張家界〜珍道中記(其之一)
初めての中国。今、山東省の済南に住んでる友達のトコチャンに会いに行きました。
私が山好きな(というか「山じゃなかったら行かない」とダダをこねた・・・)ため、
張家界という、それまで聞いたこともないあやしげなところに行く事になりました。
しかもトコチャンとは現地集合。中国語といえば「ニイハオ」くらいしか知らない私・・・
不安だらけの出発でした。どんな旅になったのやら・・・
張家界の旅行記はトコチャンのちゃちゃいなちゃいなでもご覧いただけます!
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朝、関空より日本エアシステムJD235便で広州へ。広州からは中国南方航空CZ3383便で張家界へ。 広州での乗り継ぎ時間は2時間あったけど、巨大なリュック(登山用35L)を背負って、肩からはカメラバッグと水筒、とんでもない格好だったので身動きが取れず、早々にチェックインして国内線待合所でボケ〜っと過ごすことにしました。 待合所ではカップ麺の匂いが立ち込めていました。みんな巨大なカップ麺をおいしそうに食べてます。 私はキョーレツな匂いに吐きそうになってましたが・・・ 張家界行きのゲートの前には(中国の)旅行社の名前が入ったおそろいのバッグと帽子の団体がたくさん並んでいました。日本人らしき人は見当たらず。出発時間が過ぎても行き先表示出ず、と思ったらやっと出た。「海口」。なんで〜、違うや〜ん、って思ってたら、団体客が2つほど向こうのゲートに大移動。私と同じチケットを持っていたのでついて行ったら行き先は「大庸」。えぇ〜っ?私は何処に行けばいいのぉ〜??? でもみんなCZ3383のチケットを持ってたので、「もう、何処へでも行ってしまえ!」と思ってそのままついて行きました。(後で聞いたのですが、張家界は昔、大庸市だったそうです。そんなん知らんやん・・・)
おじさんに「ニモツ、ココ。」と言われて案内されると、地図売り場の前にある小部屋に私の巨大リュックが1つゴロンと横たわっていた。おっちゃん、日本語しゃべれるやん。このおっちゃんは空港係員か?と思ってたら、別のおじさん(ホンモノの係員)がやって来て、無事荷物受取り完了。 つたない英語で、ここで青島から来る友達を待ってる、と説明したけど全く通じず。さっき日本語をしゃべってた地図売りのおっちゃんに日本語で言ってみたけど、××。出発前にトコチャンからメールで「メモとペンは何か聞く時に便利。」とアドバイスされてたので「CZ3672、友人、入」と書いたら、あっさり通じた。やっぱり漢字の国ね。何か調べモノをしてた係員のおじさんが戻ってきて「ジュウハチ、ヨンジュウ、ハイル。」と言って両腕を広げて飛行機の格好をした。18:40に到着、ってことね〜!うーん、すご〜い。カンドー!! 地図売りのおっちゃんは「ドウゾ、オカケクダサイ。」と相変わらず日本語で、自分が座ってる椅子に座って待つように勧めてくれました。私に店番をせぃってか?? いやいや、そういう訳ではなく、次の飛行機が着くまではヒマだから座っててもいいよ、って感じでした。といいように解釈した私。このおっちゃん、 やたら片言の日本語で話し掛けてくるけど、それに答えるとさっぱりわからない様子。知ってる日本語を並べたおしてる様。 私もトコチャンが来るまで2時間ヒマだし、このおっちゃんに日本語を教えてあげる事にしました。「トイレハコチラデス。」「ニモツマダデス。コチラデオマチクダサイ。」などなど、なかなか優秀なおっちゃん。荷物受取り所とトイレの間を行ったり来たりして、覚えたばっかりの日本語を何度も繰り返して、かなりご満悦の様子。 そうこうしてるうちに、おっちゃんが友達が来たと(たぶん)知らせてくれました。なんでトコチャンだとわかるんやろ?って思っていると、トコチャンがやって来た。ナルホド。トコチャンは私と同じように帽子をかぶって巨大なリュックを背負っていたのでした・・・。トコチャンに、「このおっちゃんに世話になったから礼言うといて。」と頼むと、トコチャンは流暢な中国語でなにやらお礼を言ってくれました。 (このおっちゃんの後日談が「ちゃちゃいな」にあります) この日から3泊する森林公園内のホテル琵琶溪賓館へ、ホテルに依頼していた送迎車で向かいます。琵琶溪賓館は3つ星で、森林公園の中では最高級。日本人は安いホテルは予約できないらしく、やむを得ずここになってしまいました。 このホテルは数棟に分かれていて、中庭はちょっとした庭園風になっていました。桜の木があったので春はきれいんだろうね。部屋は標準間だったけどこぎれいでまあまあの広さでした。トイレのドアがちゃんと閉まらなかったけど。バスタブは付いてました。 結構遅い時間だったので、夕食はトコチャンが持ってきてくれたカップ麺。空港で買った例の地図を見ながら簡単に明日の作戦会議。明日は早起きしないといけないので、早々に就寝しました。
