日産・ステージア★このサイトの管理人

○ステージア(M35)

○年式、購入年月
 2001年式、2001年11月納車

○グレード
 250RS FOUR(NA)
 

-----「丸6年、走行距離9万キロを超えて」 2007年11月追記 -------

M35ステージアを購入してから早いもので6年が経過し、走行距離は9万3千キロを超えました。
フルモデルチェンジ発売前の2001年10月中に契約を済ませたため、クルマに実際に触れ試乗
したのは納車待ちのときでした。

結論から言うとステージアは大変満足しています。まずはエクステリア。オーバーハングの
短いスタイルと大径タイヤとのバランス。個性的なフロントマスク。ボリューム感のあるリ
アビュー。スタイリッシュでありながら、かたまり感のあるスタイルが好印象です。

6年経過した今も古さを感じさせません。最近の新車たちのエクステリアが、ようやくM35に
追いついてきた、というのが私の感想です。

内装でも不満はありません。RSグレードは最もシンプル設定の内装で、当時は、クラウン的
な豪華志向だったため、木目調が無かったりすることが「少々安っぽいのかなと」思ってい
ましたが、6年付き合った現在、飽きず、劣化はまったく見られず、とても落ち着く空間で気
に入っています。またマメに掃除するせいかとてもキレイな状態を維持しています。

純正シートは私に合っており、今もヤレた印象はなく、たいへん気に入っています。ちなみ
に私はメタボではなく体重は軽いほうで、腰痛持ちでもありません。ただし、シートに関し
ては若干不具合がありますので、後半の「トラブル報告」で述べます。

ステアリングの径が小さ目(直径37センチ)で私にとってちょうど良く気に入っています。

ボディの塗装。これも質が良いと思います。色はフレアレッドで保管は青空駐車。約2ヶ月
に1度の洗車で、たいへんキレイな状態を維持しています。細かなキズは当然付いています
が光沢はほとんど衰えていない印象です。レッドという色がほんとうに好きになりました。
なお上の写真は2002年夏(2年目)に撮影したものです。

走りは、自分では満足しています。走りの満足度とは、ドライビングレベルで語るものでは
なく、その人が運転していて楽しく感じるか、ということだと思います。

ドライブしたくなるクルマです。土日祭日以外はほとんど乗らないにもかかわらず、すでに
9万以上走ってしまったのも、運転が楽しいからです。

まずブレーキ。これは最も重要なポイントだと思います。M35が評価の高いブレーキを標準
しているのかと言われればそうではないのかもしれませんが、十分な性能と思います。

直進安定性。これは他のユーザーも認めるところで、高速での安定感は満足できます。

路面との間の空気流をコントロールすることで空気抵抗を低減させ、ゼロリフトを実現して
いる、という当時の先進的な触れ込みにとてもワクワクしたものです。どこまでゼロリフト
なのか、またそれがどれほど走りに貢献しているのか真意のほどはわかりませんが、確かに
安定感は良いです。

前後の重量配分が50:50に近い理想のバランス。当時はFMパッケージと呼ばれ、直6から進化
したV6を前輪車軸の中心より後方へ配置するフロントミッドシップレイアウト。80リッター
の燃料タンクを、後輪より前の後部座席下へ配置するなど、見た目のデザインだけでなく、
中身の基本コンセプトが先進的(でした)。

下記のファーストレポートでもコメントしたとうり、長いボディーのわりに、中心からまわ
るような感じがしバランスが良いと思います。ただロールは普通にするし車重もそこそこあ
り、またマニュアル操作がほとんど考慮されていないATということもあり、峠を攻めるよう
なタイプのクルマではありません。

エンジン。2.5リッターNAで公示215ps、27.5kは一般的には十分なレベルです。しかしATで
このエンジン性能を満喫するのは、なかなか面倒だと思います。実用レベルでは、2000回転
を少し超える程度で、街中ではそこそこトルクフルに感じることができます。東京の街中で
は3000回転以上まわす必要性はほとんど無いです。

高速道路進入時は、特に首都高の入り口では右車線に合流することも多いためけっこう踏み
込んで4000回転以上まわすときもありますが、そんな場面でも十分な加速性能と思います。

高速道路では、優れた直進安定性とあいまって、クルージングはとても快適かつパワフルに
感じます。高速の登坂路でもキックダウンしながら周りのクルマをリードするくらいの走り
です。しかし、高速での追い越し性能となると、余裕たっぷりという感じではなく、もっと
もっとパワーがほしいと感じます。高速道路でM35のターボが追い越し加速するのを見まし
たが、やはり段違いの加速性能でした。

