スバルレガシィGT-VDC

購入車種:スバルレガシィGT-VDC
色:バイオレットブルーマイカ(フッ素樹脂塗装)
購入時期:99年3月(マイナーチェンジ直前)
燃費:市街地 6.5km/L〜7km/L、高速 9 Km/L
オプション装備:サイドエアバッグ、カロツェリアCDカセット
無料サービス装備:純正ルーフラックマウント(鍵付き)

「仕様」
以前は同じレガシィのBG5ブライトンゴールド2リッターNAエンジン
でした。特にこの車でもあまり不満はなかったのですが、比較的
エンジントルクが細く加速がかったるいうえ、燃費もNAにしては7.5km/L
とあまりよくありませんでした。
そこで新型のBH5で、ターボ付きをターゲットにしました。
一番悩んだのは、自動車税と重量税の関連です。GT-VDCは1.5トンを
超えますが、250Tは、排気量が大きいので自動車税が高くなります。
たった10kgの差で1.5トンを超えてしまうのはなんとも納得しにくい
ですが、パワーをターボで補うGT-VDCを選びました。
私の年齢でGT-Bでビルシュタインでということもないと考え、安全装備と
いうことで、GT-VDCにしました。(これだけで任意保険が5%安くなります。)
もう一つ安全装備で、サイドエアバッグも付けました。でもこれを選択
すると、カーナビもムーンルーフも選べないことが唯一不満です。
さらに長く乗ることを考えてフッ素樹脂塗装も選びました。したがって
バイオレットブルーマイカ以外選べません。(今は違うようですね。)

「走り」
走りはまったく文句有りません。舗装の良い道路ではまさに滑るように
滑らかに走ります。音も静かですし、ターボの「ヒューン」という音も
心地よく聞こえます。(3500回転ぐらいまで)
乗り心地は多少硬いですが、ダンピングが効いていて路面の段差を乗り越えると
一発目のショックは有りますが、2回目の揺り返しはほとんど無く、
とてもフラットです。ややもするとカローラよりも乗り心地は悪いかもしれません。
でも確かに剛性がいいのでしょう、非常にしっかりとした運動性を示します。
比較的高速でコーナーを回るとき、ステアリングで決めたラインはほとんど
ずれることなくトレースしますし、そこからアクセルを踏んでもスピード
が増すだけでラインが乱れません。また急なステアリング操作でも車体は
まったくきしむ感じがせず、正確に針路変更することができます。
サスペンションがしっかりふんばっているようで、タイヤが路面に
食いついてくれます。そのおかげか後ろについているカーゴルームは
意識することなく運転できます。(荷物が無いときだけですけど。)

エンジンは低回転域(2000から3500回転あたり)はあまりトルクが無く
この回転域で60km/h付近で走っているとギアは4速なのでアクセルを踏んでも
元気な加速はせず、もっと踏むと3速に落ちてもりもりトルクで加速します。
エンジンはオートマチックミッションということもあって馬力、トルクとも
E-tuneなどに比べるとデチューンしてあり、自動車雑誌で言われているほどの
トルクの谷は感じられません。ただアクセル開度のリニアリティはあまり
良いほうではありません。アクセルを一定速度で踏み込んでいくと、最初は
スーっという感じで走り出し、そのあと、グィーンと加速し出すという
途中からドライバーの意図に反したエンジンの反応が見られます。

エンジン回転が5000回転を超えると、かなり緊張します。
鋭い加速とビートの効いたエンジン音でアドレナリンが吹き出します。
GT-VDCは多少お年を召した方が、たまには若いときを思い出すように
一人で乗ってアクセルを踏みまくり、それ以外は家族を乗せてロング
ツーリングという使い方にはぴったりです。

ステアリングは前モデルに比較すると非常に軽く感じられます。ただし
慣れの問題で現在はこの軽さにずいぶんと助けられています。
ブレーキの効き自体は問題はないのですが、その初期制動感が多少薄目
で、ペダルを踏んでもブレーキが効いている感じがしません。ただ
ガツンと踏めばしっかり効きます。

「内装」
木目調パネルははっきり言って安っぽいです。これはオプションで本物
のウッドパネルを選択できるようにするべきですね。”間違いだらけの”何とか
では、プレミアムカーという評価ですので、それくらいは許されると思います。
(VOLVOのウッドパネルは本物です。とても落ち着いた感があります。)
ステアリングの皮巻きや、ダッシュボードのシボなど前モデルに比べると
多少高級感が増しています。
気になる運転席ですが、座るとわかりますが、フロントスクリーンからの
圧迫感がほとんど有りません。カルディナなどはガラスが
目の前に迫ってくる感じですがレガシィは非常に広々しています。
頭上空間もたっぷりとはいえませんが十分です。
またシートは私としては十分座りごこちもよく疲れないシートだと思います。
私の家庭では妻も運転するのでシートにはドライビングポジションを記憶しておく
メモリー機構が必要だと思います。これはオプションにも有りません。
メーターパネルは見やすいのですが、オドメータ、トリップメーター、
時計が液晶なので、偏光サングラスをするとまったく見えません。
これは改善の余地が有るようです。
収納場所はとても少ないです。とくにサングラスは妻の分も含め2個は
どこにも置けません。また煙草がしっくり収まるエリアがどこにも有りません。
これは困ったものです。

あと、内緒ですがレーダー感知器やターボタイマー、ターボ圧計を
設置する場所がほとんどありません。
私は、ターボタイマー兼ターボ圧計をダッシュボード右下小物入れの
蓋に両面テープで付けていますが、運転中にターボ圧を見ることなど
ほとんどできません。またレーダー感知器ですが、ソーラー型をワイド
ミラーに両面テープで張り付け、それをルームミラーに取り付けています。
電源ケーブルは接続していません。太陽電池だけが頼りです。

カーゴルームは前モデルと比較すると雲泥の差です。特にタイヤハウス
間が広がったので従来斜めにしなければならなかった荷物が真っ直ぐ入り
整然と積載できます。そのため実質積載量は飛躍的に大きくなっています。

トノカバーのシート生地はコストダウンされており、安っぽいです。
生地の縁がささくれ立っており少しがっかりです。

「その他」
ディスチャージヘッドライトの光軸調整トリマーですが、とても熱い
のです。少し心配です。
純正のルーフラックは、ラックに何も取り付けていない状態で
80km/hを超えるとピーピー風切り音が鳴り出します。多分テストしていない
のだと思います。

「今後の希望」
*エンジンですがこれほどのパワーは必要ではないが、スムーズな
トルク特性とアクセルリニアリティそれと燃費のためにもう少し
ターボの効きを落としたセッティングがよろしいかと思います。
それでも250Tを上回るスポーツ感覚はキープしてほしいです。
*トルクがあるので4速でもいいのですが、燃費のことも考えて
オートマチックトランスミッションはぜひ5速にしてほしいです。
*ウッドパネルは別に本物でなくてもいいのでぜひ木目や表面の質感を
あげてほしい。
*イモビライザなどのトータルな盗難防止システムを準備してほしい。
(別に盗難に遭ったわけでは有りませんが。)

「総括」
とにかく乗っていてその素晴らしさが良く分かる車です。この車は
作る人たちが同時に乗る人であるということで作られたような気がします。
だから作った人たちの気持ちが伝わってくるように思います。
特に変わった電気仕掛けの仕組みはあまり無く、ひたすら機械精度を上げて
作り上げようとしているのが良く分かります。
おそらくこのようなコンセプトの車は今後なくなる傾向にあると思います。
でもレガシィは作りつづけてほしい一台だと思います。

以上


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