スバル・レガシィ アウトバック★このサイトの管理人

○レガシィ アウトバック(DBA-BP9 F型)

○年式、購入年月
 2008年式、2008年6月納車

○グレード
 2.5i

○色
 サンライト・ゴールド・オパール
 

レガシィアウトバック(2008年式BP9 F型)を丸6年、走行9万キロ
を超えて。2014年12月記載。

結論は、これまでのクルマ遍歴の中でダントツに素晴らしいクルマ
です。

思い通りの動力性能。クルマの軽さを感じることが運転を楽しくさ
せる要因だと認識させられました。ハイソカー世代の自分にとって
クルマ=憧れ=高級車=重厚さの方式が抜けきれなかったのですが、
志向を変えてくれた1台になりました。

ゴー&ストップ、左右への移動が得意な軽い身のこなし。コーナリ
ングがいい感じ。アウトバックなので吸い付くような、といった感
じは無いですが楽しいです。山坂道へ走りに行くことは皆無だし、
攻めた走りもいたしません。普段使いでの、思い通りの身のこなし
が気持ちいいのです。遠出のドライブ計画があるとワクワクする、
そういうクルマです。

決して軽々しいわけではありません。重厚な印象もあります。それ
は剛性、骨太な印象のことです。前車ステージアに比べて圧倒的に
差を感じます。実際に剛性が圧倒的に違うのかどうかは知りません、
そう感じるということです。

ヒラヒラ的な身のこなしと同時に、直進安定性も良いです。高速道
路を走るのが楽しい。直進安定が良いだけでなくパワーがある。時
速100キロ以上でも加速が鈍らない。がんばって走っている感じがし
ない。これまでの自分の基準からスペックだけを見たときは、高速
は苦手な部類だと思ったのですが、まったく違いました。

過去に所有してきたクルマは時速100キロまでは行き届いた設計がさ
れておりそれを超えるとバランスが崩れてきました。たとえば燃費
が極端に落ちるなど。アウトバックは100キロを超えてもその印象が
130キロくらいまではシームレスに通常域の範囲で、違和感がありま
せん。それを超えると振動だとか燃費とかバランスが崩れてくる。
少し余裕が無くなってくると言うかパワー的にはまだ余裕があるも
のの、無理して飛ばしてます的な印象をドライバーに感じさせる面
が多少出てくる。まあ法定速度を考えれば十分です。

6年経過し走行9万キロを超えてもこの性能がまったく色あせない。
この耐久性はすばらしい。3回目の車検前に買い替えを予定していま
すが、まだまだ行けそうだと思えます。前車、前々車の場合は、こ
の時期になると早く買い替えたくてしょうがなくなったものですが。

私はクルマに対して人格的愛着のようなものはありません。素晴ら
しい道具であるか否かでの一点で、アウトバックは素晴らしい道具
であるがゆえに、まだ手放したくない気がするということです。

BP型についてはWeb上でたくさんのインプレッションが存在し、スバ
ル車の中でも良い出来だった、との評価が多くコメントされてます。
BH型の成功を受け予算をつぎ込んで贅沢な設計をした、などと言わ
れてますが真意のほどは知りません。

その中でも筆者のアウトバックは最終型であり、アラが消し去られ、
最上の装備が標準で与えられ、またベーシックグレードの2.5リッ
ターエンジンは改良し尽くされて磨きぬかれた「最良のレガシィ」
です。

400ccのバイクを乗っていた頃、これ以上のパワーは不要だと思っ
たものですが、クルマでそれを感じることは一生無いだろうと思っ
ていました。桁外れなハイパワー・カーが世の中には存在するもの
の、自分はサラリーマンだし、金があってもそんなクルマを購入す
るはずないからです。

しかしアウトバックは6年乗り続けた今も、パワー不足を感じるこ
とが無いです。そこが何とも分析できないくらいの驚きなんです。
当レポートでの絶賛の要因はここにあります。

