三菱・デリカD:5★たび4B12さん
| ◇デリカD:5 G−power_4WD (H22年03月納車) 【総評】 三菱車を乗り継いで3台目。 デリカD:5(4WD)が納車され1000q走行しました。 3列シート車を買うのは初めてで、三菱にこだわらず各社のミ ニバンをまんべんなく比較しました。 結果、デリカD:5に行き着いたわけですが、 他社のミニバンにはヒエラルキーの弊害を多々感じました。 内装が値段以上に安っぽかったり、 肝心な室内空間設計と乗り心地が最上級モデルに遠慮して、 スポイルされているモデルが多々あったのです。(これが本当 に売れてるの?と真剣に思いました。) (※1 デリカ並に3列居住性が良いと言えるミニバンは各社300 〜400万円のモデルしかない) (※2 唯一ホンダ・フリードはそんな弊害をバランスよくク リアした良心的な設計。) 前置きが長くなりましたが、 デリカD:5はそういったヒエラルキーの弊害や妥協が無く、 バランス良いなぁと思う点が多いんですよね。 高いアイポイントと空気たっぷりなSUV独特な乗り味は個性 的。 かと言って華美な装飾や動力性能は奢らず、 あくまで車両コストは骨太な根幹性能に振られ、 並のSUVと同等の悪路走破性とオンロードでの直進安定性を兼 ね揃えている。 勿論、ミニバンとしてシート空間が広大で乗り心地も良好。 これから先ミニバンはHV化やさらなる省燃費改良は避けられ ないでしょうけど、 デザイン的にも設計的にも。後進モデルにも埋もれない賞味期 限の長いミニバンだと思います。 投稿時点で発売から3年経ってるのに、月1500台売れている販 売状況も納得です。 尚、内装のキシミ音が一切しない三菱車は初めて。 【エクステリア】 シルバーグレーのツートンカラーを選ぶとミニバンにありがち な 「側面を下にしたティッシュ箱」っぽいバランスが無くなるの が◎。 直線基調デザインは「タフボックスさ」を。 アプローチアングルは「高機動」をよく表してる。 【インテリア】 ライバル車の現行エスティマの場合 自分(身長180p中肉)だと2列目は若干狭く、 3列目に座ると明らかに頭が天井すれすれ。 シートの座面と背もたれが薄い。 併せて2列目を一番下げると体育座りのように膝が立つ姿勢で しか座れない。 (3列シートが床下格納を前提としてるので、座るという機能 不全を起こしてる。) 代わってデリカD:5は3列目まで膝と頭上空間に余裕があり、 十分な背もたれとシート厚みが確保され、 着座姿勢がアップライト(直立ぎみ)なので楽。 自分のような体型でも3列目に座りたいと思えるほど。 【エンジン性能】 2.4Lエンジン+CVTは良い意味で「普通」。 加速、減速、巡航で1800kgのミニバンに対する期待値通りに反 応してくれます。 省燃費制御で回転数を抑えつつ、その低い回転からロックアッ プ制御と トルコンすべりを巧く使ってると思う。 急なアクセルON−OFFでの挙動や路面状況によるハンドル取ら れ、 ブレーキピッチングやロール等も素直な味付け。 一方、気になるのはエンジン音。 バランサーシャフトが付いてるので手足に伝わる振動は抑えら れてるが、 低速時でエンジンが唸る。 ちなみにギャランやRVRも音(と振動)がプア。 【走行性能】 4駆は普段使いだと意識させない制御。 ただ、中速以上で2駆との切り替えを行うと、 直線やカーブでフラつき抑制をして重厚なハンドルに纏めてく れているのが分かる。 外乱要素の影響を受けやすく、積載人数が多いBOXミニバン を考慮すると、 車体価格が1割アップしても4駆の安定効果はメリット。 「雪が降る降らない」関係なくオススメ。と思います。 【乗り心地】 ホイールサイズは18インチと16インチの二つ。オススメは−31500 円返金される後者。 タイヤの空気ばねが増えて、首や腹に来る突き上げピークが減 衰される点は大きい。 タイヤ4本の交換代は安く見積もっても18インチより2万円以 上安い。 ちなみにディーラーの人曰く、 「経済性だけでなく、足回りへの経年ダメージはまっったく違 います。」 「あまり評価されないんですけど。」 とのこと。 そのかわりフワフワとした乗り心地を心配されるかも知れない けど、 足回りは減衰を節度良く抑え、シートはドライビング重視の アウトランダーやギャランと同じ硬さなので、酔いづらい減衰 バランスが取れてると思う。 加えて、川原やオフロードに入り込めるのも16インチの大きな メリット。 ロードノイズの遮音は(三菱らしからず)低減されているので 、 同乗者も快適だと喜んでくれてます。 (前者のギャランフォルティスは18インチを履いており、 明らかに使いこなせない上ワダチングと乗り心地悪化が目立っ ていた。) 【燃費】 MC後のカタログ燃費は11.2q/L。実燃費は、 街のりで6〜9q/L。ドライブで9〜11q/L。高速巡航で11〜12 q/L。 この車体と排気量と4駆を考慮すると十分及第点。 それにMCでアイドルニュートラル制御が強化されたのか平時600 回転は強み。 (ビアンテのようなアイドルストップ機能は作動しない時が多 い。) 【価格】 2400cc・4WD・アルミホイール・HID・コーナリング補助灯 ・ ヒルスタートアシスト・横滑り防止装置・ニーエアバック・ク ルーズコントロール・ 後席ヒーター・寒冷地装備・フォグランプ・パドルシフトetc が付いて300万円を切るG−power(16インチ)はお買い得だと 思う。 他社で同じ装備にしたら、2Lミニバンでもその価格上回るし 、 横滑り防止をOPすら装着不可のミニバンがあるのは安全への姿 勢として疑問符。 以上 |