C200 Kompressor★Yasさん

車種 ダイムラー・クライスラー C200 Kompressor
年式 2000年
購入年月日 2001年1月
グレード 存在せず
平均燃費 市街地  7Km
  高速  11Km
走行距離  10,000Km

 260Eからの買い替えである。EクラスからCクラスになったので、それなり
に劣るところはあるだろうが、これなら新車を買うなら同じ値段で中古のEクラ
スを買うことをお勧めする。

 まず、10年落ちのEクラスと新車のCクラスの比較で良い点。一生縁が無いこと
を期待する、パッシブ・セーフティーの機能。このくらいかな。

 次ぎに、今まで乗ったことのある日本車と比べて良い点。高速での安定性、切
りまわしの良さ。これらは、比較のしようが無い。一度ドイツ車に乗ったら、日
本車で高速を走るのが怖くなる。

 後は欠点ばかり。といっても、ほとんどが260Eと比較しての話しで、日本車と
比較して劣るのは空調くらい。まず、その空調からいうと、あまりにも貧弱。温
まらない暖房、冷えない冷房。冬、外気が10度を割ると、オートエアコンの設定
温度を26度にしないと、足元から冷風が吹き出す。夏の昼は、設定温度を22度
にすればTシャツ、短パンでやっと汗をかかなくて済む。でも、日が暮れて外気
が25度を割ったら、トレーナーを着るか設定温度を変えないと風邪を引くほどよ
く冷え出す。空調に関しては、カリフォルニアか南フランス仕様としか言いよう
が無いほど使えない。

 その他は、軽いアクセル、寝ているAピラーで左方の視界を殆ど0、小さく
なったステアリング、疲れ易くなったシート、すぐ静電気が発生するシート、多
くの点でベンツであることを捨てた車というイメージ。

 トラブルについては、発生したら修理は不可能と思っているほうが良い。全て
コンピュータが診断するので、すぐに原因がわかるというが、これが全然判らな
い。窓のオートクローズが働かないを修理に出したら、コンピュータで異常が無
いと出たからと、修理せずに帰ってきた。目の前で現象を確認しているのにもか
かわらず。なんでもコンピュータという設計にしたため、昔みたいにおかしい個
所を交換しただけでは直らないらしく、正常と出てしまったら直しようが無いみ
たいである。

 今回で3台目のベンツであるが、今回のベンツは今までのとは明らかに違う。
100,000Km走ろうが、200,000Km走ろうが、ガタ一つ来ない頑丈なボディー。オイ
ル無しで新品のバッテリーが死ぬまで回しつづけられたのに、オイルを粘性の高
いものに変えただけで、しっかりと30,000Km走ってくれたディーゼル・エンジ
ン。10年屋根無しの駐車場においておいたにもかかわらず、錆び一つ出てこない
塗装。そして何よりも、ベンツだからとこだわらなければ、日本車より低い維持
費が、最初の投資を価値のあるものにしてくれた。それがベンツである。

 でも、このC200 Kompressorは、そのベンツの歴史を見事に壊してくれた。ベ
ンツの威光が欲しい人。そして新車で無ければ言う人が買うのは止めません。は
じめてベンツに乗る人には、中古のEクラスをお勧めします。もう、このCクラス
はベンツではありません。こんな車に400万以上のお金を払う価値はありません。


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