パワーは麻薬、あればあっただけいいもんですが、要は不足を感じ
ないということです。

見事に「バランス」された中で不満やストレスの無いクルマに仕上
がっているのだと思います。いろいろと、クルマに対する考え方が
変わりました。

前車ステージアのときはアウトバックより高出力だったにもかかわ
らず、パワフルに感じませんでした。エンジンの回転が鈍重だった
し、ATの反応が鈍いし(性能が悪いというより省燃費寄り設定のた
め)、まわすときはヨッこらしょ、という感じでした。そしてその
時はすごく大食いでした。したがってクルマが歳を取ればとるほど、
ヨッこらしょをしなくなりました。

アウトバックは逆で、経年による劣化を感じなく、このクルマを手
放す時が迫っていると思うと、このパフォーマンスをもっと味わい
たくて思わずS#にしてしまったりする、自分にとってそんな理想的
なクルマです。

4速ATについては、ファーストインプレッションでは「ミラパルコ
なみ」との文章がありますが誤った文章です。段数のことだけを批
評しているもので、段数は関係ありませんでした。要はバランスで
す。今の新型車にもこの4速ATでいいじゃないか、と思えるほどです。
スバル新型車のCVTがこの良きバランスを凌駕していることを願って
います。

現在、走行距離は9万3千キロで、バッテリーは4年目に一度交換した
のみ。夏タイヤは5年目、走行距離7万キロで一度交換※したのみ。
スタッドレスはこれまでに2セット購入し、1セットを3シーズン使用
し、2セット目を現在使用中。
※7万キロのうち夏タイヤで走行は約4万キロ程度

なんとブレーキパッドは一度も交換していません。一回目の車検時
はもちろん、二回目の車検時も「まだ大丈夫」との判断で交換を見
送りました。スゴすぎます(自分がスゴいのか)。パドルシフトで
エンジンブレーキを多用するからだと思います。また高速道路走行
が比較的多いです。でも都内走行も結構多いですけど。

唯一、段数が少ないと思うときはこのエンブレ使用時に3速と2速の
中間の制動がほしいと思うときです。

ATフルードは無交換です。それでもミッションがヤレてきたとは感
じられないです。加速性能、駆動系から感じるレスポンス変わらな
い印象です。

燃費はファーストレポートの数値と大差無いです。Bメーターは一
度もリセットしてないのですが、リッターあたり11.0キロでした。

外観や内装の話になります。
ステージアのときは錆びがひどく、ブレーキローターを途中で交換
しています。またマフラーを保護していたセンターパイプカバーが
錆びて剥がれるという事象がありました。

アウトバックも下回りは早期から錆びが発生していました。ステー
ジアのインプレッションにも書いているようにスキーが趣味で、冬
はかなりの頻度で雪国へ行くため、道路にまかれた凍結防止剤のせ
いで錆びが進行してしまいます。これは今も同じです。しかしアウ
トバックはブレーキローター交換は必要無かったし、マフラーもか
なり錆びてはいますが、トラブルにつながる事象はありません。

アウトバック(レガシィ)が特別錆びに強いようにつくられている
とは思っていませんが、この点も合格点です。マフラーや下まわり
が錆びること自体は仕方ないことと考えています。防錆処理などは
していません。

ボディの塗装について。こちらもキレイなままです。これはステー
ジアのときもそうだったように2〜3ヶ月に一度はキッチリ手洗い洗
車をしてワックス(フクピカ)を心がけているからだと思います。

ゴールドという色はとても楽な色です。定期的なワックスがけをし
てボディをキレイに保っていれば、うっすらホコリが覆っていても
目立たないのでボディの光沢によって汚れた感じがしません。

ファーストインプレッションで「ハイソカー的でないこと」や「安
っぽいこと」を不満として多く書いていますが、現在は不満に感じ
なくなっています。クルマの価値を評価する上で、そのようなこと
は評価に直結しないと気づいたためです。安っぽくて良いというわ
けでも無いですが。

高速道路での車内騒音はうるさいほうと思います。アフターで交換
したタイヤにもよりますが。純正のオーディオが聴きづらくなるの
で、止めたりします。しかしこれもクルマとしての不満点ではあり
ません。いいクルマ=静か=高級車 の法則が自分から消えたから
です。ステレオが心地よく聴けないこと自体はもちろんネガですけ
ど、それでもいいという感じ。うるさいといっても耳障り的な感じ
がしないことが、これまでも言っているバランスの一つかもしれま
せん。何度も「ウルサイ」と書いてますがガーガーうるさいわけで
はないので誤解無きように。ステージアのようなコンフォート系の
クルマに比べて、というレベルです。