2.5リッターNAでアテーサ4WD仕様。燃費は待ち乗り(東京都23区)で7〜8キロ。遠出すると
10キロ程度。なおアテーサは基本FRで路面状況に応じてトルク配分が前後する仕様です。

満タンで80リッター入る大きなタンク。残り10リッター(70リッター消費したところ)でエ
ンプティランプが点燈します。満タンからの走行距離が500キロを切ることは無かったと記
憶しています。500キロすべて近所のチョイ乗りだった、ということが無かったからだと思
いますが、私の場合はどんなに悪くても平均7キロ以下になったことは無いです。なおホイ
ールは16インチです。

M35のエンジンはこのほかに当時は2.5リッターターボと3.0リッターNA(前期のみ)、3.5リ
ッターNA(後期のみ)がありました。これらの燃費は、我が2.5リッターNAより当然落ちる
と思われます。よくステージアは燃費が悪いと言われますが、どのエンジン搭載車の話なの
か定義する必要があります。

静粛性。「ハイソカー」世代の昭和40年代生まれにとって、高級感=静粛性=重厚な感じ、
というのはいまだに捨てきれず、M35は高級感と走りとを、絶妙なバランスで提供してくれ
ます。やはりV6のフィーリングは低速域でも高速域でも良いです。

特に低速(街乗り)での静粛性は高いです。高速でもいいほうだと思います。ただし超が付
くほどの高級車ではありませんので、エンジン音や風きり音、ロードノイズなどは当然あり
ます。

ワゴンとしての使い勝手のよさ。Lクラスステーションワゴンというだけあって、ラゲッジ
は広く、内装のつくりやカーペットの質など良いと思います。

私はよくスキー場の駐車場でラゲージに寝転んで休みますが、上を向いてマジマジと見渡し
て、どこを見てもちゃんと作りこまれており、質感が悪い箇所は見当たりません。ラゲージ
空間は使い勝手のよいレイアウト、広さ、そしてクオリティを兼ね備えています。

 
 (写真)後部座席を前に倒し、銀マットを敷いてベット状態。大人2人が寝れます。



 
 (写真)ベット状態。運転席から見た図。


東京在住で冬はスキー場を15回くらい往復します。そのときはアテーサのシンクロモード
(前後駆動力配分を50:50へ固定するモード)をフル活用します。4WDとしての雪道での走破
性は文句のないところです。

凍結防止剤がまかれた道を走ったり、凍結した雪が踏み固まった悪路をガタガタと登ってい
くときもあります。

時に過酷な場面も多い我がステージアですが、9万キロを超えた今も重大トラブルや事故も
無く、基本性能は落ちていません。今年も、春の新緑ドライブや夏のゴーゴードライブ、そ
して秋の紅葉ドライブが楽しいクルマです。クルマとしてヘタれてないということです。

エンジンはたいへん調子良いです。オイル交換はメンテナンスノート通りで約1万5千キロ毎
で交換。だだし使用しているのは純正ではなく、オイルメーカーのハイグレードで100%化学
合成です。

足回りはとくに改造もしていなければ、パーツ交換などのリフレッシュもやっていません。
したがって、新車当時と比べればフラット感、ハンドリング、乗り心地において劣化してい
ると思われます。

ここまで総括すると、サイズ(幅1.8m以内である)、車格(ほどほどの高級感と走りのバラ
ンスが上手く演出されてる)、駆動系(FRベースで4WDであること)、美しいスタイル、ク
ルマのコンセプトや味付け、コストパフォーマンス(排気量と燃費と税金、故障率、メンテ
ナンス費用が落第点ではない)で、自分にとって理想的でぴったりなクルマなのです。

ほどほどの高級感と走りのバランス、というのが私だけでなく同乗者にも好評です。同乗者
に好感を得ることはとても重要なポイント。クルマ好きの夫がいくらウンチクたれても、結
局、クルマ選びは家族が決定しているといっても過言ではないのが世の実情です。

さて、ここからはトラブル報告です。
M35ステージアは2001年10月にWC34からフルモデルチェンジして登場しました。我がステー
ジアは、同年同月に登録され11月初旬に納車された初期バージョンであることを再度申し添
えます。

トラブルについては、購入時期、単なる個体差、問題を引き起こす原因となった経緯(使用
法)等が絡むため一般論とはいきません。しかし、今後中古車を購入される方へ参考のため
書きます。


