものの、順番が来るまでに3年位は必要といわれました。現在は、関係されている方々のご尽力で、6ヶ月〜1年位とお聞きしています)。見え方の経過は、左の表のようにけっして順調ではなく、再度の移植を必要とする現状ですが、眼圧コントロールのためのShuntは、しっかりし機能しております。 |
| 年 月 |
眼圧 左 |
眼圧 右 |
視力 |
〃備 考 |
| 08年07月14日 |
13 |
18 |
0.1 |
角膜細胞 2200 |
| 08年10月27日 |
14 |
11 |
矯正0.4 |
Shunt閉塞なし |
| 09年06月24日 |
16 |
13 |
矯正0.15 |
拒絶? 視力低下
角膜細胞 測定不可 |
|
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| 年 月 |
眼圧 左 |
眼圧 右 |
視力 |
〃備 考 |
| 09年07月22日 |
15 |
14 |
|
少し炎症あり? |
| 09年10月28日 |
17 |
11 |
|
矯正0.1 |
| 10年02月18日 |
16 |
17 |
|
角膜移植手術 |
| 10年03月03日 |
16 |
15 |
矯正
0.04 |
角膜綺麗
Shunt閉塞なし |
| ** * * * * |
* * |
* * |
* * |
* * * * * |
| 12年04月 |
Shunt挿入手術が厚生で正式に認可されたとの事です。お困りの方は、掛かり付けの医師にご相談ください。 |
管理人のその後
2012年07年現在、管理人元気です。
視力は、左矯正1.0 右0.1ですが、視力のある方の左の視野は、非常に狭く、特に下りの段差がわからずに時々こける時も(笑) 車の免許の更新も諦めました。でも 日常はとても忙しく、仕事に PC作業に そして 写真教室、 また 一時中断していた弓道にも励んでおります。これからもこのスタンスは崩さずに前を向いて行こうと思っております。
経験を通して学んだことは、情報をより多く集め、その中で少しでもいいので可能性を探る。そこから開けてくる道もあるかも知れないということです。 ・・・ 合掌 ・・・管 |
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角膜移植手術
かねてより御願いしてあった、角膜の移植手術の順番が来ました。手術日は、2月18日に決まり、17日の入院です。手術時間は約1時間、先生方や関係するスタッフ方々のご尽力により無事終わりました。手術の翌日には眼帯もはずれ、外の明るさにとても感激いたしました。改めて見えることの喜びを実感したものです(感謝)。
献眼というご好意により、見えなかった物が見えるようになる。ご提供戴いた方、ご家族の皆様方に、心から御礼を申し上げるものです。とは申せ 現在 関係される方のご努力により角膜を提供してくださる方が増えて来ました。でも 手術をして戴くまでには長い時間が必要です。献眼登録に1人でも多くの方のご理解ご協力をせつに御願いするものです。
角膜の移植は、拒絶反応は起こりにくいと聞きいておりますが、術後管理は、とても大切です。前回のようにならないように最新の注意をするつもりです。 |
※参考資料:医薬ジャーナル社より |

眼球の構造 |