さて、ナビに対する評価は6年経過した今も最低レベルです。ストラ
ーダ自体に不満があるわけではありません。ディーラーオプション
としての完成度の低さ、取って付けたような設置仕様のことです。
本体が運転席シート下に設置してある為、DVDが挿しづらいので一回
しか見たこと無いし、CDやSDカードを挿して音楽を聴いたことがあ
りません。

助手席の足元に設置された小さなモノラルスピーカーは、4年経過し
た頃に両面テープが剥がれて自分で補修(最近また剥がれてます。
助手席に座った者が蹴っ飛ばしている懸念もあり)。これがオーデ
ィオ&DVD&地デジ機能満載のストラーダFクラスの唯一のスピーカー
なんです、っていう設定はあきれます。機能満載と書きましたがナ
ビと地デジ以外使ってない為、ほかの機能がどんな性能かも実はわ
かってません。

ストラーダから出る音は蹴られて剥がれるスピーカーだけ、あとは
FMトランスミッター方式です。これがディーラーオプションか?素
人のポン付けと変わらない。詐欺にあったようなもので、お金を返
してほしいくらいです。

まあこれも6年前の話。レヴォーグのナビオプションはクルマと一体
化しナビ自体の選択肢も増えて、たとえばダイアトーンのサウンド
ナビなどはかなり良さそうですが(この違いは何なんだ)。

ファーストレポートでは「クルマでテレビは見ない」と書いていま
すが、実は結構見てます。帰りの高速渋滞で気を紛らわす為に見る
ことがあるし、スキーで車中泊することもあるので、地デジはあっ
たほうがいいです。でも必須かと言うと無くてもいいです。

バックモニターは必須です。後退時の事故は皆無になりました。
ステージアのときは障害物に気づかずリアバンパーを二回ほど凹ま
せた経験がありました。モニター映りは夜でも良いし、手放せない
アイテムです。

前車ステージアの6年経過後レポートでは、6年間に起きた様々な
トラブル報告」を長々と披露、説明しています。ステージアオー
ナーの方は一度は検索キーワードから訪れたことがあるのでは。

さてアウトバックの場合は、、ほとんどトラブルありませんでした。

4年目に右フロントのハブベアリングに異常が発生。このレポートを
書くため記録を見て思い出したくらいで、その当時どんな状況だっ
たか、何に困ったか覚えていない程度の事象。異音でもしたのかな。
保障にて無償交換。

困ったことで記憶にあるのが、スマートキーの電池切れです。突然
ドアーが開かなくなったため、内蔵されているアナログキーを挿し
て開けてしまいました。ホーンがけたたましく鳴り出し、止め方が
分からずパニックに。旅行に出発する早朝だったため参りました。
旅行先のスバルディーラーで電池交換してもらいました。それ以来、
切れる前に自分で交換するようになりました。マスターキーが切れ
るときは、スペアーキーも切れてましたので、これではスペアーと
は言えません。事前に電池交換するのは意外と面倒ですよね。テレ
ビのリモコンなどは切れたときしかやりませんから。もう少しこう
‘スマート’にならないものでしょうか。

あとは、志賀高原の雪道にてドカ雪で除雪が間に合わなくガチガチ
の雪のかたまりに下回りをヒットし、右側フロントマットガードを
破損し交換。これはもちろん有料、部品と工賃で1万円弱。

不満に感じたトラブルは、2年目頃より、クルマの振動でリアハッチ
バックから共振音が発生し、かなり耳障りで気になっていました。
エンジンブレーキで回転数が3000〜3500回転くらいに上がったとき、
「ブーン」という音が後方から発生していたのです。ディーラーに
出向きメカニックを乗せて再現させているのですが、原因特定に至
らず、その日は何か処置して多少マシになりましたが完治せず。
その後3年目か4年目の定期点検から戻った以降、「ブーン」はまっ
たく聞かれなくなりました。何をしてくれたのでしょうか。