・ATのガクン&ガクガク現象
 まず、下記のファーストレポートでも述べているように、初期バージョンではATのプログ
 ラムミス?が原因によるガクン現象がありました。アクセルから足を離す(アクセルを抜
 く、放す)と‘ガクン’とショックがありました。エンジンブレーキになる直前にガクン
 となるのです。シフトアップやダウンのときの振動ではありません。このATはシフトアッ
 プやダウン時では、わからないくらいショックがありません。

 修正により不満は解消されましたが、いまも時々、アクセルの放しかたによっては
 ‘ガクン’とするときがあります。つまり根本的に完治していないと思います。

 ‘ガクン’現象とは別に、‘ガクガク’現象というのがあります。これは、ある速度(時
 速40キロくらい)である負荷(少し登り坂)で、あるギア(たぶん5速)という条件が重な
 ったとき、ガクガクガクと発生します。この現象はかなりハードで、同乗者でも「何が起
 きたのか!」という感じになります。

 ガクガク現象の解消は簡単で、アクセルから足を離せば収まります。その後すぐアクセル
 を踏んでも再発しません。異常な様子は、ガクガク現象の瞬間だけで、その前後はまった
 く正常です。この現象は、マイナーチェンジ後も発生したとのネット上の書き込みを見た
 ことがあるので、簡単には直らない欠陥なのかもしれません。
 
 ガクガク現象は6年9万キロ走って3回くらい体験しました。つまり微妙なタイミングによ
 って引き起こされるため、発生頻度としてはかなり低いものです。

 この「微妙なタイミング」が分析できれば、故意に発生させることが可能かもしれません
 が、そんなトライはしたことがありません。しかし、このガクガク現象が発生しそうにな
 る前兆、不整脈を感じることが時々あります。したがってこのような前兆の認識が無い人
 では、発生する頻度はもっと多いのかもしれません。

 ガクガク現象が発生すると同乗者が不安がるし、クルマにも良くないと思うので、もし発
 生したらすぐにアクセルをOFFしましょう。すぐに収まります。状況は低速ですからアクセ
 ルから足を放しても、危険な場面に遭遇することは皆無と思われます。不整脈を感じたと
 きも同様の対応です。

 ‘ガクガク’現象は、自分のクルマだけの故障ではないし、自分の操作でコントロールで
 きるため、特に不満に思わなくなりました。

 ‘ガクン’現象は、納車当初は非常に不満な点でしたが、修正後はほぼ気にならないレベ
 ルになったことや、クセと上手に付き合っているという感じもあり、これも不満に思わな
 くなりました。このAT自体はとてもスムーズで、振動やショックがほとんど無く、満足し
 ています。


・足回りからのギシギシ音
 非常に有名な不具合で、このせいでM35ステージアの評価がどん底まで下がったり、これ
 が嫌で買い替えてしまう人がいるほどです。

 足回りからギシギシ、ギーギーとにぶい音がします。

 単に段差を乗り越えたときや、ブレーキを踏んだ状態で段差を乗り越えたとき、ハンドル
 を切った状態で段差を乗り越えたとき(駐車場から出るような場面)など、いずれも低速
 域で発生します。高速域でも発生していると思いますが、他の音でかき消され、聞こえな
 いのだと思います。

 音は小さく、窓を閉め、オーディオを鳴らしていない状態でないとほぼ聞こえません。内
 部から伝わる音で、外部に音は聞こえていないのではないかと考えています。

 私のステージアでは、「ブレーキを踏んだ状態で段差を乗り越えたとき」の発生頻度が高
 く、ブレーキを踏むたびにほぼ発生している、といっても過言でなはい状態です。

 納車早期に発生し、非常に不満の種となります。しかし、性能面ではまったく問題無いよ
 うで、なぜならこの状態で6年9万キロを超え、走りには何の影響も出ていないからです。

 対策は、ネット上の書き込みによると、スタビのゴム部分にシリコンスプレーを吹きかけ
 る、ブッシュ系の交換やコンプレッションロッドアッシーというパーツの交換など。

 このような情けない不具合は、たぶん最終型は対策が施されているのではないかと思いま
 すが、少なくともマイナーチェンジ以降も発生していたようです。私のように初期型はと
 もかく、どうしてマイチェン後もこのような商品を出してしまうのか、さっぱり理解でき
 ません。
 
 ディーラーで訴えるとシリコンスプレーで様子を見てほしいと言われるだけです。ブッシ
 ュ系やコンプレッションロッドアッシー交換を相談したときは、足回りをバラすと組むの
 がとても大変なので勘弁してほしい、と言われました。

