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中世ヨーロッパは、トイレの暗黒時代だった
世界のトイレの歴史も様々でとても深いのです。
その中でも華やかなイメージのある中世ヨーロッパ
実際の生活ぶりは、今の私たちからするとかなり破天荒だったよう。
そんな彼らの暮らしを、有名なものから意外なものまでご紹介します。
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トイレはおまるで、排泄物は路上へ
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中世ヨーロッパには下水がなく、下水事情は最悪だったようです。 それはそれは不衛生な状態で、疫病も蔓延しました。 用便はおまるで足されており、おまるがいっぱいになると、 排泄物は川や庭や路上に捨てられていたため、街中がひどい悪臭だったそうです。 ベルサイユ宮殿にも独立したトイレはなく、貴族も宮殿の廊下や部屋の隅、庭の茂みで用を足していた。 当時は陶器のおまるが利用され清潔好きの紳士淑女の中には常に持ち歩いている人もいたとか。 所謂日本人のイメージする『おまる』というよりはポットといった形状で、 『chamber pot(チャンバーポット)』と呼ばれます。 |
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中世のヨーロッパの町について
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窓から排泄物が捨てられていた時代、 ヨーロッパの都市部では人口が密集していました。 3階〜5階建ての建物が軒を連ね、住宅も密集していたのです。 多くの一般庶民は、 「ガルディ・ルー Gardy loo!」と 叫んで公道に直接ぶちまけていたとされています。 街路をトイレ代わりに使用するのは、当時ごく当たり前の行為であって、悪臭の大きな原因のひとつでした。 大量のし尿を荷台で運んで街のはずれに捨てる仕事もあった。ロンドン近くのし尿捨て場には、 愉快なことに「さわやかな丘」という皮肉な名前がついている。 日常的に上から排泄物が落ちてきて、下にも多くの排泄物がある状況に対して、 中世ヨーロッパの人々は知恵を絞るようになりました。 次に紹介していきます。 |
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トイレ暗黒時代のおかげで様々な発明と流通が…
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-現代の素敵な女性御用達アイテムは実は… まずアイデアの一つがハイヒールです。 確かに爪先立ちでなければ到底パリの街は歩けそうにもありません。 いや、爪先さえも触れたくはないのですが。さしあたって精神的には楽になりそうです。 当時ハイヒールは、男性が履く靴として広まりました。 高いヒールにすることで道を歩いても排泄物を踏まなくて済むという便利グッズだったようです。 -臭いにおいは綺麗なにおいで上書き その他にも、町の匂いを消すために香辛料が使われていたり、 城や高貴な建物では香水で匂いを消していたという記録があります。 今では一般的な嗜好品としていたものも、 当時はトイレ問題を解決するためになくてはならないものであったようです。 |
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-日傘も実は… フランスの日傘といえば、フリルとレースがあしらわれた乙女チック全開のイメージですが… 上から降ってくる糞尿から身を守るためだったとの話も。 ということはまさか…! モネの日傘をさした女の傘にももしや…! いえ、さすがにこの時代は下水道も整備されていたので大丈夫なはず。 -淑女たるもの、何でも優雅に 中世といえば煌びやかなドレス。 胸より下の部分が大きく膨らんだふんわりボリューミーな フープ・スカートが印象的。 女性の身支度には時間がかかります。 用を足すのも一苦労ですがら、 この形も、実は立ったまま優雅に排泄しやすい ようにとの配慮から生まれたものなのです。 |
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紳士な男性って素敵ですよね。 |
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-サンルーフ ヨーロッパの町並みにサンルーフのついている家が多い理由は、上階から降り注いでくる汚物から人々を守るという切実な理由があったからです。 こうして考えると昔のヨーロッパ人って頭悪かったの?と思ってしまいます。 そもそも汚物対策ばかり考えて、その元を摘み取る努力をしてない。 汚物を道路に捨てる習慣さえ是正すれば事足りるのに。 イギリスやポーランドなど諸国で汚物の投げ捨て禁止違反者は罰金と云う制度をもうけたけど、守る人は皆無で警察の監視をかいくぐって捨てていたようです。 |
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ということはアノ人たちも?
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漫画のなかでは髪の毛からつま先までキラキラしてた オスカルやアントワネットも時代背景を考慮すると… あまり想像 したくないですね。 |
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