「局長式タナゴ繁殖講座 」
タナゴは二枚貝に卵を産みつけ、産みつけられた卵から孵った稚魚が二枚貝から浮出という特殊な生態をもっています。これがタナゴの魅力であり、繁殖させる事を難しくさせる原因でもあります。
このコーナーでは私自身が成功させた繁殖方法を公開します。
@水槽の準備
タナゴは繁殖期には気が荒くなります。水槽内には繁殖させる種のタナゴのみを入れることをお勧めします。数は2ペア程度が望ましいです。入れる数が少なければ45cmの水槽で問題ありません。バラタナゴ属は性生活が乱れており(謎)、集団で産卵活動を行いますから、その光景を楽しむなら多めに混泳させても大丈夫です。
A二枚貝の投入
砂を敷いた水槽に二枚貝を投入します。なるべく元気な二枚貝を入れましょう。元気な二枚貝は侮れません。水槽内を動き回ります。水草を植えている場合、翌日水槽内は大惨事です。よって、二枚貝は砂を敷いたタッパに入れるか、石などで囲ってしまいましょう。
B産卵の観察
二枚貝が投入させた水槽内は、今までの平和が嘘のように騒がしくなります。縄張り争いや、産卵行動などを観察する事ができます。その様子を見ながら一杯呑むとイケます。(未成年は真似しないでね。)
C二枚貝の隔離
投入してから2週間後に二枚貝を別の容器に移します。二枚貝を親魚のいる水槽にそのまま入れておくと、せっかく浮出した稚魚が親魚に食べられたり、ろ過器の給水口に吸い込まれたりするからです。移す容器はカブト虫の飼育用に販売しているプラスチック容器でかまいません。あらかじめ容器の底に砂を敷き、水を深さ10p程度いれておきます。水草を少し放り込んでおくと浮出した稚魚が落ち着きます。稚魚が大きくなるまではエアーを供給する必要はありません。稚魚が親魚に食べられないサイズまで育ったら通常の水槽に移しましょう。稚魚のいなくなった容器は二枚貝をいれたまま外の日の当たらない場所に置きます。我が家では蒸発した水を足すだけで二枚貝は翌年も生きていて、繁殖に使えました。
尚、上記の方法で繁殖に失敗しても責任は負いかねますのであしからず(笑)