 技術力に?が付くディーラーにそう言われるとかえって怖くなり、ごり押しできませんで
 した。

 足回りはとても大事な部分で、ブレーキなど命にかかわるパーツが載る部分です。そこが
 ギシギシ、ギーギー鳴っては何かあると思うのが普通です。ボルトが緩んでいるのかも知
 れない、致命的な故障を起こす前触れだと思うのが鈍感でない人の感覚でしょう。板バネ
 ならいざ知らず、当時のうたい文句だった新開発4輪マルチリンク式サスペンションがギ
 シギシギーギー言うはずないからです。

 機能的には問題ではないのかもしれません。しかし、ユーザーに多大なインパクトを与え
 るミス。ディーラーも迷惑していることでしょう。これは致命的な欠陥と言わざるを得ま
 せん。


・雨の朝のキュルキュル音
 雨の日(湿気の多い日)エンジンをかけた瞬間から「キュルキュルキュル」と音が発生。
 かなりデカい音。周囲に対し恥ずかしいと思うほどの音量です。ボンネット内のベルトか
 ら発生しているようです。

 納車1年〜2年経過した最初の湿気の多い季節(梅雨の時期など)にこの現象に見舞われ、
 「こ、これは日本車なのか」と唖然とする瞬間です。

 走り出して数分で音は消えます。走りには何の影響もありません。また、一度エンジンを
 かけたその日は、エンジンを停止後、再始動ではもう「キュルキュル」しません。従って、
 ディーラーに着いたときは何の異常も無いという厄介な現象です。5月〜8月の雨の朝に発
 生し、乾燥する季節は発生頻度が減ります。

 一度だけ、夏の大雨の日、この日だけは、走っても走っても「キュルキュル」が収まりま
 せんでした。とにかく湿気が大嫌いみたいです。

 V35スカイラインでも「キュルキュル」に遭遇したことがあります。ある朝、駅に向かっ
 て歩いていると、どこかで聞き覚えのある「キュルキュル」音が聞こえました。音のほう
 を見るとV35スカイラインがアイドリングしていました。このときのV35は、私のステージ
 アよりも元気に鳴いておりました。

 これも有名な不具合で、VQエンジン特有のベルトの通し方のせいでベルトの劣化が早い、
 という書き込みを見たことがありますが真意のほどは知りません。対策は、ベルトテンシ
 ョンの弛み調整、ベルト交換、アイドラープーリー交換などです。

 最初のころディーラーで訴えたら、張り調整とグリスアップによりしばらくは収まってい
 ましたが、すぐに再発。2回目の車検時(2006年10月)にベルトを交換し、それ以降はま
 ったく再発しませんでした。

 しかし最近になって、また雨の日に「キュルキュル」と鳴き出しました。ベルトを交換し
 ても、まったく症状が出なかった期間は1年でした。

 構造上の問題でベルトが早期に劣化してしまい騒音が発生するのか、ベルトは劣化してい
 ないが何かの理由で騒音が出てしまうのかよくわかりませんが、とにかくこれは欠陥でし
 ょう。

 いや、欠陥と指摘する以前に腹が立ちます。この不備を知らない人は、朝っぱらからエン
 ジンがぶっ壊れたと勘違いし(そのくらい大きな音量です)、楽しみにしていたお出かけ
 ドライブの予定を中止し、ディーラーに相談するため営業開始時刻をジッと待つことでし
 ょう。そんなことがあっていいのでしょうか。

 足回りからのギシギシ音と同様、クルマを買い替えてしまうほどの要因になっているかも
 しれません。

 「キュルキュル」音が発生すると、アイドリングしているのが恥ずかしいためすぐ出発し
 ます。環境にやさしいクルマです(かなりの皮肉)。


・シートのガタつき
 私のは電動シートではありません。カーブで曲がったとき、自分の体重が移動したときに、
 シートがガタつきます。ガタつくという表現は大げさかもしれません。「コツ」という振
 動が伝わる程度です。

 シート座面の上下調整ダイヤルを少しいじり、座面の位置(高さ)を変更するとしばらく
 発生しなかったりしますが、また再発したりします。

 これもネット上で書き込みを見たことがあります。座面のフレームとリフターをつなぐ
 L形の金具に欠陥があるようです。

 ディーラーで非常に伝えづらい現象です。外からシートを揺すっても全くわかりません。
 もしそんな程度でシートがガタガタしてたら保安基準を満たしていない超欠陥車になって
 しまいます。

