ホンダ・ストリーム★けんぞうさん
| 車種◆ホンダ・ストリーム 年式◆H13年式(2月中旬注文/4月末納車) グレード◆iL(FF 5速A/T) 色◆プレミアムホワイト・パール(3万円高オプション色) 走行距離◆900Km 燃費◆11Km/l(レギュラーガソリン仕様) 国土交通省審査値:14.2Km/l 番組計測値:10.3Km/l ※GW帰省ということもあり、番組と似たようなモード (高速・市街地・山坂道)で走行しました。 市街地のみであれば、恐らく9〜10Km/l位では…?) 車内騒音◆意外と静か(でも難有り。後に記載しています。) オプション装着◆ディスチャージヘッドライト プレミアムサウンドシステム 【購入経緯】 昨年長女が誕生し、チャイルドシート、ベビーカー、 その他お子様グッズ・自分達の荷物等々を積むと里帰りも ままならなくなり、6年間使っていたゴルフIIIからもう 少し広いクルマに乗り換えたい!というのがキッカケです。 選択の基準は、 ・5ナンバー車(出来れば全長4500mm以内) ・レギュラーガソリン仕様 ・当然ゴルフよりも荷物が積めること ・普通の感覚で運転できること …等々。 “普通の感覚”とは、 幅広・背高→取廻し・駐車での苦労 重心高い→挙動悪い、車酔いの原因 等々、クルマを運転する上で、ストレスのタネにならない クルマを言ってます。 最終的にストリームに決定した理由は、先の個人的基準を 一番クリヤーしていたクルマであった為。 【競合車種】ゴルフワゴンE(1600cc/245万円) このクルマとの比較は、ホントに真剣に最後まで悩みました。 他には、ウンと離れてプレマシー、カローラ・フィールダー等。 試乗してすぐ候補から外れましたが…。 ご覧のように、個人的にはストリームを“ミニバン”とは 全く考えておらず、ステーションワゴンにサードシートが 付いたクルマと思っています。 (年に1〜2回はじーちゃん・ばーちゃん乗せてお出かけ できるかな?) ゴルフもIV型になってから高級感が出ましたが、 ・未だに壊れまくる電装品(ユーザーへの負担転換) ・気色悪いメーター色の押し付け ・オーディオ位置の変更(時代に逆行して何故か下へ) ・何より割高感を感じる車両価格設定 ・デザイン優先の非常に見づらいアウターミラー 等々。ゴルフの良さをそれなりに知っているつもり だけに、今回のIV型はあえて見送りました。 早くユーザーの視点に立ったクルマ造りに戻って 欲しいものです…。 【インプレッション】 ◆外観◆ 皆さん、ご存知の通りです。尖がったデザインのクルマです。 リヤコンビランプのデザイン(通称:赤い鳥居)は好き嫌いが ハッキリ分かれるようです。 自分はあまり深く考えていません。他に「こうした方が良い」と いう案もありませんし。 ボディーカラーにMPVや、フィールダーのようなキレイな レッドがあったら良かったのに…と残念です。 全長が気持ち長めですね。4500mmを切ってくれたら 良かったのに…(簡単に言いますけど)。 S系グレードには、エアロパーツが標準で付いていますが、 今回購入したL系のグレードには付いていません。 しかし相変わらず日本車って、エアロを付けないと 今ひとつサッパリしないものが多いです。 もちろんストリームも例外では無いと感じています。 かといって、市販のエアロは派手なもの(下品なものも…) が主流で、百歩くらい引いてしまうものばかり。 早くエアロなんて殆ど付いてなくても、充分スポーティーで カッコイイ乗用車をデザインして欲しいものです。 メーカー側も“エアロパーツ付”グレードをイメージカーに 設定して欲しくないです…個人的には。 それと、ボンネットが全く見えないクルマって、やっぱり 危険なような気がします。 結果的にストリームを購入した者が偉そうにこんなこと書くのも おかしいですが。 「慣れれば…」と良く言いますが、「慣れさすのか?」という 気持ちです。慣れれば物理的に『0』に成る訳でもないですからね。 ◆内装◆ シンプルで良いと思います。やっぱり、変にメーター位置とか 動かさずに、この配置が安心出来ますね。 