本件については自己分析ですが欠陥ではなく、ディーラーオプション
設置時の作業ミスがあって、それが起因で異音が発生していたので
はないか、と想像しています。

バックカメラ設置のためか地デジのアンテナ設置のためかリアハッ
チをたぶん一度外すのでしょう、ダンパーのヒンジ部分に、白いチ
ョークでマーカーしたような印しが今でも残っています。

ファーストインプレッションでも批評しているとおり、ディーラー
オプション設置作業のずさんさは問題あると思います(納車直後の
不備状況は当ページ下部のファーストインプレッションをご覧くだ
さい)。

外注に作業させているのでしょうけど、たまたまスキルの無い作業
者にあたってしまったのか。しかし上がってきたものを確認するの
は指示した側ですよね。購入店は千葉スバル市川店です。

クルマ評価の話からそれますが店名を出したので少し補足します。
ディーラーの対応自体は、これまで経験した日産ディーラーに比べ
てとても良いです。敷地は広く訪れ易いし、スタッフの気配りやサ
ービスはとても良くレベルが高い印象です。サービス安心パック期
間終了後の有料の点検や車検時の見積もりでも、ユーザーを騙そう
としない良心的な対応でした(車検は2回とも当ディーラーで実施)。
しかしどんなに親身にされても、自分のクルマに対する作業に手抜
きがあれば元も子もありません。言いたことはそれだけです。

話を戻して、アウトバックはトラブル件数的にも超合格点です。

たとえばこれが外車のインプレッションだった場合は、価格の安い
日本車とくらべ良いところを絶賛したあと、トラブル報告がずらー
っと出るのだろうと思います。

外車(ヨーロッパ車のみ)の良いところにスバル車は似ているんだ
と想像します。あくまで想像です。アウトバックはその「印象や味」
が似てるところがあるのかもしれません。

しかし外車はトラブルが多い。もちろん最近はずいぶん改善してい
ることは知ってます。

前々車の愛車、スペインで生産されていた日産ミストラルは、日本
車なのに現地で調達可能なパーツは現地ものを採用したせいで品質
が落ちていました。もちろん日産が定めた品質基準を満たしたもの
だったと思いますが。ある日ワイパーが動かなかったときは、驚き
を通り越し「ガイシャだあ」と感動しました(笑)

クルマという商品は単にエンジンやミッションが壊れない、だけで
は不十分で多くの機能の集合体ですから、爪の先までそれが及ばな
ければ全体として良い商品にはならないと思います。

昨今の外車は、もはやエンジンやミッションは壊れないでしょうけ
ど、爪の先まで行き届いているのか、私にはまだ見極められません。

前記したように私はクルマに妙な愛着は無いです。壊れるけど可愛
いとか、ときどき調子が悪くなる気分屋なところが愛嬌があるとか、
形や色が気に入って手放せないとか、そういう感覚はないです。

三本さんではないですが爪の先まで行き届いた商品をしっかり評価
して、また購入する。大事なことです。

ステージアのときにくらべスキーに行く回数は減りました。しかし
走行距離はかわらない。スキー場往復以外の、お出かけドライブが
多くなったせいでしょう。アウトバックは走るのが楽しい良いクル
マです。


-------------「以下、2008年7月に掲載」------------

納車されて一ヶ月、走行1,400km時点のインプレッションです。
まず走りの印象。乗っていて楽しいです。クルマが軽く感じます。
前車ステージアとくらべて約200kg軽いとはいえ、段違いにフットワ
ークがいいです。
信号スタートでどんどん前に出て行く感じで(実際にはそんなに速
くないのでしょうが)ストレスが少ないです。また、追い越し加速
もいいです。低中速だけでなく高速域でも、たとえば120km/hを超え
ていても余裕が感じられます。

スムーズにふけあがりドライバーの意思(要求)に応えてくる印象
です。4気筒エンジンはどれもこのように軽い印象なのでしょうか?
昔バイクに乗っていたことがあり(ヤマハMR-50、ホンダVT-250、
ホンダCBR400RR、スズキアドレス100)、少し大げさですがバイクっ
ぽい感覚だと思いました。