 座って体をおもいっきり揺すっても再現しません。クルマが動いている状態でないと「コ
 ツ」っとしないのです。何かが緩んでいるというよりも、微妙な体重の移動加減によって
 その‘ツボ’にジャストミートしたときに発生する、という感じです。

 面倒だから放置。でもときどきツボにはまり「コツ」とくると結構イヤなものです。


・4WDトランスファー(センターデフ)のからのオイル漏れ
 特に異変を感じたわけではなかったのですが、ある日、下まわりを見ると何かのオイルが
 漏れていました。さっそくディーラーへ持ち込むと即入院となり、トランスファーの無償
 交換となりました。交換されたトランスファーは、報告すべき症例ということでメーカー
 へ送られたそうです。

 これ自体は不満ではないのですが、修理したディーラーの技術力に不満があります。まず、
 直ったということでクルマを受け取りに行き、「どーもお世話様でしたー」と走り出すと
 「ガラガラガラー」とすごい音がします。この音、何のノイズだったのかいまだに知りま
 せんが驚きました。Uターンして再入院。何か組み付けに問題があったのでしょうか。
 2度目の修理後は完治しました。

 修理時の後遺症かはハッキリしませんが、現在もごく小さくですが「カラカラ」と鳴って
 おり、これが気になっています。

 また、この修理後の2004年10月に、リコールで4WDプロペラシャフトジョイントの交換をし
 ています。このときの作業の後遺症という可能性もあり得ます。

 しかし4WDはきちんと機能しているし、燃費も落ちていないため、性能的には問題ないのか
 なと思っています。


・O2センサーの故障
 ある日、スキー場からの帰り道、高速に乗る前に道の駅で休憩し、出発しようとエンジン
 スタートしたところ、「給排気系にトラブル発生(セリフは正確に覚えていません※)」
 とボイスが流れ、ナビモニターには取り扱い説明書でしか見たこと無かった警告画像が映
 っていました。

 出先でしかも初めての経験だとかなりビビリます。「帰れないのかぁ・・」という気分に
 なります。「給排気系にトラブル発生」になると、セーフガードモードになり、アクセル
 を床まで踏み込んでも時速20キロ以上速度が出ません。近辺のディーラーを検索し、
 約3〜4キロの道のりを時速20キロでノロノロ進みます。田舎といえ交通量が多く、ハザー
 ドを点けながら左端を進む惨めさ。顔からは油汗がにじみ、ディーラーへたどり着いたと
 きはゲッソり&安心感で倒れそうでした。

 診断の結果、O2センサーの故障によるエラーの誤発行ということで、給排気系やエンジン
 自体は正常。レシートみたいな診断結果を渡され、「東京へ戻ったらこれを見せて修理し
 てもらってください」とのこと。

 ここでようやく気づいたのですが、エンジンを一旦切って、再始動すればエラーは消え、
 正常に走行できたと思われます。「とりあえずリブートする」のはパソコンでも何でも常
 識ですが、このときはそう思えなかったのです。

 でも時速20キロでがんばったおかげで、O2センサー故障の診断書が出せたわけで、東京に
 戻ってからの対応がスムーズに行われたことはよかったです。しかし、次回発生したら躊
 躇なくリブートするでしょう。一般道時速20キロ走行は、時速180キロ並みに危険&ひんし
 ゅくでした・・

 この日、このあと寄りたいところがあったのですがキャンセルし、少しおとなしく走って
 帰りました。帰路はトラブルはありませんでした。O2センサー交換後は、現在に至るまで
 不具合ありません。

 ※音声による各種アナウンスは、オプションの純正DVDナビを装着した場合に機能します


・ラゲッジハッチバックドアの電動オートクロージャーの不具合
 ある日の深夜、スキーに行くため出発した途端、ラゲッジドアが開いているとのボイスが
 流れ、キチンと閉まらないことが判明。確かに、荷物を積んでいるときから電動オートク
 ロージャーの調子悪いのかな、とは感じていました。

 無償交換(何を交換したか知らないが)で修理対応はよかったのですが、この日はスキー
 をキャンセルせざるを得なく、同乗者から大ブーイングでかなりダメージありました。ク
 ルマへの信頼性が揺らいでしまった瞬間です。

 故障自体は致命傷ではないですが、走れないのであれば致命傷と同じ。スキー場で発生し
 たらどうすればよかったのか。ガムテープでドアを止めて、ボイスを止めるためDVDを抜
 いて走るのか! あってはならないことです。修理後は、現在に至るまで不具合ありませ
 ん。