三本さんは「どの乗車位置からでもメーターの情報が確認 出来る位置(つまりセンター)が良い」とおっしゃりますが。 「ホンダ車の内装は安っぽくてダメ」だなんて言う人も 身の廻りに多いのですが、このストリームは全然そんな感じ しませんでした(ロゴ見たときはガッカリしましたが…)。 しかし、問題も多いです。 ・インパネが低い。 特に、ステアリングコラムのアンダーカバーと脚が干渉 します。もしかして自分だけでしょうか??? シートの高さの設定がおかしい? せっかく前後左右のウォークスルーを実現しているのに、 ドライバー席への移動が苦しい感じです。 ・シート生地がダメ。 この起毛表皮はいい加減やめて欲しいです。 服がまとわりつくのは非常に不快です。しかも暑苦しい。 ・シート形状がダメ。 まだまだ小振りで、ホールド性も今ひとつ。 見かけはスポーティー形状ですが、実際に座ってみると 非常に平坦なシートです。これはセカンドシートも同様。 もしかして、フラットにする理由からあのサイズなの でしょうか?一体、ストリームに乗って、フロントシート をフラットにしてくつろごう…なんて人が何人いるのでしょう? 早くタップリなサイズで安心して身体を預けられるシートを 開発して欲しいものです。 レカロシートに交換するのだって安いものではないんですから…。 ◆装備◆ 余分なものもなければ、不要なものもありません。 俗に言う「必要にして十分」。 しかし…。メーター&インパネ照明類の照度調整は あった方がよろしいのでは? あんなオレンジの照明が“こうこう”と夜間の車中で 輝いていたら、眩しくて仕方ないです。 ホンダの研究員は皆さん目がお強いのですね。 決して「あの方がスポーティー」だなんて言わずに、 率直に「コストダウンの為削りました」と言って欲しいです。 (オレンジ色自体を非難している訳ではありません)。 装備しても2〜300円だと思いますが…。 それと、プレミアムサウンドシステム。 “プレミアム”という言葉はぜひ削って欲しいです。 期待してはいけません。そんな大したものではありません…。 8万5千円也。 あとは、 キーレスエントリーのアンサーバック機能はあった方が 良いですね。ホーンとルームランプ以外で…。 ◆エンジン◆ やっぱりホンダはこれでしょう。初めてホンダ車に乗り ましたが、実に気持ちいいです。 車重は1.4tありますので、『速い』という感覚はありませんが、 トルクもキチンと出ていますし、5A/Tとの組合せで静かで滑らか。 で、レギュラーガソリン仕様。やっぱこれでしょう。 ◆乗り心地◆ 雑誌とかでも書かれている通りです。 固めですが、不快な感じはしない固さ、です。 個人的には好きな感触なので、普通に走っている時には全く 問題無いレベルだと思います。 キレイな舗装路ではとても良い乗り心地です。 しかし…荒れた路面になった途端に急変します。 タイヤのロードノイズが車内に“反響”します。 これは実に不快です。恐らくタイヤだけの問題だと 思います(ダンロップSP10?)が…ぜひ見直して欲しい点です。 ◆操案性・その他◆ “ミニバン”という感覚だと非常に安定した挙動でしょうが、 “セダン・ステーションワゴン”という感覚で乗ると、まだ ちょっと重心が高い感じがします。 しかも、「グラッ」という感覚が穏やかにくるのではなく、 突然来ます(自分の運転が下手?)。 ハンドル操作は穏やかにしているつもりなのですが、それでも 下手だと言われてしまうと返す言葉がありません…(アセアセ)。 お金に余裕があったら、数センチローダウンしてみようかな? っと企んでいます。バランス崩れちゃうかな? ボディーの剛性感はかなりのもので、運転していて、 不安感はありません。ドアの締り音は気持ち良いです。 5A/Tはホントに滑らかな感じです。 でも… 日本車全般に言える感覚なのですが、アクセル操作とは あまり関係なく車速が伸びる感覚…。止まる時は『ブレーキ命』 で減速する。 非常に抽象的な表現で申し訳無いのですが、この感覚がちょっと 恐いと思うのは自分だけでしょうか? 車重・車格に関係なく、クルマが「スゥ〜」っと軽々加速してしまう。 