この2.5リッターエンジンは太いトルク感のようなものは感じられま
せんが、どの速度域でも前に出れる追い越し加速力があり、軽快な
感じがします。

4気筒SOHC、177ps、23.4kgm/4400rpmという非力なスペック。ステー
ジアは同じ2.5リッター、日産自慢のVQエンジンで6気筒DOHC。最高
出力215ps、27.5kgm/4400rpm(ハイオク仕様)。ステージアからの
アウトバックへの乗り換えはレベルダウンに思っていました。

しかし、雑誌やネットの書き込みなどを見るとD型以降の2.5リッター
エンジンは総じて評判がよく、かえって3リッター6気筒エンジンの
不満のほうが多かったわけで、予算の関係もあり間違いない選択だ
ろうと2.5iの購入に踏み切ったわけです。

結果は期待を裏切らないものでした。スペック(数値)というのは
参考程度の肩書きであることを再認識させられました。

コーナリングは車高が高いデメリットを感じません。たとえば高速
道路のインターチェンジで180度まわるような場所でも安心して突っ
込んでいけますし、山坂道も苦手な印象がありません。

進路変更がラクでスムーズ。左右へのフットワークがいい。まさに
軽快です。それでいて直進安定性も悪くないです。ステージアにく
らべホイールベースは18cmも短いのに、見劣りしない高速直進安定
感。

4速AT。これがスペック的に一番気になっていました。ある友人から
は「おれが昔乗っていたミラパルコと同じじゃねーか」と馬鹿にさ
れました。2001年に購入した前車M35ステージアは5速だったし、今
ではCVTでなくても6速程度はあたりまえ。この時代に堂々?と4速で
つくっているスバルは、逆にすごいと思っていました。

しかし結論から申しますと段数についてまったく不満なく、これで
OKだと思いました。無理やり納得しているわけではありません。
段数よりも、ダイレクト感など走りの性能のほうに目が向きます。
走りが軽い、加速がいい、どの速度域でも反応がいい、と私自身が
感じているということは、このATの狙いは達成されていると思いま
す。

段数は抜きにしてもスバルのATについて良い評価を見ません。まず、
ステージアにくらべてシフトショックを感じます。しかしこれにつ
いて予備知識があったせいか、思ったほどではないなというのが感
想です。

「ATがバカ」という書き込みをよく見ました。シフトタイミングの
問題を言っていると思いますが、とりあえず現時点では気になるこ
とは無いです。

パドルシフトはエンジンブレーキを発生させるときによく使います。
フロアのシフトノブをマニュアル側へ切り替えなくてもパドルシフ
トだけで落とせるため、操作が早いです。

フロアのシフトノブをマニュアル側へ切り替えずにパドル操作によ
ってマニュアル状態になった場合、クルマが判断して自動的にドラ
イブへ戻るのですが、この制御も丁度よくとても使いやすいです。
肝心のマニュアル操作後のクルマの反応ですが、ステージアより早
く、これなら使い物になるというレベルにあると思います。

2.5iのブレーキは標準的。「すごくよく効く」という書き込みを見
たことがありますが、そんなに特記すべきレベルではないと思いま
した。ABSやVDCをまだ効かせたことがないので、今後雪道で体験し
後日感想を述べたいと思います。

燃費は、現時点で総平均9.7km/L。条件は東京23区、真夏、チョイ
乗り6割り、ほぼSモード、燃費を気にしない運転でこの値は満足。

乗り味。初期型は脚がかなり硬かったみたいで「硬すぎる」といっ
たネット上の書き込みを多くみましたが、年改で見直しが行われ最
終型の足回りは誰が乗っても大きな不満は無いと思われます。

路面の荒れに対しゴツゴツ反応するような硬さはありませんが、路
面の状態にクルマが影響されやすくフラット感が損なわれ易いこと
は事実です。

路面に荒れやうねりがあると低速でもグラグラっと揺れますし、荒
れた路面を高速で走行した場合、上下に揺れるシーンもあります。

コンフォート系の乗り味だったステージアとくらべると、ちょっと
落ち着かない感じは否めません。しかし決して安っぽい乗り心地で
はないです。このクルマの癖であり、少し風変わりな味付けです。
この料理を誰もが「旨い」と言うかどうかは微妙なところかもしれ
ません。