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早起き、のはずが前日の疲れもあってか8時を過ぎていました。それからごそごそ支度をして食堂に行くと朝食はもう終わっていました。仕方がないので、部屋で私は飛行機(JAS)で出たパンとチーズ、トコチャンは持ってきたビスケットを食べました。 ロビーに出ると人影はなし。宿泊客はほとんどツアー客らしく、早朝から出かけていったみたいです。あぁ、のん気な私達。 森林公園まではホテルから徒歩10分くらい。遊覧券(60元+保険料2元)をトコチャンに買ってきてもらい、ゲートを入ると若いにぃちゃんが近づいてきて「ガイドはいらないか。」と言ってきました。私はどうせ付いてもらっても何を言ってんだかさっぱりわからないので、トコチャンにまかせました。最初40元って言ってきたので「高い」と断ったら、いきなり20元になったので雇うことにしました(全てトコチャン訳)。何でも彼の自慢は中国語(標準語)が話せるということらしい。張家界の人の2/3は土家(トウチャ)族の人なんだそうです。
遊歩道の脇でリスを発見。日本ではシマリスやエゾリスを見たことがあるけど、中国のリスはコロコロ太っていてとてもぷりちーでした。 黄石寨てっぺんから金鞭渓まではきれいに整備された石段を歩いて降ります。約1時間半程。途中、ガイドが山の説明をしてくれるんだけど、私にはさっぱりわかりません。でも、説明してるポイントにはたいてい山の名前が書いてある石の看板があったのでなんとなくわかりました(五指峰やら南天一柱やら…英語もあります)。トコチャンはガイドとなにやら話をしてました。ちゃんと会話になってる。本人は「ぜんぜんわからん」って言ってたけど、私には流暢に話してるように見えたよ。歩いてると、カゴに乗らんか(と言ってたらしい)と何度もカゴ持ちのおじさんに言われた。2本の竹竿にカゴの椅子をくくりつけただけのなんとも乗り心地の悪そうな乗りもんでした。上下に激しく揺れてた。あんなに 土家族の小劇もやってました。まるで宇宙人のような(聞いたことあるんかい!?)歌声でした。 金鞭渓に着いたのがお昼過ぎ。お腹がすいたので昼食にしようって私達は言ってるのに、ガイドは「もうすぐ」とか言って、どんどん歩いて行きます。朝、パン1コだけだった私はブチ切れ。私はガイドに直接訴えられないので、トコチャンに八つ当たりしてしまいました。(ゴメンネ。) 2時前、金鞭渓の中間地点、紫草潭 でようやく昼食。 注文はトコチャンにおまかせ。土家族の名物きのこの炒め物、土家族の漬物みたいなの (日本の高菜の様)とお肉の炒め物。ご飯はパラパラでとてもじゃないけどそのままでは食べれません。スープをかけてふやかして食べました。「水加減、まちがってるんとちゃうん?」と叫ぶ私。何を言っても通じないと思って言いたい放題。(^_^;) ハエを左手で追い払いながらの食事を済ませると、金鞭渓の終点水繞四門までまた歩きます(約1時間)。 金鞭渓は奥入瀬渓流を思わせるような(ちょっと誉めすぎ?)美しい渓流です。が上を見上げると例のにょきにょき。不思議な景色です。 途中、ガイドは明日の事についてしきりに相談したがりました。といっても私にはなんのこっちゃ、わからないのでこれまたトコチャンにおまかせ。後で聞くと、琵琶溪に連泊するのは効率が悪いから山の中のホテルに泊まれ、だとか、明日のガイド料を車チャーター代込みでいくらだ(400元やったかいな?)とか言ってたらしい。そんなこと言われても、ホテル替えるのはめんどうくさいし、デポジットも払ってるので断りました。 水繞四門からホテルに帰るには、来た道を引き返すか車に乗るしかないということで、私達は迷わず後者を選びました。なんと、100元!高〜い!でもこれが相場らしく、交渉しても下がらないので仕方なく乗ることにしました。ガイドの言うように山で泊まった方が確かに効率がいいのね、でももう後の祭り… 翌日のガイドもホテルで手配できると予約した時にホテルの人が言ってたらしいので、断っちゃいました。ガイドのおにぃちゃんは寂しそうにしてたのでちょっと気の毒だったけど。 そんなこんなで、ホテルに到着。夕食はホテルで。ご飯は、山の上よりはマシだったけど、やはり硬い。また「汁かけご飯」です。 明日こそは早起きしなくちゃ、と早々に就寝しました。 |
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