アルシオーネ SVX
| ◎車種 : スバル アルシオーネ
SVX ◎購入年月 : H4/09 ◎グレード : VL ◎平均燃費 : 町乗(5〜6km/l)、高速(9〜11km/l) ○走行距離 : 72,810km ○色 : シルバーツートン ○エクステリアの評価 流石にシウジアーロが長年温めて来たデザインを継承して居るだけあって 10年を越える今でも色褪せない、それでいてイヤミの無いデザインです 特にリアのデザインは特筆出来ます。人に一番見られる所、それは運転中に 限れば、車の後ろですよね。個人的縦は縦、丸は丸と言うデザインが 好みですので、最近のグねグねしたデザインの車の後ろを走ると気分が 悪くなります。そう言う意味でSVXのリアデザインは特に秀作だと思います ○インテリア内装の評価 正直面白みは有りません、材料も安っぽいく高級感は皆無です。が、スバル を乗りついで来たせいかさ程は気には成りません。ただシミーが多いのはち ょっとどうにかしたい所です。コンソールはオーソドックスなラムダ型です が長く乗るには奇をてらったところが無く、座って安心できるデザインで 適度な包まれ感があります。 誤解を恐れずに書くならば、一言で言って内装の品質は多くの150万円クラ スの車にも及びません、デザインセンスは無いに等しいです。 しかし、10年乗っても飽きのこない、素直なデザインです。 ○居住性 ヘッドクリアランスはかなりタイトです、これはクーペスタイルを 取っており、しかもヒップポイントを高めにしてある為です。 お蔭で見切りは良いのですが、窮屈感は否めません。 3ナンバーの割りにはさして広くはない室内ですが、ラウンドキャノピーの 広いグラスエリアによってガラス迄の距離が有る為、多少は緩和されていま す。 シートはそこそこの固さで座り御こちは悪く有りませんが、本革シートは ツルツルと滑り、とても落ち着いて座って居られません。私はエクセーヌシ ートに入れ換えましたが、シボ等を入れるなりの改善が欲しかったですね。 シート形状は可もなく不可もなくと言う感じですが、シートの高さ調節が 座面だけ動く形式ですので、フィットポイントを見付けるのが大変です またパワーシートが運転席のみと言うのも貧乏くさいですね。 通気が悪いのか湿気が取れ難くくガラスの露付きが激しいのと 其の割りにはエアコンの吹きだし口の自由度が無いのも不便な点です 後部座席は、取り敢えず大人でも座れます・・・・と言う程度です。 乗り心地は座面にしっかりと支えられて非常に良い感じですが 足の置き場に困ると言う点は、他のクーペと同様です。 ○走りの性能 車重1.7t近くの車に240馬力(7万km走行時の実測190馬力)と言うのは ちょっと心もとない数字ですが、広範囲でフラットなトルク特性は他の スバル車では得られない安心感大です。特にパワーモードにした時の 4000回転を越える当たりからの加速感はマルチシリンダーならではのもので EZ系の6気筒とは違った、重々しいながらも素晴らしい加速感が味わえます 高速走行では140km/h付近からが本領発揮と言う感じで、それ以下では 何となくボディのバウンシングが大きく感じられ、安定性に欠けるます。 直進安定性については、正直な話しキチンと整備してあれば素晴らしいの 一言に付きますが、アライメントがズレてくると手放しでと言う訳には 行きません。その辺がかなりシビアです。 スピードは210km/h位までは難なく上がりますが、その後は矢張パワー不足 を感じる事になります。低速でのトルクの無さはボクサーの泣き所ですが トルクバンドを広く取ってあるため、そこそこ町乗りでも苦に成りません コーナーリングはブレークしても挙動が滑らかで、かなりの状況で姿勢を 戻すことが出来ます。ただトルク配分をリアに振ってあるとは言うものの 特性としての基本はFFですね。それと車重が有る為に物理的な限界は 低いです、サスのストロークで助けられてる部分が有りますから この車に限って言えばローダウンは自殺行為ですね。 ブレーキはハッキリいって容量不足です。60km/h位で乗ってる分には問題は 有りません。が、120km/hから1度フルブレーキングをすると、後は全く効 かなくなります。ローターにスリットを入れたり、パッドやステンメッシュ ホースに換えたりしましたが、基本的にはハードな走りには追いつけません。 スバル全体に言えることですが、ジャダーが非常に出やすいです ただ、コントロールは比較的しやすいです。親指一本の動きに追従・・・・ と迄は行きませんが、コーナーでの姿勢制御も比較的やりやすいです。 ○乗り味 現在発売されて居る最新のB4と比べても、この味は褪せて居ません。 言葉で表すのは非常に難しいですね。ただ、好き嫌いは他のスバル同様 ハッキリ分かれると思います。スポーツカー出なくラグジュアリーカーでも 無いそれを良い方に取るか悪い方に取るか、感じ方でこの車の価値は変ると思 います。 ○運転しやすさ クーペにしては座面が高いので、見切りは良いです。ボクサー特有のエンジ ン長の短さを活かして、ノーズはそれ程長く有りませんから感覚は掴みやすい ですね。 ただ、後方視界となると話しは別で、まぁ、半分は「勘」の世界です。 また、オーバーハングが長い為に車庫入れや狭い路地の通過ではかなり神経 を使います。 ステアリングフィールは良好です。回した分はキチっと曲がってくれます ただ、遊びが少ないのとパワステの容量不足で不整地等ではかなりの腕力を 必要とします。 ○騒音 全体として五月蝿いです。エンジン自体は静かですがロードノイズがかなり 入ります外からの騒音もかなり入りますし、雨音も大きめですね。値段の割りには そう言う部分にはお金がかかってません。 ○外装/装備・オプションの評価 付けて居て良かったと思うのがサンルーフです。兎に角窮屈なヘッドクリア ランスも開けるまでもなくチルトさせるだけもかなりの開放感がありますし、 湿気も飛ばせなによりミッドフレームでガラスが半分も開かない車なので、 夏場の熱気逃がしに無くてな成りません。 ○内装/装備・オプションの評価 オーディオはかなりシビアで外製品に変えると、調整が非常に難しいです。 かなり専用のチューニングがしてあるのか、安っぽいユニットながらも それなりに音に不満は有りません。 特筆すべきはCD-R/RWの読取能力です。R/RW可の最新のヘッドユニットでも 弾いて仕舞うディスクも、難なく読んで仕舞います。 ○これまでのトラブル 軽くもう1台買える位の修理費をつぎ込みました。そう言う車だと 今では思うようにしています。かと思うと15万km修理無しと言う方も 居りまして、当たり外れが極端のようです。 ○ディーラーの対応 ディーラーは非常に良いのですが、メーカーの対応が全然ダメです 最早終ったシリーズに興味はないというのか、けんもほろろな態度です 旧車の延命に関しては信頼も信用も出来ませんね。 |