 
・マフラー、ブレーキローター、下周りの錆び
 スキーによく行くので錆びは仕方ないのかもしれません。一度、万座ハイウェイで亀の子
 (雪が深く雪の上におなかがのってしまった感じ、タイヤは空回り)になり、このときも
 急激に冷やされたため錆びの進行が早まったかも。

 凍結防止剤がまんべんなく撒かれた上を走っていた、なんてこともしばしば。下回りが錆
 びるのは当然かもしれません。

 マフラーには厚さ1ミリ程度のカバー(センターパイプカバー)がしてあり、これがすぐ
 に錆びて、取り付け部分のボルトが部分的に外れ、「カタカタカタ」となんとも安っぽい
 音が鳴り出しました。

 マフラーとカバーは一体型でカバーだけ交換することは不可能とのことで、交換となれば
 マフラー自体の交換(20万円超)となるため、とりあえずカバーだけを完全に排除し、異
 音は解消。 

 次に、ブレーキローターの錆びが進行し、ブレーキを踏んだときに振動や異音が発生しま
 した。保障期間中だったため、ローターの無償交換をしてもらいました。

 このような錆びオンパレードは、2回目の車検の前くらい(5年目)の頃で、このときは、
 「オレのクルマもボロくなってしまったなあ・・」という印象でしたが、上記のとおり手
 当てした後は、異音も振動も完治し大変満足したものです。特にローター交換はてきめん
 で、ブレーキのフィーリングが格段に改善しました。このいい状態が今も継続しています。

 センターパイプカバーを外したことで、現在マフラーはズリむけ状態です。ボロボロにな
 ってしまったカバーとは異なり、マフラーはかなり肉厚のため、すぐに穴が開くようなこ
 とは無いと思われます。


・ボンネットの浮き
 個体差だと思います。ボンネットと車体で段差が数ミリあります。洗車のとき、ボンネッ
 トを拭いているとわかる程度。ボンネットを手で押すと収まりが悪い感じがわかります。

 ヒンジ(フロントのガチャンとする部分)を調整してもらいましたが、まだ少し浮いてい
 る感じ。機能的には何の問題もありません。


・リアドアのへこみ
 樹脂製ハッチバックドアのある部分がへこんでます。ネット上の書き込みでも見たし、外
 で走っているステージアでも目撃しました。これは個体差ではなく欠陥でしょう。

 ハッチバックドアの内部構造の空間の関係で、へこんでしまうのだと思われます。へこむ
 と言っても、オーナー自身でないと気づかない程度。ぱっと見わかりません。光の加減で
 判明できる程度です。樹脂製のため板金修理とは異種のものと思われ、直せないのかもし
 れません。機能上は何の問題もありません。


・ラゲッジハッチバックドアのダンパーが弱い
 これも有名な不備で、寒くなるとダンパーが弱くなり、ハッチバックドアを開けるとき手
 で持ち上げないとダンパーのチカラだけでは上がらない、また、手で抑えていないと下が
 ってくる、という現象。

 私もスキー場で荷物を降ろしていると、頭上に空中空手チョップをくらいました。痛かっ
 たし、恥ずかしかったです。樹脂製で軽量化を図っているなどと触れ込みがありますが、
 ハッチバックドアは結構重いです。
 
 対策品のダンパーが出ているらしく交換すれば解消するようです。しかし、暑くなると今
 度はダンパーが強すぎてアッパーカットの危険あり、という書き込みも見たし、まあ開か
 ないとか閉まらないとかいう話ではないので放置しています。ワゴンとしてこのような装
 備は基本中の基本だし、この点はライバルと比べて少しばかりクオリティが低いのでは?
 と思ってしまいます。
 

・オーディオ部分からのミシミシ音
 私のオーディオは、メーカーオプションのMD+CDデッキです。このオプション装着の場合
 にミシミシが発生すると思われます。なぜなら、パネル一体型の純正オーディオならば、
 ミシミシ発生する余地が無いと思うからです。

 ミシミシはCDを挿入する付近から発生しています。そこを指で抑えると音が止まります。
 購入当初は、ディーラーに訴えて対策してもらいましたが、付け焼刃という感じですぐ再
 発。ユーザーからのこの種の訴えに、ディーラーもうんざりしていることでしょう(悟り
 の境地)。


・運転席ドアのゴム周りからの異音
 ドア付近からキュキュという音がしています。これは新車当時から。ウェザースリップゴ
 ムというのかよくわかりませんが、それが擦れている感じです。道路の段差などで音がし
 ますから、ボディがヨレるとドアに伝わり、音として発生しているようです。