ステアリング。操作感、握りの感じはいいです。よく「戻りが悪い」
と書き込んでいる人がいますが、そうは思いませんでした。

SIドライブは、2.5NAのアウトバックでは使わないんじゃないの?
と思っていましたが、案外使ってます。エンジンが暖まってないと
きはしばらくIで走行するし、近所の路地はIのほうが走りやすい
です。しかしIモードは、他のクルマにどんどん置いてかれるくら
いトロいです。まさに燃費重視の納豆走行となります(笑)。雪道
で有効かもしれません。

エクステリア。基本的には古いデザインだと思います。オーバーハ
ングは長いし、特に斬新なラインでもない。でもボリューム感を演
出したアウトバックのデザインは、結構気に入っています。ヘッド
ライトの形状やランプ類の仕上げ、ボンネットからフロント周りに
かけてのグラマラスな感じなど、年改を重ねるに従い細かい部分で
斬新さを表現できていると思います。

車内は十分静かです。しかしステージアのほうが静粛性(遮音性)
は高かったと思います。この4気筒エンジンは想像よりも車内に伝わ
る振動や騒音が少ないです。前車VQエンジンとくらべても大きな遜
色はないです。うるさいのは、エンジンをかけた最初の数十秒
(真夏でも)。早く暖めるためなのか、かなり回転数があがってい
ます。

シートは標準のファブリック。ユーザーが多いためかたくさんの批
判を見ますが、まあこんなものと思います。固めで私は疲れません。
F型アウトバックは運転席のみ電動が標準。またテレスコにより前
後にもステアリング調整可能で、フィッティング性もいいほうだと
思います。

内装について。やはりスカイラインベースのステージアにくらべる
とワンランク、もしかしたらツーランク落ちると思います。特にド
アーの内装仕上げ。たとえばもう少ししっかりした取っ手がほしい
です。また、ヒジにチカラを入れただけでへこむセンターコンソー
ルの仕立てはさすがにマズイと思います。

そのほかスイッチ類の質感、操作感、夜間照明、天井のピラーの内
張りの生地の質など。このあたりは軽量化のためとは少し違うと思
うので、もう少しレベルアップしてほしいところです。

しかし初期型にくらべたら年改によって高級感を演出するための小
技が随所に施され、これでも最終型はチープな感じはかなり払拭さ
れていると思います。

内装としてのシートの質。大きさ/ボリューム、質感ともに安っぽ
い感じは受けません。空間(すきま)が少ないとボリューム感を出
せるため、巧みな細工で隙間をつくらないようにしているのかもし
れません。

車内の空間はステージアにくらべるとじゃっかん狭いです。外寸で
は車幅は変わらないですが、全長は35cm短いです。「必要以上に広
い空間は不要」という自身のコンセプトから、アウトバックは狭す
ぎず広すぎずジャストサイズ。しかしミニバン全盛の今日、空間に
こだわる方には狭いと思われるでしょう。

ラゲッジは、床パネルの合わせや納まり具合、床パネルの取っ手の
感じなど、つくりが丁寧だと感じました。

高級感の演出というのは無いのですが、たとえば天井にチャイルド
シートのアンカーが当然のように付いていたり、またフックが使い
勝手のよさそうな位置に付いていたり、やはりワゴンの老舗っぽい
なと感じました。

軽量化の工夫が随所で徹底していると感じます。たとえばラゲッジ
の床パネルがすごく軽いと思うし、その床下トレイは発砲スチロー
ルのようなもので、コストダウンだけではなく主に軽量化を狙った
ものだと思います。この部分だけでステージアより2〜3kgは軽く出
来ていると思います。

ドアロックの開閉音が安っぽいです。ドアーの開閉音ではありませ
ん、ロックの音です。日産キューブ並でしょう。内装でも指摘した
とうりドアーの内側が貧相、ボリューム感が無いです。高級感を出
すにはドアー自体を重厚に演出する必要があると思います。まあこ
のクルマの狙いは軽量化でしょうから、納得しましょう。

