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ベランダから西を見ると「根戸の森」に雪がかかっている。 空は晴れて遠く富士山が白く見える。
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北側の窓から筑波山を眺める。 山頂に雪、山麓は靄っている。 志賀直哉の小説「雪の遠足」を思い出し散歩に出かけることにした。
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まず近くの「自性山興陽寺」。 「新四国八十八箇所相馬霊場五十九番札所」でもある。 伊予国国分寺から勘請されたもの。
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釈迦如来の頭上に雪。 霊鷲山で法華経を説教されている姿らしい。
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手賀沼公園。 左の建物は「アビスタ」と言われる我孫子市の文化センタ。 前日ここで「志賀文学と我孫子」という市民講座を聴講した。
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「はけ」の道に入る。 大正時代、白樺派の文人達が行き来した道である。 左側に緑の大樹が繁るのは「三樹荘」(旧柳邸)である。 「はけ」とは関東の言葉で丘の麓などの清水が湧き出る所のこと。
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「緑雁明緑地(みどりがんみょうりょくち)」。 「緑雁明」とは「緑町字雁明」の意、「緑地」とは「公園」の意である。 志賀直哉氏が大正年間七年間ここに住んだ。 現在、我孫子市の公園になっている。 「雪の遠足」出発点とする。
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ブルドーザーが上っている。 母屋の基礎部を再現する工事とのこと。
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「書斎」。 現在、書斎だけが保存されている。 大正九年二月八日「雪の日」の原稿がここで書かれたはず。 翌日の「雪の遠足」のことはを昭和四年に書かれたといわれる。
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「石段」の上から「はけ」の道、その先の「白樺文学館」を見る。 今年は雑誌「白樺」の創刊百周年記念」とのことで「志賀直哉と我孫子の人々」展が催されている。 かつてはこの「はけ」の道まで手賀沼の葦原が来ていたが現在は埋め立てられて住宅地になっている。
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手賀沼の岸に出る。 枯れ葦や,沼舟に雪が残る。 後方は「手賀大橋」。 やや曇りの空、水面に映る。
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沼縁の道を歩き「文学の広場」に着く。 空晴れてくる。手前は「志賀直哉碑」。 この他武者小路実篤、 柳宗悦らの碑もある。
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「志賀直哉碑」。 雪を被って碑文は見えないが、肖像、略歴と「好人物の夫婦」の最初の一節が書かれている。
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よく晴れて風無く波もなし。 水面に白い雲が映る。 川鵜が一羽、潜水を繰り返し餌を採っている。
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枯れ葦の間に雪が残る。 白鷺も餌を狙っているようだがこちらは置物のように動かない。
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「三樹荘」の隣を通る「天神坂」に来る。 ここには柳宗悦と嘉納冶五郎の旧邸が残る。 スダ椎の大樹から雪解けの雫が落ちて来る。
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