・そのほか
 ・リアハッチバックのガラスが開かなくなりクレーム修理。修理後は異常ありません。
 ・リコールは、2003年11月にエンジンのカム角センサ及びクランク角センサを対策品と交
  換、2004年10月に4WDプロペラシャフトジョイント交換の計2回。


以上、不具合ばかりを紹介しましたが不安になることはありません。いずれも大勢に影響な
く基本性能はしっかりしています。この程度のトラブルはどんなクルマでも発生するもので
す。

これを書いている現在は9万3千キロを超え、1年以内に10万キロを超えるでしょう。

M35ステージアは2007年6月で生産が終了しました。新型スカイラインV36ベースのM36を期待
していました。M36が出るならば間違いなく購入したいと思っていましたが、残念です。


-----------------------「以下、2002年9月に掲載」----------------------

○平均燃費(東京都在住)
 市街地(都心):6Km〜8Km
 高速     :8Km〜11Km
(ハイオク仕様)

○2002年9月現在の走行距離
 1万4千キロ

○色
フレアレッド

○エクステリア(外観)の評価
特徴的なフロントデザインは飽きがこないし注目度も高い。ちょっと変な顔がイケてる。
マーク2ブリッドよりかっこいいと思っている。

○インテリア内装の評価
トヨタ車的ゴージャス感には欠けるが、よくいえばシンプル。あと少し質感が演出できれ
ば言うことなし。

ラゲージはたいへん広い。タイヤハウスの張り出しが気にならない。初代より継承された
リモコン可倒式リアシートは、不要論をもあるようだが意外と使ったりする。「リモコン」
という名称はちょっと大げさだと思うが。

ラゲージパネルのオープナー機能は、気に入っているが普段あまり使わない。なぜならラ
ゲージには荷物が載っているわけで、その床をダンパーで押し上げるにはすべてどかさな
ければならない。ちなみに載っている荷物を吹き飛ばすほどのパワーはない。

セカンドシートを前に倒せば実感としては奥行き180センチ(正確な寸法は215セン
チ)のフラットスペースが出現。セカンドシートが少し浮くが、ほとんどフラットといえ
る。Mサイズの大人なら2人が余裕で寝れる。オープナー機能でラゲージ床の剛性を懸念
したが、車中泊してみて問題なかった。

シートはRSグレードだと黒地、生地はナイロン系とスエード?の組み合わせで丈夫な感
じで質感もいい。座り心地は少しかためでちょうどいい。シートサイズが小さいという批
評があるようだが、私はちょうどいい。

○走りの性能
ステージアを評価する上で前提となるターボエンジンにくらべNAは一般的なエンジン。
しかしターボがうらやましいときは、高速道路での追い越し加速時くらい。これはわかっ
ていたので、あえてターボを選ばなかったのは正解だったと思っている。特に不満に思わ
ない。

ブレーキは、軽くない車体に見合う性能だと思う。

5速ATはやや難あり。初期ロットでは不具合が続出?したようで、私のステージアもア
クセルワークによってガクガクと振動したりする不具合が出たが、ディーラーに症状を訴
えCPU調整で改善。

しかし、アクセルを開けている最中にアクセルを放すと、妙なショックを未だに感じると
きがある。また40キロ以下の低速でトロトロ走っているときの微妙なアクセルワークに
対する反応がギクシャクする場合がある。反対にトルクを与えているとき、このATはス
ムーズな制御をする。

ほかにも不具合といえば、N→Dへ入れて軽いショクを感じたあとすぐにアクセルを踏む
とギクシャクする。N→Rも同様。2秒くらい経ったあとだと問題なし。この現象は運用
でカバーできるため放置している。もうディーラーで説明するのが面倒。

ネット掲示板などを見ると、このあたりの不具合について最近の出荷車は対策されている
らしい。

マニュアルモードは、長い下り坂のときなど重宝するが、操作後の反応は遅い。これを駆
使してスポーティに走るという代物ではない。たとえば3速に固定し回転を高めに保つと
か、そういう使い方だと思う。忙しくカチャカチャやる理由もないのでこれはこれでいい。

しかし、シフトダウンしたつもりなのにされていないことがある。しっかりと操作しない
と入らない。もう少し軽いタッチで反応してほしい。これはマニュアルモードのリミット
を調整すると改善できるらしいが、さらにヘンになると困るし余計なことはしない。

インジケータ表示上はシフトダウンされたのにエンブレが効かないことが2〜3度あった。
条件は通常の速度と回転数だったのに。雪道でこんなことになると怖い思いをするかもし
れない。やはりこのATはバグが多いのかも。