「ドアーの開閉音が高級だ」という書き込みをよく見ますが、確か
に重厚っぽい音がします。たぶん、サッシュレス+大量のラバーで
そういう音をつくっているのだと思います(窓を開けた状態だとま
ったく別の音になります)。

インテリジェントキーはたいへん気に入っています。一度体験する
と手放せなくなる装備です。マイナス10度のスキー場でも問題ない
かシーズンに検証します。要望として、エンジンをかけたままキー
を持ち出した状態でドアロックできるとうれしいです。

不具合もなく、今のところ大きな不満はありません。よく書き込み
される、インパネからのミシミシ音?も発生していません。ステー
ジアは四季を問わず常にミシミシ鳴いてましたので、静寂そのもの
です。

ハンドルに伝わる振動が懐かしいというかおもしろいというか。
ハンドルに伝わる振動とは、段差を乗り越えたときにステアリング
に少々ショックがあります。大げさに表現すると、そのショックが
大幅に増幅された場合、ハンドルをとられる動きです。もちろん取
られるわけではないしハンドル操作上まったく支障は無いのですが、
こういう印象は高級車では絶対見られないものです。軽量化のため
に?または何かの目的のため細かなアラ消しをしないのでしょう。

クルマと直接関係ないですが、ディーラーオプションナビ、ストラ
ーダについて。ストラーダ自体には不満は無いです。しかし納得で
きないことだらけです。

オーディオ音声がFM飛ばしのため音質が悪く、従って使い勝手も
悪いため、実質オーディオ機能は封印されたのと同じです。大容量
HDDやSDカードまで備えているのに宝の持ち腐れ。ストラーダのオー
ディオに期待されている方、ほぼ無理ですのであしからず。

本体設置場所が運転席シート下でDVDを再生する気分にならない。
だからせめてナビだけは100点満点を期待したのですが、音声案内
スピーカーが助手席下に設置されるため聴きづらく、音量は最大に
しています。助手席に座った人はうるさいと言っている。

以上のことは知識として事前に知っていました。が、とにかくスト
ラーダFクラスに舞い上がり選んでしまいました。

取り付け作業にも不満あり。取り付けマニュアルによると運転席の
シートを外すようなのですが、シートがちょっと汚れていたり、
運転席側ドアーランプのバルブがズレており納車時点で点灯してい
なかったり、一番びっくりは助手席サンバイザーの取り付け部が片
方外れていたこと。サンバイザーを下ろして初めて気付きました。
そして、運転席側のカウルサイドカバー(足元のドアのあたり)が
一部外れていました。これはすべて、ディーラーによるナビ取り付
け時のミスでしょう。

地デジはすばらしいです。都内はどこを走っても全く乱れません。
しかし、音声は必殺FM飛ばしですからご承知おきを。音声だけ乱
れるとき多々あり(笑)

オーディオは趣味や好みの範疇だから参考にならないと思いますが、
標準でも十分なレベルになったと思います。好きな音楽を気持ちよ
く聴くにあたり不満なし。マッキンは聴いたことがないのでそのス
ゴさは知りませんが、私には価格が高すぎると思います。

ここを総括すると、もし今買うとしたらメーカーOPナビを選び、
地デジチューナーは付けないでしょう。投資額に対しクルマでテレ
ビはさほど見ないからです。そんな金あったら家のテレビをはやく
薄型に買い換えたいです。

内装など細かいことを指摘しましたが、「クルマとしてはたいへん
気入っています」。他人のアウトバックのインプレッションを見て
いると、みなさん最後にこのようなコメントをしています。自分も、
なるほど同じだなと思いました。

憧れの高級車でもなく、とびきり速いクルマでもなく、デザインも
見飽きたクルマなのに不思議です。でもレガシィに憧れていました。
それがメディアや一部の熱狂的ファンによって演出されたイメージ
ではなく、期待どおりであったことは確かです。


●2008年12月 スタッドレス装着。16インチ。205/65R16
 ホイール:MANARAY SPORT・EURO SPEED SC
      (マナレイスポーツ・ユーロスピード SC)
 タイヤ:ブリヂストン ブリザックREV01
 


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