欧州車は、自分が踏み込んでいる分だけ車速が出て、勝手に 伸びる感覚はありません。 (メルセデスやBMWには乗ったことが無いので分かりませんが…) 止まる時は、決して滑らかでは有りませんが、不器用な ミッションが一緒に働いて減速してくれてる感じ…。 ストリーム納車の1ヶ月前に、オペルの新型ヴィータを試乗 したのですが、あんなに小さいのにドッシリと気持ち良く 走ってくれました。 挟み込み防止や、盗難防止システムを標準だったし。 ステアリングにオーディオコントロールスイッチだって 装備してました。 普段乗るのには、ヴィータのようなクルマがいいですね。 ちなみにプジョー206にも大変興味があります。 インパネシフトは自然に手を置いた位置にシフトノブがあり絶妙です。 「ストリームを買ってよかった」と思わせるポイントのひとつです。 しかし… ゲート式のシフトパターンは非常に操作性が悪い。 狭い場所での駐車の時なんてイライラして非常にストレスを感じます。 やっぱりストレートパターンで、右側に倒すとシーケンシャル モード、がベストですよ。 (P/R/N/D/3/2/L+シーケンシャルモード+−) そのシーケンシャルモード自体はホントに素晴らしいです。 ほとんど変速のタイムラグも感じません。 【購入する前のアドバイス】 試乗はしっかりしましょう。 ・試乗は3回以上する(可能な限り) 「早く買って乗りたい!!」という気持ちは押さえて 試乗は3回以上しましょう。 “3回”の内訳は…1.日中 2.暗くなってから 3.雨の日 “1”は通常モードです。 “2”は先ほど書きましたが照明類の確認です。 意外と納車されてから初めて照明を点灯する方って多いのでは? 納車された夜に「ゲッ!」だなんてことのないように…。 “3”は走行ノイズと、雨だれです。ドアを開けたりすると、 思わぬ所を伝わって雨が垂れてくるものです。 それが許せる範囲か否か。 ・試乗車はノーマルなクルマを提供してもらいましょう。 自分の事例では、そこのディーラーと協業している業者の エアロパーツ、インチアップアルミ、マフラー、サスを 組み込んだクルマを平気で試乗車だなんて用意したディーラー がありましたが、そんなに勝手にいじったら、そのクルマが 良いのか悪いのかだなんて分からないってものです。 取り敢えず試乗はしましたが、最悪でした。真直ぐ走らない…。 ・必ず自分が購入予定のグレード・エンジンのクルマを試乗する 後で「エッ!こんなん?」だなんてことの無いように。 ホントはレンタカーを借りて普段通っている道や高速道路・ 山坂道を好き勝手走り廻るのが理想なんですけど。 (ストリームのレンタカーなんてあるの?) 何回も試乗している間に面倒臭がられるようになったら そんなディーラーとはオサラバしましょう。 (他の店で試乗しても良いかと思います) 【まとめ】 ・2つの『カー・オブ・ザ・イヤー』をダブル受賞して いますが、意外と普通のクルマ。 “変”な期待はしない方が無難です。 着眼点が今の時代にマッチしていたのでしょうね。 長く乗って愛着が出たり、クルマ自体がしっくりしてきて 馴染んでくるようなタイプではなさそうです。 やっぱりゴルフワゴンにした方が良かったのでは?と 今でも自問自答しています。 但し、今のVWのクルマ造りの考え方や販売姿勢には、 共感出来ないこともあるのですが…しかも高い! 欧州のコンパクトカーが好きなもので、つい何でも比較して しまいます。 ふつつか者なのですが、自分の結論として… 『日本車は商品としては良いが、クルマとしては欧州車が上。 欧州車はクルマとしては良いが、商品としては日本車が上。』 です。これをストリームのインプレッションで書いてどうする、 という感じですが…。 購入した者がボロクソ書いているような気がしますが、 もちろん良いクルマですよ。 それだけに『惜しい点』が目立ってしまっただけです。 帰省の際には、ゴルフでは不可能(?)だったシート1座席分の ゆとりも出来たし、GW中にサードシートも活躍したし。 結構楽しんで乗ってます。 コストパフォーマンスの高いクルマですね。 |