以上のような不具合を除けば、この5速ATの基本性能は満足。全段にわたりシフトショ
ックはほぼ感じないレベルだし、妙にキックダウンするようなお粗末なこともない。加速
時もスムーズで気持ちがいい。中低速を一定速度で走っているときの回転数はびっくりす
るほど低い。

足回りは、フニャフニャとかロールしすぎるとか批判されているが、私はたいへん気に入
っていて、かたすぎず、やわらかすぎず、芯があってマイルドだと思っている。乗用車な
んだからこれくらいでいいのではないか。ニスモのサスペンションへ変更するユーザーも
多いようだが、もったえない気がする。

大きいクルマではあるが、山坂道で楽しい。フロント・ミッドシップがやはりいいのか、
中心から回るような感じがする。そんなにスピードを出して攻めの走りをするわけでもな
いが、ワインディングを走るのが楽しい。アルミ製ボンネットも寄与しているのかもしれ
ない。とにかくドライブが楽しくなった。高速走行では風きり音も少なく安定性している。

アテーサと呼ぶトルクスプリット4WDは、必要に応じてトルク配分が変化する仕様との
ことだが、アスファルトの山坂道ではどのように変化をしているのか体感できない。

雪道では、シンクロモードでたいへん安定していた。正月、ドカ雪が降り、スキー場の駐
車場から脱出できないFR車が続出していたが、まったく問題なく発進できた(4輪スタ
ッドレス)。

○内装/装備
 
純正DVDナビを装着。アフターにくらべれば機能的に足りないこともあるが、精度は悪
くない。ポップアップ式モニターは実にスマートで、この収まり感は後付けではマネでき
ない。モニターを手動で出し入れするのはイマイチかもしれないが、妙なトラブルがない分、
これでいいと思う。

純正DVDを装着するメリットは他にもあって、警告メッセージを音声で発すること。燃
料残量警告、パーキングブレーキ解除忘れ、半ドアなど。またミッション系などトラブル
が発生した場合に、モニターに警告表示や現在地から近くの日産ディーラーへナビゲート
するメニューが展開したりする(らしい)。

ステアリングは37センチと小径。新車情報の三本さんは不満だといっていたが、私は気
に入っている。チルトステアリング&チルトメーターは最初に一度しか使わないが、その
お陰でメーター類の視認性はグッド。不満点は、キーシリンダーがハンドルに隠れて見え
ないこと。いつも裏を覗きこむ感じ。

バックドアは樹脂製で軽く、開閉は電動オートクロージャー。使い勝手は悪くない。また
ガラスハッチが開いて便利。しかしこのガラスハッチは少々調子が悪く開けづらいときが
ある。どうやら初期ロット車の不具合らしく対策されているらしい。私の場合は症状が軽
いので放置。

○そのほか
良い点
・燃料タンクが大きい。80リッターは長旅で給油する手間が減る。

・収納が考えられている。インストサイドポケットは携帯を入れておくのに便利。ドアポ
 ケットは開口部が広がり厚いものも入る。カップフォルダーが収納としても使える。

・シートベルトがシックリくる。このクラスなら当たり前なのかもしれないが、締めてい
 ることを感じさせない。

・外気温度計というものをステージアで初体験したが、これが意外に重宝する。特にスキ
 ー場へ向かう道中では外気温は気になるし、普段でも暑いとか寒いとか目安になる。た
 だし精度は1〜2度くらい幅を読んだほうがいい。

・フォグランプ。丸いライトの上半分がいわゆるヘッドライトのLOWでHID、下半分
 がH4タイプでヘッドライトのHIとフォグランプを兼用している。いかにもこれがフ
 ォグランプです、というものが嫌いなのでこの構成がたいへん気に入っている。雨天や
 夕暮れ時の早期点灯に、このスマートなフォグを有効活用している。

不満点
・走り出だし時のアクセル操作。無造作に踏むと飛び出す感じ。すぐ慣れるが、未だに気
 を使う。ATについては前文にもいろいろ書いたが、とにかくツメが甘いと思う。ミッ
 ションの出来はエンジン以上に、クルマに対する印象を左右してしまうものだ。

・新車情報の三本さんも指摘していたが、Aピラーが視界をさえぎることがある。交差点
 や山坂道などで視線が変わるような状況のとき。やはりデザインや剛性を満たすために
 (ピラーが太くなること)仕方ないのか。


これまでのトラブル
・ATの不具合。
・インパネのステレオ付近からキシミ音。

走り、スタイル、ユーティリティ、自分のライフスタイルに合ったいいクルマだと思う。


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