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撮影地:グラントティトン国立公園

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ビーバーのダム全景
撮影地:グラントティトン国立公園


ビーバーの巣
撮影地:グラントティトン国立公園


ビーバーが倒した木々
撮影地:イエローストーン国立公園

(アメリカ)ビーバー 英名:Beaver 学名:Castor canadensis
齧歯目 ビーバー科
体長74〜130cm 尾長22〜30cm 体重16〜30kg
 アラスカ南部から北アメリカ全土に分布するカピバラに次いで二番目に大きいげっ歯類である。ユーラシア大陸には近種のヨーロッパビーバーが棲む。水中の生活に適応しており、平たく大きな尾はオールのような形をしているが、上下に動かすことで推進力を得るのに役立っている。ビロードのような毛皮は水をはじき、後ろ足には水かきがある。ビーバーのダム作りは有名で、 水辺の木を齧り倒し、泥や枯枝などとともに材料として、川を横断する形に組み上げ、大規模なダムを作る。本能的な行動であると言われ、人間以外で唯一、生活のために周囲の環境を作り替える動物である。
 ビーバーの木を齧る能力は凄く、掲載した画像のカワヤナギの木は直径20cmを超えるものであったが、7〜8本も倒されていた。葉や小枝は冬の食料に貯蔵するそうである。食べられない太い枝や幹はダムの補修に使用する。ダムの中心部にも木や泥を組み上げて島状の巣を作る。巣の床は水面より上にあるが、出入り口の通路だけは水面下にあり、天敵の侵入を防いでいる。ダムを作り池になることで、渡り鳥もやってくる。池にはたくさんの水草も育ち、様々な生物で賑わうようになるとともに、土地も肥沃になる。周辺の森林には若干悪い影響を与えるが、適正な生息数であれば良いことの方が多い。
 イエローストーン国立公園では40年間見られなかったそうであるが、オオカミを移入して以来、エルクなどの食害にあっていたカワヤナギが育ち、復活したそうである。グラントティトン国立公園では随所に巣が見られ、池で泳ぐ姿も見られた。



撮影地:イエローストーン国立公園

マスクラット 英名:Muskrat 学名:Ondatra zibethicus
齧歯目 ネズミ科
体長20〜32cm 尾長20〜30cm 体重0.7〜1.8kg
 アラスカ南部から北アメリカ全土に分布する大型のげっ歯類で、流れの緩やかな河川や池沼、湿地等に棲む。主に水中で生活し、陸に上がることは少ない。後肢の一部には水掻きがあり、尾は長く平たく、泳ぐ時には舵の役割を果たしている。そのため、泳いでいる際には尾が水面に見えるが、ビーバーは見えない。
 第二次世界大戦時には、軍服の毛皮目的に日本にも移入され、江戸川周辺で養殖されていた。戦後には遺棄されるようになり、レンコン等の農作物への食害が問題となっていた。現在は湿地が少なくなり減少したが、現在も水元公園などで見られるそうである。生活スタイルや体型から小型のビーバーという印象が強い。


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